M1 MacでCrossOverを使いMS-OfficeやJw_cadのWindowsアプリを動かしてみた

CrossOver アプリ
この記事は約8分で読めます。

M1 MacでWindowsアプリを使うには、現時点では「CrossOver」というアプリを使う必要があります。

このページではCrossOverのインストール方法と、広範囲でニーズが高いMicrosoft Officeと、CAD分野でニーズが高いJw-cadの対応状況を紹介します。

このページは、次の方向けに書いています
  • M1 MacでWindowsアプリを動かす方法を探している人
  • M1 MacでWindows版MS-OfficeやJw-cadが使えるかどうかを知りたい人

 

スポンサーリンク

CrossOverとはどんなアプリか?

CrossOverは2007年から、MacでWindowsアプリを動かすためのアプリとしてリリースされている、歴史があるアプリです。

MacでWindowsアプリを動かす方法としては、有名なParallelsやVMWareのように仮想環境を作る方法が多いですが、CrossOverはレイヤー方式でWindowsアプリを動かしています。

例えるなら、仮想環境は箱庭のイメージでしょうか。

箱庭なので、箱庭の中はWindowsほぼそのもので再現度は高いのですが、Windowsアプリを使うためには一旦箱庭を起動する必要があります。

箱庭

箱庭のイメージ

 

一方のレイヤー方式は箱庭を作らず、WindowsアプリとOSの間を仲介する中間アプリがあって、その中間アプリが同時翻訳しているイメージでしょうか。

同時通訳のイメージ

同時翻訳のイメージ

 

スポンサーリンク

CrossOverのメリット・デメリット

メリット

  • WindowsのOSのライセンス不要
  • 仮想環境方式よりもアプリの起動が速い
  • CrossOverは2週間の試用期間があるので、その間に使いたいアプリがちゃんと動くかどうかを確認することができる

デメリット

  • 料金が4,200円ほどかかる(2021年2月時点)
  • 最新のWindowsアプリは対応していないものが多く、古いバージョンが必要な場合がある
  • 仮想環境方式より対応していないアプリが多い
  • 仮想環境方式よりアプリの安定性は劣る
  • Windows APIなどWindowsを直接呼び出すプログラムは動かない

 

スポンサーリンク

CrossOver 20のインストール方法

  • ダウンロードページが開いたら、以下の①〜④まで操作を進めます。

    • ① OS:「macOS」を選択
    • ② Name:適当に入れます
    • ③ Email:メールアドレスを入れますが、セキュリティ上、日常的に使っている重要なメールアドレスではなく、サブで使っているようなメアド、いわゆる捨てアドがいいでしょう
    • ④ DOWNLOAD TRIAL NOW:①〜③まで選択・入力できたら、このボタンをクリックします

    CrossOver20のダウンロードページ

  • 以下のようにZIPファイルをダウンロードする画面が表示されたら、適当な保存場所、たとえば「ダウンロード」フォルダを指定して、ボタン「保存」をクリックします。

    MacでZIPファイルのダウンロード

  • ZIPファイルがダウンロード出来たら、ダブルクリックして展開(解凍)します。

    MacでダウンロードしたZIPファイル

  • ZIPファイルを展開(解凍)して出来た「CrossOver」というアイコンのファイルが、インストール用のアプリです。

    このアイコンをダブルクリックして実行します。

    MacでZIPファイルを展開して出来たCrossOverインストールアプリ

  • ファイルを開くときに、以下のようなセキュリティの確認画面が表示されます。

    表示されたら、「開く」をクリックします。

    Macでファイルを開くときの確認画面

  • 以下のように、「アプリケーションフォルダーに移動しますか?」と聞かれたら、「移動する」のボタンをクリックします。

    CrossOverのアプリ移動の確認画面

  • 以下のように、「CrossOver 体験版」の画面が表示されたら、「今すぐ体験版を使用する」をクリックします。

    CrossOverのライセンス確認画面

  • 以下のように「Windowsアプリケーションをインストール」と表示されたら、CrossOverのインストールは完了です。

    続けて、Windowsアプリのインストール方法の説明になります。

    CrossOver20の基本画面

スポンサーリンク

Windowsアプリのインストール方法

  • CrossOverを起動して、「Windowsアプリケーションをインストール」のボタンをクリックします。

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

  • 以下のように「インストールするアプリケーションを選択する」と表示されたら、矢印が指し示している部分にアプリの名前を入力します。

    ここでは、定番のテキストエディタの「Mery」と「秀丸」を、それぞれ入力してみます。

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

  • 入力したアプリの情報が表示される場合は、インストールして使えるかどうかの参考情報となりますが、最終的には実際にインストールして自分で判断するようにしてください。

    「Mery」と「秀丸」では、次のような情報が表示されました。

    • Mery:使用可能な機能の制限
    • 秀丸:問題なく実行

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

     

    「問題なく実行」ではない場合は、インストールに失敗したり、使用中にエラーが出ることがあるので、避けるのが無難です。

    ということで、ここでは無難な「秀丸」をインストールしてみます。

    画面右下の「継続」をクリックします。

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

  • 以下のように「インストールする準備ができています」と表示されたら、右下の「インストール」をクリックします。

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

  • インストール中に何らかの確認画面が表示される場合があるので、そのときは画面の指示に従って進めます。

    ちなみに秀丸の場合は、以下の確認画面が表示されたので、「はい」をクリックして続けます。

    秀丸のインストール確認画面

  • 以下のようにインストール完了の画面が表示されたら、右下の「完了」をクリックします。

    CrossOverでWindowsアプリをインストールする

  • CrossOverの基本画面で、表示されたアイコンをダブルクリックすると、該当のアプリが起動します。

    CrossOverでWindowsアプリ「秀丸」を起動する

  • 以下のように、見慣れた秀丸が起動しました。

    Windowsで使い慣れたアプリをMacでも使いたい人には、選択肢の一つにしてもいいんじゃないでしょうか?

    ちなみに、WindowsアプリからMacのユーザフォルダ(書類やデスクトップなど)は、読み書きが可能です。

    M1 MacのCrossOverで起動している秀丸エディタ

 

スポンサーリンク

Microsoft Officeの対応状況は?

以下の図は、CrossOver 20上で動かしている、「Office 2007」に含まれる「Excel 2007」と「Access 2007」です。

CrossOverで動いている「Excel 2007」と「Access 2007」

 

WindowsのAPIを呼び出すようなマクロやプログラムは使えないので注意が必要ですが、そこまで深く使い込まなければ問題なさそうです。

 

また、「Microsoft Office」の各バージョンについては、インストール時のアプリ情報では以下のように表示されました。

Officeのライセンスを持っていて、CrossOverの導入を考えている人は、参考にしてください。

Office の2007から標準ファイル形式が「xls → xlsx」などと変わっていますので、CrossOverで使うなら「Office 2007」か「Office 2010」がおすすめです。

昔のファイル形式で良ければ、「Office 2000」か「Office 2003」がおすすめです。

バージョン 対応状況
365 インストールしない
2016 インストール可能、ただし動作しない
2013 インストール可能、ただし動作しない
2010 問題なく実行
2007 全く問題なく実行
2003 問題なく実行
2002(XP) インストールしない
2000 全く問題なく実行
97 インストールしない

 

スポンサーリンク

CADアプリの「Jw_cad 7.11」も使えました

Windowsの無料のCADアプリ「Jw_cad 7.11」も使えました。

インストールするときのアプリ情報では、以下の表示が出ました。

jw_cad

 

以下は、実際に起動したところです。

CrossOverで動いている「jw_cad」

 

 

このページの記事は、ここまでです。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました