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アップル純正「メモ」アプリに不満がある人は、アプリ「UpNote」を試してみよう

【Parallels Desktopお買い得情報】
アプリ「UpNote」 アイコン
更新日:2023年12月26日

投稿日:2023年12月20日
この記事は約18分で読めます。

MacやiPhoneでアップル純正「メモ」アプリを使っている人は多いですが、「もうちょっとこの部分は何とかならないかな?」と思ったことはないでしょうか?

そういった方には、最近話題になることが多くなったアプリ「UpNote」を強くオススメします。

筆者は実際に「UpNote」をしばらく使って純正「メモ」アプリから移行したので、どういった点で「UpNote」が気に入ったかを紹介します。

ちなみに、純正「メモ」アプリから「UpNote」へのデータ移行は、次の記事で紹介しています。

このページの情報は、Mac・iPhone・iPadユーザを前提として説明しています。

ただし、Windows・Androidユーザでも同様に活用することができます。

この記事のポイント

今、こんなことを感じてるアップル純正「メモ」ユーザーに、「UpNote」を試して欲しい

  • Mac/iPhone/iPadだけでなく、Windows/Androidでもデータ同期して使いたい
  • 純正「メモ」アプリの動作の軽さは捨てたくないが、細かいところの使い勝手は改善して欲しい
  • 純正「メモ」アプリにWebクリップをした時に、タイトルやurlリンクだけでなく、本文も含めて欲しい

目次(TOC)
  1. 【A】 「UpNote」って、どんなメモアプリ?
    1. ① 概要
    2. ② 今なぜ「UpNote」が注目されているのか?
    3. ③ 対応OSバージョン
    4. ④ 料金プラン
  2. 【B】 「UpNote」を使ってみて、純正「メモ」より気に入った点
    1. ① 表(テーブル)機能
    2. ② 編集 – 基本機能
      1. (1) スラッシュメニューで表作成や書式設定が可能(Notionもどき)
      2. (2) マークダウン記法で入力可能
      3. (3) “/date”入力で今日の日付や時刻が入力できる
      4. (4) 添付した画像の表示サイズが大・中・小と個別に設定できる
      5. (5) 添付したPDFファイルが画面内でスクロールできる(Mac/Windows)
      6. (6) 添付したPDFや画像にApple Pencilなどで書き込みできる
      7. (7) 「折りたたみ可能なセクション」が作成できる
      8. (8) ノート間リンクは”[[”で一覧表示から選択
      9. (9) ノート内の特定の見出しにリンクが張れる
      10. (10) Mac/Winのファイル・フォルダ・アプリへのリンクが張れて、ファイル編集の結果が反映される
      11. (11) マークダウン形式でクリップボードにコピーして、WordPressなどにペーストできる
    3. ③ 編集 – 支援機能
      1. (1) 編集画面の横に目次や文字数が表示できる
      2. (2) 不要な編集を避けるために、デフォルトで編集ロックに設定できる
      3. (3) Webクリップで内容が保存される
      4. (4) Keep-Window-on-Top機能
      5. (5) 過去の履歴が簡単に表示できて復元も可能
      6. (6) 文書のテンプレートが作成できる
    4. ④ ノート管理機能
      1. (1) ノートブックの表紙にアイコンを表示できる
      2. (2) ノートブックのリストから特定のフォルダを非表示に設定できる
      3. (3) 特定のノートのクイックアクセスとピン留めが使い分けられる
  3. 【C】 「UpNote」を使ってみて、純正「メモ」の方が良いと思った点
  4. まとめ
    1. (1) アプリ「UpNote」を使ってみよう、という方は
    2. (2) 純正「メモ」アプリから「UpNote」へのデータ移行も検討中の方は
  5. 当ページの更新履歴
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【A】 「UpNote」って、どんなメモアプリ?

① 概要

ひとことで言うと、アップル純正「メモ」アプリをもっと使いやすくして、Mac/iPhone/iPadに加えてWindows/Android間でも、純正「メモ」アプリ並みの早さでデータ同期できるようにしたメモアプリです。

マルチプラットフォームで使えるメモアプリと言うと「Evernote」や「OneNote」がありますが、これらは同期が遅く失敗することもしばしばです。

メモをインプットする前に同期完了するまでじっくり待って書き始めるために、メモを取ろうという気力も無くなってしまいます。

「UpNote」ではこういったことがないので、外出先やちょっとした空き時間で、熟成中のアイデアメモの追記がサクッとできるのが素晴らしいです。

アプリ「UpNote」の使いやすさについては、このあと具体的に説明するので、そちらを読んでください。

アプリは、公式サイトやApp Storeなどで入手可能です。

② 今なぜ「UpNote」が注目されているのか?

