Googleフォトの写真をすべてMacにダウンロードする方法
更新日:2022年01月17日
投稿日:2020年12月08日
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このページでは、Googleフォトの写真をすべてMacにダウンロードする手順を、図解を使って詳しく説明します。
手順の流れ
全体の手順が長くなってしまったので、まずは次のタイムラインを見て、大まかな流れをつかんでください。
①
「Googleデータエクスポート」で、アーカイブ作成のリクエスト
Googleフォトの複数の写真を1つのZIP形式のファイルに圧縮してダウンロードしますので、そのリクエストを行います。
②
アーカイブファイルのダウンロード
リクエストしたZIP形式のファイルが出来たらメールが来るので、ダウンロードします。
③
アーカイブファイルを展開(解凍)
ZIP形式のファイルを展開(解凍)して、どういったファイルが入っているかを見ていきます。
④
不要ファイルの削除
ZIP形式のファイルを展開したデータには写真以外のファイルも入っているので、使わない場合はこれを削除します。
「Googleデータエクスポート」で、アーカイブ作成のリクエスト
①
②
サイトが開いたら、以下の図で矢印が指し示してる【選択をすべて解除】の部分のチェックを外します。

③
画面を下にスクロールして、以下の図で矢印が指し示してる【Googleフォト】にチェックを入れます。

④
さらに画面を下にスクロールして、以下の図で矢印が指し示してる【次のステップ】のボタンをクリックします。

⑤
画面が切り替わって「②ファイル形式、エクスポート回数、エクスポート先の選択」というページになったら、次の①から④までを設定します。
- ①配信方法:【ダウンロードリンクをメールで送信】を選択
- ②頻度:【1回エクスポート】を選択
- ③ファイルの形式:【ZIP】を選択
- ④ファイルのサイズ:【50GB】を選択
以上を設定したら、⑤の【エクスポートを作成】をクリックします。

⑥
画面が切り替わって、ちょっとわかりにくいのですが、以下の図で矢印が指し示してるところに【Googleフォトのファイルのコピーを作成しています(以下略)】と表示されたら、ZIPアーカイブ作成の処理が実行しています。

⑦
また、以下のようなメールが届いて、ZIPアーカイブ作成の処理が実行していることが通知されます。

⑧
ZIPアーカイブのサイズによりますが、作成には数十分〜数時間かかることがあります。
完了したらメールが届くので、それまで気長に待ちましょう。
以下のような「Googleデータをダウンロードできるようになりました」というメールが届いたら、次の手順の【アーカイブのダウンロード】に進んで下さい。

アーカイブファイルのダウンロード
①
「Googleデータをダウンロードできるようになりました」というメールの、【ファイルをダウンロード】をクリックします。

②
Googleにログインする画面が表示されたら、IDとパスワードを入力して【次へ】をクリックして、ログインします。

③
以下のように「エクスポートの管理」という画面が表示されたら、ZIPアーカイブ作成のリクエストをした処理、以下の図では矢印が指し示してる【ダウンロード】をクリックします。

④
以下のようにファイル保存のダイアログボックスが表示されたら、「ダウンロード」フォルダなど適当な場所を指定してダウンロードをします。
ダウンロードが完了したら、引き続いて【アーカイブファイルを展開(解凍)】に進んで下さい。

アーカイブファイルを展開(解凍)
①
Finderを前面に表示して、ダウンロードしたZIP形式のダウンロードファイルを、ダブルクリックして展開(解凍)します。

②
アーカイブファイルのサイズによっては、展開に時間がかかるので、完了までしばらく待ちます。

③
展開が完了すると、以下の図のように【Takeout】というフォルダが作成されます。
では、この【Takeout】の中を見てみましょう。

④
【Takeout】の中は、以下の図のように【Googleフォト】というフォルダと、【アーカイブ概要.html】というファイルがあります。
【アーカイブ概要.html】には大したことは書いていないので、【Googleフォト】の中を見てみましょう。

⑤
【Googleフォト】の中は、以下の図のように年月日ごとにフォルダがあります。
では、どれでも良いのでフォルダの中を見てみましょう。

⑥
年月日のフォルダの中は、次の図のようになっています。
- ①ファイル本体:画像ファイルそのもの
- ②ファイル情報
- ③フォルダ情報

①ファイル本体は、以下のように画像そのものです。

②のファイル情報は、以下のように撮影場所やカメラの情報が書かれています。

③のフォルダ情報は、フォルダの作成日などの情報が書かれています。

【アーカイブファイルを展開(解凍)】の説明は、ここまでです。
アーカイブファイルを展開したデータには、ファイル情報やフォルダ情報のファイルが含まれているので、これらが不要な場合は削除する方法を、次の【
不要ファイルの削除】で説明しています。
不要ファイルの削除
macOSでは、「ターミナル」で実行可能なコマンドで、次の方法でファイルを削除することが出来ます。
find (フォルダを指定) -name "*.json" -delete
以下からは、このコマンドを使って、アーカイブ展開後に含まれるファイル情報とフォルダ情報のファイルを削除する手順を説明します。
①
Finderの【アプリケーション】-【ユーティリティ】の中にある、「ターミナル」をダブルクリックで起動します。

②
「ターミナル」が起動したら、以下のコマンドを入力しますが、Enterはまだ押さないようにして下さい。
find
findの後ろには半角スペースがあるので、忘れないようにしてください。

③
「ターミナル」の横に「Finder」を表示して、【Googleフォト】のフォルダを「ターミナル」のウインドウの中に、ドラッグ・アンド・ドロップします。

以下は、ドラッグ・アンド・ドロップした結果です。

④
ドラッグ・アンド・ドロップしたコマンドの後ろに、以下の文字を追加します。
-nameの前には、半角スペースがあります。
-name "*.json" -delete
確認したら、Enterキーを押して実行します。

⑤
削除するファイルサイズによりますが、完了まで数十秒ぐらいはかかるはずなので、以下のようにコマンドライン表示になって完了するまで待ちます。

⑥
Finderでフォルダの中から、不要ファイルの削除がされているかを確認して下さい。
以下の図では、削除された結果です。

コメント
記事ありがとうございます。
Typoかと思いますが、 delele ではないく、deleteですね
(X)-name “*.json” -delele
(O)-name “*.json” -delete
ご指摘ありがとうございます。
おかげで修正できました。
お恥ずかしい!