Macの「メモ」をエクスポートする方法を4つ紹介とおすすめ

Apple Notes Export
この記事は約13分で読めます。

Macの「メモ」をエクスポートする方法を4つ紹介します。

さらに各方法の内容の比較や、具体的な操作方法も図解を使いながら詳しく説明するので、どの方法がいいか迷っている人の参考になると思います。

なお、以下の説明は次の環境で行っています。

macOSのバージョンによっては多少違いがありますので、あらかじめご了承ください。

  • macOS Big Sur 11.4
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Macの「メモ」をエクスポートする方法一覧

方法 内容
①「メモ」の標準機能
  • Mac標準機能
  • PDF形式
  • メモ1つのみエクスポート
②アプリ「Notes Exporter」
  • 無料アプリ
  • OS X 10.8 Mountain Lion以降
    (但し、古いOSバージョンだと
    画像がスキップされる)
  • アプリ公式サイトから入手
  • 拡張子txtのhtml形式
  • 画像はbase64でエンコードして
    htmlに埋め込み
  • PDF等の添付ファイルは非対応
  • メモ一括エクスポート可能
③アプリ「Exporter」
  • 無料アプリ
  • macOS 10.12 Sierra以降
  • Mac App Storeから入手
  • 拡張子mdのMarkdown形式
  • 画像やPDF等は別フォルダに保存
  • メモ一括エクスポート可能
④「スクリプトエディタ」
  • Mac標準機能
  • 対応バージョン不明
    (但し、古いOSバージョンだと
    画像がスキップされる)
  • 拡張子htmlのhtml形式
  • 画像はbase64でエンコードして
    htmlに埋め込み
  • PDF等の添付ファイルは非対応
  • メモ一括エクスポート可能

 

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① 「メモ」の標準機能でエクスポート

▶ アプリ「メモ」で、エクスポートしたいメモを選択します。

Macの「メモ」で、PDF保存

 

▶ メニューバーから、「ファイル」-「PDFとして書き出す…」を選びます。

Macの「メモ」で、PDF保存

 

▶ ファイル名や保存場所を指定して、ボタン「保存」をクリックします。

Macの「メモ」で、PDF保存

 

▶ 保存が完了すると、一般的なPDFファイル形式なので、「プレビュー」などで表示ができます。

PDFなので、画像の表示やレイアウトは完璧に再現されています。

Macの「メモ」で、PDF保存

 

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② アプリ「Notes Exporter」でエクスポート

▶ 以下のリンクをクリックして、「Notes Exporter」公式サイトのダウンロードページを開きます。

 

▶ ページが開いたら、ボタン「Download」をクリックしてダウンロードをします。

Macアプリ「Notes Exporter」公式サイト

 

▶ ダウンロードしたアプリはZIP形式で圧縮されているので、ダブルクリックして展開(解凍)します。

Macアプリ「Notes Exporter」のZIP

 

▶ 展開(解凍)するとアプリアイコンが表示されるので、これをFinderのフォルダ「アプリケーション」に移動します。

Macアプリ「Notes Exporter」のアプリ本体

 

▶ アプリをフォルダ「アプリケーション」に移動したら、ダブルクリックして起動します。
その際に、macOSのバージョンによってはセキュリティの関係でパスワードの入力などを要求されるので、その場合は画面の表示内容に従って進めてください。

Macアプリ「Notes Exporter」を起動

 

▶ アプリ「Notes Exporter」が起動したら、ボタン「Choose Export Location」をクリックして保存場所を設定する画面を呼び出します。

Macアプリ「Notes Exporter」でエクスポート操作

 

▶ 適当な保存場所を指定してから、ボタン「Export Here」をクリックします。

Macアプリ「Notes Exporter」でエクスポート操作

 

セキュリティの関係で確認画面が表示されたら、画面の表示に従って進めてください。

Macアプリ「Notes Exporter」でエクスポート操作

 

▶ エクスポート中は「Exporting」と表示されてカーソルがぐるぐる回っているので、完了するまでしばらく待ちます。

Macアプリ「Notes Exporter」でエクスポート操作

 