今まで10年ほどの間、マルチプラットフォームのメモアプリの定番は「Evernote」でした。ところが、最近「Evernote」から別のメモアプリへ移行する人が増えています。

その原因は、ここ数年間にかけて使用感の低下・サブスク料金の値上げ・無料プランの実質廃止によるためです。

ちなみに、「UpNote」では「Evernote」のデータのインポートをサポートしています。

筆者は試していませんが、国内・海外のEvernoteユーザのSNSを見てみると、ノート数千~1万4千をインポートした結果では、体感できるような速度の低下は見られないようです。

Q : UpNoteは、何千ものEvernoteがインポートしたメモを速度を落とすことなく処理できますか?

A: EN(Evernote)からUpNoteに13,718ノートをインポートしました。それらの多くは、ウェブクリップ(たくさんの画像を含む)またはPDFファイルです。これまでのところ、UpNoteはまだすべてのプラットフォームで私にとって美しく振る舞っています。目立った遅れのない検索、ナビゲーション。これまでのUpNoteのパフォーマンスにワクワクしています。

それはENよりも絶対に速いです。先週、食料品店でレシピを引き出したかった。私は以前にENでそれをやったことがあります – そして、それはとても遅かったので、いつもそれをしなければならないことを恐れています…しかし、UpNoteで私はかなりショックを受けました – 私は検索にいくつかの単語を入力し、それは私が探していたものに私を連れて行きました。(約14,000のノートでも)。

Can upnote handle thousands of Evernote imported notes without slowing down? : UpNote_App (reddit.com)

③ 対応OSバージョン

以下の表を見るとわかるように、「UpNote」はかなりの古いバージョンのOSにも対応しています。

古くて使わなくなったデバイスでも、ちょっとしたメモ帳代わりに「UpNote」用としての再利用にもオススメです。

OS対OS応バージョンOSリリース年月
MacHigh Sierra 10.13以上2017/6
iPhoneiOS 13.0以上2019/9
iPadiPadOS 13.0以上2019/9
WindowsWindows 10以上2015/7
AndroidAndroid 5.0以上2014/11
Linux詳細はリンク先の公式サイトインストールガイドにて
上記は2023年12月20日の時点の情報

④ 料金プラン

無料プランではできることが限られてしまうので、まずは1-2ヶ月サブスクで使ってみて、気に入ったら買い切りにプラン変更することをオススメします。

項目プレミアム無料
メモ上限無し最大50個
デバイス間の同期✖️
表作成やファイル添付などの多彩な編集機能✖️
上記は2023年12月20日の時点の情報
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【B】 「UpNote」を使ってみて、純正「メモ」より気に入った点

① 表(テーブル)機能

以下の表は、純正「メモ」アプリにはない機能を使って作成したものです。

他にも「UpNote」独自の表機能はありますが、ここでは省略します。

  • (1) セル幅を変更できる
  • (2) セル結合ができる
  • (3) セル内文字のセンタリングができる
  • (4) セルの背景色が指定できる
  • (5) セル内に画像 が表示できる
アプリ「UpNote」 表(テーブル)のサンプル

② 編集 – 基本機能

アプリ「UpNote」には便利な編集機能が数多くありますが、その中でも私が使っていて「これは便利だ!」と思ったポイントを挙げていきます。

(1) スラッシュメニューで表作成や書式設定が可能(Notionもどき)

