Parallels Desktop for Macで、仮想マシンのVMSファイルを削除する方法を紹介します。
削除には2種類あり、完全に削除と、一時的に削除がありますが、それぞれの違いやメリット・デメリットも紹介します。
なお、このページの内容は、以下の環境で検証しています。
macOSやParallelsのバージョンが違うと、画面や操作方法が一部異なる可能性があります。
アップルシリコンMac
項目 | 内容 |
---|---|
Mac機種 | MacBook Air (M1, 2020) |
macOS | macOS 12.1 Monterey |
Parallels Desktop for Mac | 17.1.1 (51537) |
Windows | Arm64版 Windows 11 Home |
仮想マシンを削除する2つの方法を比較
「② 一時的に削除」とか、使うときはあるの?
「① 永久に削除」だけで、十分な気がするんだけど?
普通に個人で使うときは、「① 永久に削除」だけで十分かもしれない。
でも、複数の人でMacを使うときは、通常使ってもいい仮想環境だけ表示させたい、といったことがあるかもしれない。
また、個人でも開発用のテスト環境の仮想マシンを複数作って、必要に応じて表示や非表示を切り替えたい、といったニーズもあるかもしれない。
②は、仮想マシンのファイルは消さない、「コントロールセンター」から非表示にする、ってことだね!
① 仮想マシンを永久に削除する方法
▶ Paralles Desktopを起動して、「コントロールセンター」を前面に表示します。
▶ ①削除したい仮想マシンを右クリックして、②表示された項目から「削除」を選択します。
▶ 削除の操作画面が表示されたら、ボタン「ゴミ箱に移動」をクリックします。
▶ コントロールセンターから、削除した仮想マシンが消えました。
しかし、ゴミ箱に移動しただけでは仮想マシンのファイルが残っているので、これを完全に削除します。
続けて以下の説明に進んでください。
▶ MacのDockから、「ゴミ箱」のアイコンをクリックします。
以下の図は、矢印のあたりの拡大図です。
▶ ゴミ箱の中身が表示されたら、さっき削除した仮想マシンのファイルを右クリックして、表示された項目から「すぐに削除…」を選択します。
以下の図は、矢印のあたりの拡大図です。
▶ 「〜を削除してもよろしいですか?(〜はファイル名)」と表示されたら、ボタン「削除」をクリックします。
▶ ゴミ箱の中身からも仮想マシンのファイルが消えたら、完全に削除が完了です。
② 仮想マシンを一時的に削除する方法
▶ Paralles Desktopを起動して、「コントロールセンター」を前面に表示します。
▶ ①削除したい仮想マシンを右クリックして、②表示された項目から「削除」を選択します。
▶ 削除の操作画面が表示されたら、ボタン「ファイルを保持する」をクリックします。
▶ コントロールセンターから、削除した仮想マシンが消えました。
ここまでで、仮想マシンを一時的に削除する方法は完了です。
続けて、削除した仮想マシンを復活させる方法を説明するので、以下の説明に進んでください。
▶ Parallels Desktopのメニューバーから、「ファイル」 → 「開く…」を選択します。
▶ ファイルを開く画面が表示されたら、①復活させたい仮想マシンのファイルを指定して、②ボタン「開く」をクリックします。
▶ コントロールセンターに仮想マシンが表示されたら、復活の完了です。
Parallels Desktopの現在の最新バージョンは、以下の2つの方法で購入可能です。
① 公式サイトでダウンロード版を購入(2週間の試用期間つき・30日間の返金保証)
② Amazonなどのネットショップやリアル店舗でパッケージ版を購入
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