▶ エクスポートされたファイルは、保存場所に指定したフォルダの中に、メモ1つにつき1つのhtml形式の”拡張子txt”のテキストファイルで保存されています。

Macアプリ「Notes Exporter」でエクスポート操作

 

▶ 画像ファイルはbase64という形式でエンコード(暗号化)されて、htmlに埋め込まれています。
「テキストエディット」などのテキストエディタで表示すると暗号化された状態になっています。
このままだと内容がわかりませんが、拡張子の”.txt”を”.html”に変えて「Safari」や「Google Chrome」などのWebブラウザで開くと、画像として表示されます。

テキストエディットで表示

画像がbase64でエンコードされたhtmlファイルの表示

Safariで表示

画像がbase64でエンコードされたhtmlファイルのSafari表示

 

▶ ちなみに、Mac OS X 10.10 Yosemite以降であれば、複数のファイルを選択して一括して拡張子を変更することができます。

ファイル拡張子の一括変更の手順
  • Finderで複数のファイルを選択します。

    MacのFinderで、ファイル拡張子の一括変更

  • 選択したファイルで右クリックメニューを表示して、「名称変更…」を選択します。

    MacのFinderで、ファイル拡張子の一括変更

  • 「名称変更」の設定画面が表示されたら、次のように設定をします。

    • テキストを置き換える
    • 検索文字列:.txt
    • 置換文字列:.html

    設定したら、ボタン「名前を変更」をクリックします。

    MacのFinderで、ファイル拡張子の一括変更

  • 拡張子変更の確認画面が表示されたら、①「すべてに適用」にチェックを入れてから、②ボタン「”.html”を使用」をクリックします。

    MacのFinderで、ファイル拡張子の一括変更

  • 拡張子がhtmlに変更されました。

    MacのFinderで、ファイル拡張子の一括変更

 

▶ 拡張子がhtmlになっていれば、ダブルクリックでWebブラウザで内容表示できますし、FinderのQuickLook機能で内容をプレビュー表示できます。
まとめて拡張子を変更しておきましょう。

 

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③ アプリ「Exporter」でエクスポート

▶ 以下のリンクをクリックして、Mac App Storeから「Exporter」をインストールします。

 

▶ Finderで、フォルダ「アプリケーション」の中にある「Exporter」をダブルクリックして起動します。

Macのアプリ「Exporter」を起動

 

▶ アプリ「Exporter」が起動したら、真ん中のダウンロードボタンをクリックして保存場所を設定する画面を呼び出します。

Macのアプリ「Exporter」で、エクスポートの実行

 

▶ 適当な保存場所を指定したら、ボタン「Export Here」をクリックします。
セキュリティの関係で確認画面が表示されたら、画面の表示に従って進めてください。

Macのアプリ「Exporter」で、エクスポートの実行

 

▶ エクスポート中は進行状況が円グラフで表示されるので、完了するまでしばらく待ちます。

Macのアプリ「Exporter」で、エクスポートの実行中の画面

 

▶ エクスポートが完了すると、Finderにフォルダが表示されます。

Macのアプリ「Exporter」で、エクスポートの実行完了後にFinderでファイル表示

 

▶ エクスポートされたフォルダ・ファイルは、次の構成になっています。
メモのフォルダ階層は再現されていますが、メモ本文と画像・PDF等が別々に保存されています。

  • メモ本文:Markdown形式のテキストファイル
  • 画像:フォルダ「images」内に保存
  • PDFなどの添付ファイル:フォルダ「attachments」内に保存

Macのアプリ「Exporter」で、エクスポートの実行完了後にFinderでファイル表示

 

▶ 元のメモと、エクスポートされたMarkdown形式のファイルを比較してみます。

元のメモ

Macの「メモ」の内容表示画面

Markdown

Macの「メモ」をMarkdownでエクスポートした内容表示画面

 

▶ Markdown形式だと画像等が確認できないので、Markdown形式の表示に対応している「Typora」といったアプリを使うと、画像を埋め込んだイメージで表示ができます。