これは、今までNotion を使ったことがある人には、おなじみの機能です。

「スラッシュメニュー」とは、ノートの編集画面で”/”を入力したときに表示されるポップアップメニューのことを言います。

「スラッシュメニュー」のメリットは、具体的な操作方法がうろ覚えでも、とりあえず”/”を入力すると、出来ることが一覧で表示されることです。

以下からは、具体例として表を挿入する操作方法を説明します。

▶︎ ノートの編集画面で、/キーを入力します。

なお、この際に日本語入力が英数となっている必要があります。

Mac JISキーボード

▶︎ スラッシュメニューが表示されたら、項目「表」を選択します。

アプリ「UpNote」 スラッシュメニュー

▶︎ 図のように、テーブル作成のサブメニューが表示されます。

ここでは例として、「4×4」を選択してみます。

アプリ「UpNote」 スラッシュメニュー

▶︎ 図のように、テーブルが挿入されました。

上記の方法以外に、”/table”とコマンド入力して表を挿入する方法もあります。

コマンドを覚えている場合は、こちらの方が効率が良いでしょう。

アプリ「UpNote」 スラッシュメニュー

(2) マークダウン記法で入力可能

「マークダウン記法」とは、HTMLをベースとした文書記載形式のことを言います。

メリットとしては、次のような点があります。

  • 汎用性のあるフォーマットなので、複数アプリ間でデータコンバートが容易
  • テキストベースなので、データ容量が軽く、アプリで表示する時も動作が速い
  • 文字入力する際に、マークダウン用の文字を追加入力するだけなので、キーボードから手を離す必要がない

以下からは、例として番号なしリストを挿入する操作方法を説明します。

▶︎ ノートの編集画面で、を入力します。

アプリ「UpNote」 マークダウン記法

▶︎続けて、半角スペースを入力すると、番号なしリストに変換されます。

アプリ「UpNote」 マークダウン記法

(3) “/date”入力で今日の日付や時刻が入力できる

▶︎ ノートの編集画面で、”/date”コマンドを入力します。

アプリ「UpNote」 /dateコマンド

▶︎ ポップアップメニューから、適切な日付や時刻を選択します。

アプリ「UpNote」 /dateコマンド

(4) 添付した画像の表示サイズが大・中・小と個別に設定できる

以下の図のように、画像を添付したときは、表示サイズを「小・中・大」から選べます。

それとは別に、右下の矢印をドラッグすると、任意の表示サイズに拡大・縮小ができます。

こういった表示サイズは、個々の画像で設定が可能です。

アプリ「UpNote」 添付画像の設定

(5) 添付したPDFファイルが画面内でスクロールできる(Mac/Windows)

アップル純正「ノート」では、macOS 14 SonomaやiOS/iPadOS 16から、添付したPDFがスクロール表示できるようになりました。

これはこれで便利なのですが、上記のOSより古いバージョンでは対応していないのに不便を感じる時がありました。

これに対してアプリ「UpNote」では、古いバージョンのMac/WindowsでもPDFのスクロール表示が可能です。

ただし、iPhone/iPad/Androidでは添付ファイルのリンクとしか表示されないので、今後のバージョンアップに期待したいところです。

【Mac/Windowsの場合】

アプリ「UpNote」 添付PDFの表示

【iPhone/iPad/Androidの場合】

アプリ「UpNote」 添付PDF

(6) 添付したPDFや画像にApple Pencilなどで書き込みできる

添付したPDFや画像を外部アプリ「プレビュー」で表示できることはもちろん、Apple Pencilで書き込みを行ったり、キーボードで文字を追加(マークアップ)することができます。

これらの操作は、Mac/Windowsだけでなく、iPhone/iPad/Androidでも可能です。

アプリ「UpNote」 添付PDF

(7) 「折りたたみ可能なセクション」が作成できる

WordPressで言うところの「アコーディオン表示」のセクションが作成できます。

このセクションは、タイトルをクリックすると内容が表示・非表示が切り替えられます。

スラッシュメニューから「折りたたみ可能なセクション」を選択するか、”/collaps…”コマンドを入力し始めると作成できます。

【スラッシュメニュー】

アプリ「UpNote」 折りたたみ可能なセクション

【/collaps…コマンド】

アプリ「UpNote」 折りたたみ可能なセクション

ノートの編集画面で”[[”を入力すると、すべてのノートのタイトルが一覧表示されるので、そこからタイトルを選択すると、ノート間リンクが作成できます。

アプリ「UpNote」 ノート間リンク

以下は、作成したノート間リンクです。

もちろん、リンクをクリックすると該当ノートが表示されます。

アプリ「UpNote」 ノート間リンク

作成されたリンク先のノート、つまり被リンクのノートでは、「情報サイドバー」の見出し「このノートへのリンク」から、リンク元のノートが確認できます。

アプリ「UpNote」 ノート間リンク

前項の「ノート間リンク」と似た機能ですが、こちらはノート内の特定の見出しにリンクが張れます。

アップル純正「ノート」でも「ノート間リンク」は張れますが、こちらの機能はありません。

見出しへのリンクの張り方ですが、以下の手順で行います。

▶︎ リンクを張りたい見出し部分で右クリックメニューを表示して、項目「リンクをここにコピー」を選択します。

アプリ「UpNote」 ノート内の見出しリンク

▶︎ ノートのリンクを貼り付けたい部分で「ペースト」します。

この操作は、右クリックメニューでも、キーボードショートカットのcommand ⌘ + V のどちらでも構いません。

アプリ「UpNote」 ノート内の見出しリンク

▶︎ 図のように、見出しが表示されてリンクが作成できました。

アプリ「UpNote」 ノート内の見出しリンク

これに似たような機能としてPDF・画像・ファイルの添付がありますが、こちらはPDF等を直接添付するのではなく、リンクを張るだけです。

リンクが張れるのは、MacやWindowsの中に保存してあるファイル・フォルダ・アプリが対象です。

リンクの張り方ですが、以下の手順で行います。

なお、ここではMacのやり方のみ紹介します。

▶︎ Finderでリンクを張りたいファイル・フォルダ・アプリのリンクをフルパスでクリップボードにコピーします。

やり方としては、次の2つがあります。

  • ① 右クリックメニュー
  • ② キーボードショートカット

【① 右クリックメニュー】

Finderで、キーボードのoption ⌥キーを押したまま、ファイルやフォルダで右クリックメニューを表示して、項目「”〜ファイル名〜”のパス名をコピー」を選択します。

Mac Finder ファイルのパス名をコピー

【② キーボードショートカット】

Finderで、キーボードショートカット ⌥ option + ⌘ command + Cのキーを同時に押下します。

▶︎ アプリ「UpNote」のノートで、リンクを挿入したいところでリンク挿入のコマンドを実行します。

やり方としては、次の2つがあります。

  • ① “/link”コマンド
  • ② キーボードショートカット

【① “/link”コマンド】

“/link”コマンドを入力し始めると作成できます

アプリ「UpNote」 リンクの挿入

【② キーボードショートカット】

Finderで、キーボードショートカット ⌘ command + Kのキーを同時に押下します。

▶︎ リンク挿入の画面が表示されたら、項目「題名」「リンク」にクリップボードにコピーしたリンクをペーストします。

以下の図では「題名」「リンク」と同じ内容を入力していますが、「題名」はわかりやすい名称に変更してもOKです。

アプリ「UpNote」 リンクの挿入

▶️ 図のようにリンクが挿入されたら完成です。

このリンクをクリックすると、リンク先のファイル・フォルダ・アプリが表示・起動されます。

アプリ「UpNote」 リンクの挿入

(11) マークダウン形式でクリップボードにコピーして、WordPressなどにペーストできる

これは、WordPressでブログを書いている人向けの機能です。

アプリ「UpNote」で作成した内容は、「マークダウン形式」でクリップボードにコピーできます。

アプリ「UpNote マークダウン形式でクリップボードにコピー

WordPressの投稿編集画面でペーストすると、見出しなどが反映された形で貼り付けられます。

アプリ「UpNote マークダウン形式でクリップボードにペースト

ちなみに、WordPressでいきなり下書きを書き始める方法もありますが、アプリ「UpNote」である程度完成度を高めた下書きを上記の方法でコピペすると、ネットワークがつながっていない環境でも下書きが作成できます。