以下は、Typoraで表示したところです。
元のメモに近いイメージで表示できているのではないでしょうか。

Macのアプリ「Typora」でMarkdownを表示したところ

 

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④ 「スクリプトエディタ」を使ってエクスポート

この方法は、Mac標準アプリ「スクリプトエディタ」の使い方に慣れている中級者以上のユーザ向けなので、手順は簡単な説明にします。

▶ アプリ「スクリプトエディタ」を起動して、以下のスクリプトを貼り付けて、適当な名前を付けて保存します。

set exportFolder to (choose folder) as string

-- Simple text replacing
on replaceText(find, replace, subject)
    set prevTIDs to text item delimiters of AppleScript
    set text item delimiters of AppleScript to find
    set subject to text items of subject
    
    set text item delimiters of AppleScript to replace
    set subject to "" & subject
    set text item delimiters of AppleScript to prevTIDs
    
    return subject
end replaceText

-- Get an HTML file to save the note in.  We have to escape
-- the colons or AppleScript gets upset.
on noteNameToFilePath(noteName)
    global exportFolder
    set strLength to the length of noteName
    
    if strLength > 250 then
        set noteName to text 1 thru 250 of noteName
    end if
    
    set fileName to (exportFolder & replaceText(":", "_", noteName) & ".html")
    return fileName
end noteNameToFilePath

tell application "Notes"
    
    repeat with theNote in notes of default account
        
        set noteLocked to password protected of theNote as boolean
        set modDate to modification date of theNote as date
        set creDate to creation date of theNote as date
        
        set noteID to id of theNote as string
        set oldDelimiters to AppleScript's text item delimiters
        set AppleScript's text item delimiters to "/"
        set theArray to every text item of noteID
        set AppleScript's text item delimiters to oldDelimiters
        
        if length of theArray > 4 then
            
            -- the last part of the string should contain the ID
            -- e.g. x-coredata://39376962-AA58-4676-9F0E-6376C665FDB6/ICNote/p599
            set noteID to item 5 of theArray
        else
            set noteID to ""
        end if
        
        if not noteLocked then
            
            set fileName to ("[" & noteID & "] " & (name of theNote as string)) as string
            set filepath to noteNameToFilePath(fileName) of me
            set noteFile to open for access filepath with write permission
            set theText to body of theNote as string
            write theText to noteFile as Unicode text
            
            close access noteFile
            
            tell application "Finder"
                
                set modification date of file (filepath) to modDate
            end tell
        end if
        
    end repeat
    
end tell

出典:How to backup Apple Notes on macOS, using Automator

 

▶ 以下の図は、スクリプトエディタでスクリプトを実行した結果の画面です。

Macの「スクリプトエディタ」の画面

 

▶ スクリプトの実行によってエクスポートされたファイルは、保存場所に指定したフォルダの中に、メモ1つにつき1つのhtml形式のテキストファイルで保存されています。
画像ファイルはbase64という形式でエンコード(暗号化)されて、htmlに埋め込まれていますが、すでにファイルの拡張子がhtmlとなっているので、ダブルクリックでWebブラウザで内容表示できますし、FinderのQuickLook機能で内容をプレビュー表示できます。

Macの「メモ」を、「スクリプトエディタ」でhtml出力したファイル一覧

 

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結局、どれがおすすめ?

以上、4つの方法をそれぞれ見てきました。

方法 保存形式 一括
エクスポート
画像 添付ファイル
①「メモ」の標準機能 PDF
②アプリ「Notes Exporter」 html base64
エンコードで
html埋め込み
③アプリ「Exporter」 Markdown 別フォルダ保存 別フォルダ保存
④「スクリプトエディタ」 html base64
エンコードで
html埋め込み

結論ですが、アプリ「メモ」のエクスポートにはどれがおすすめでしょうか?

Markdown形式に慣れている人は、③がベストです。

また、慣れていない人もこの機会に慣れるという手もあります。

次点のおすすめとしては、②や③となります。

 

このページの記事は、ここまでです。

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