また、WordPressで随時データ保存する手間が省けます。

③ 編集 – 支援機能

(1) 編集画面の横に目次や文字数が表示できる

ノートの画面に表示される情報アイコンiをクリックすると、サイドバーに「情報」「単語数」「目次」が表示されます。

アプリ「UpNote ノートの情報

「情報」の見出しでは、「作成日時」「更新日時」「同期日時」が表示されます。

アプリ「UpNote ノートの情報

「単語数」の見出しでは、文字数などが表示されますが、ノート内の一部分が選択中の場合は、選択中の文字数/全体の文字数、といった表示になります。

アプリ「UpNote ノートの情報

「目次」の見出しでは、H1〜H6で入力された部分が自動的に見出しとして表示されます。

この見出しをクリックすると、該当する部分にノートがスクロールされて表示されます。

アプリ「UpNote ノートの情報

(2) 不要な編集を避けるために、デフォルトで編集ロックに設定できる

アプリ「UpNote」の設定画面で、ノートの画面が表示されたときに、デフォルトで編集可能・不可を設定できます。

この設定はアプリ全体の設定ですが、デフォルトで編集可能・不可を設定した上で、個別のノートでも設定できるとなお良いと思います。

アプリ「UpNote 編集ロック

(3) Webクリップで内容が保存される

アップル純正「メモ」アプリでは、Webサイトのクリップをすると、以下の図のようにサイトのURLリンクとタイトルとアイキャッチ画像がクリップされます。

iPhone 純正「メモ」アプリ

この方法だとコンテンツの本文がないので、本文を確認するためにWebブラウザを開く手間がかかります。

本文も保存しておきたい場合は、わざわざコピーアンドペーストで追加するか、他に「Pocket」などのアプリ・サービスを使う必要がありました。

これに対し、アプリ「UpNote」では以下の図のように本文もクリップしてくれます。

iPhone 「UpNote」アプリ

(4) Keep-Window-on-Top機能

これは、Mac/Windowsでアプリ「UpNote」を最前面に表示しておく機能です。

Webサイトや他アプリを参照しながら、アプリ「UpNote」を編集するときに、便利な機能です。

Mac 「UpNote」アプリ

(5) 過去の履歴が簡単に表示できて復元も可能

デフォルトで過去50回までの履歴が表示できて、特定のポイントに復元することができます。

Mac 「UpNote」アプリ バージョン履歴
Mac 「UpNote」アプリ バージョン履歴

(6) 文書のテンプレートが作成できる

繰り返し作成するノートでは、あらかじめ見出しなどを作成した上で、「テンプレート」として使うことができます。

以下は、新規ノートを作成した直後の画面で、「テンプレート」の選択画面を表示したところです。

Mac 「UpNote」アプリ 文書のテンプレート

④ ノート管理機能

ノートブックとは、複数のノートをまとめたもので、アップル純正「メモ」アプリでは「フォルダ」と呼んでいます。

Mac 「UpNote」アプリ 基本画面

以下のような便利な機能があるので紹介します。

(1) ノートブックの表紙にアイコンを表示できる

ノートブックの表紙の色を変更できる以外に、あらかじめ用意された画像、さらに自分でアップロードした画像が使用できます。

特に、自分でアップロードした画像に設定しておくと、ひと目でどんな内容なのかわかって便利です。

Mac 「UpNote」アプリ 基本画面

(2) ノートブックのリストから特定のフォルダを非表示に設定できる

これは、すでに処理済みの作業のノートブックで、削除はしたくないが画面をスッキリさせるために非表示にしたい、といったときに使えます。

Mac 「UpNote」アプリ 基本画面

(3) 特定のノートのクイックアクセスとピン留めが使い分けられる

似たような機能ですが、次のような違いがあります。

機能サイドバーノートブック内の表示使い分けの例
クイックアクセス常に表示される特に決まっていない後からイレギュラーで参照したいノート
ピン留め表示されない一番上現在進行形の作業のノート
Mac 「UpNote」アプリ 基本画面

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【C】 「UpNote」を使ってみて、純正「メモ」の方が良いと思った点

「UpNote」で致命的に使いにくいところはありませんが、次の点はアップル純正「メモ」の方が使いやすいので、将来的には改善を期待したいです。

  • メモをノートブック(フォルダ)への移動がドラッグ&ドロップできない
  • 添付した画像やPDFの中の文字認識OCR機能がないので検索対象とできない

逆に言うと、そこぐらいしか不満点はありません。

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まとめ

この記事を読んで興味を持った方は。。。

(1) アプリ「UpNote」を使ってみよう、という方は

以下の公式サイトから各OSの「UpNote」をダウンロード・インストールして使ってみてください。

アプリ「UpNote」 公式サイト ダウンロードページ

使い方の詳しいマニュアルも公式サイトにありますが、英語版のみなので、Webブラウザで日本語に翻訳して読むことをおすすめします。

以下はSfariとGoogle Chromeで日本語に翻訳したものですが、割と自然な日本語になっていて、普通に読むことができます。

UpNoteユーザーガイド

【Safariで日本語に翻訳】

アドレスバーから「日本語を選択」

Safari 日本語に翻訳

【Google Chromeで日本語に翻訳】

本文中で右クリックメニューから「日本語に翻訳」

Google Chrome 日本語に翻訳

(2) 純正「メモ」アプリから「UpNote」へのデータ移行も検討中の方は

以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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