Mac用の主な圧縮・展開ソフトの機能比較と、パターン別のおすすめを紹介

MacでZIP形式などのアーカイブを圧縮・展開するアプリで、代表的なものを比較します。

メリット・デメリット・料金についても説明するので、ニーズによってどのアプリがおすすめかも紹介します。

目次(TOC)

① 主な圧縮・展開ソフトの一覧とメリット・デメリット

	① アーカイブユーティリティ	② Keka	③ BetterZip	④ ZIPANG	⑤ MacWinZipper 有料版
入手先・価格	・macOSに付属	・公式サイト ¥0 ・Mac App Store ¥700	・公式サイト約¥4,000	・公式サイト ¥0	・公式サイト ¥2,500
対応OSバージョン	–	・10.4 Tiger以上	・10.4 Tiger以上	・10.9 Mavericks以上	・10.9 Mavericks以上
メリット	–	・圧縮・展開の操作が簡単・複数の圧縮形式が選択可能・日本語表示	・RAR圧縮も可能	・圧縮・展開の操作が簡単・日本語表示	・圧縮・展開の操作が簡単・日本語表示
デメリット	・Mac専用データが付加されてしまう・文字化けすることがある	・RAR圧縮はできない	・多機能すぎて使いこなすのは難しい・費用がかかる(30日間の試用期間あり) ・日本語表示なし	・ZIPの圧縮・展開に限られる	・ZIPの圧縮・展開に限られる・費用がかかる

以下、各ソフトの入手先のリンク

① アーカイブユーティリティ
- macOSに付属
② Keka
- 公式サイト：Keka – macOSのファイルアーカイバ
- Mac App Store：Keka – Mac App Storeで入手
  - 機能的に差異はなし。下段は開発者様サポートの趣旨
③ BetterZip
- 公式サイト：BetterZip 5 – MacItBetter
④ ZIPANG
- 公式サイト：ZIPANG | L’sStyle
⑤ MacWinZipper有料版
- 公式サイト：MacWinZipper – ティダ

さらに、①②③については、当サイトで使い方説明の記事があります。

① アーカイブユーティリティ

② Keka

③ BetterZip

	① The Unarchiver	② StuffIt Expander
入手先・価格	・公式サイト ¥0 ・Mac App Store ¥0	・Mac App Store ¥0
対応OSバージョン	・10.4 Tiger以上	・10.11 El Capitan以上
メリット	・展開の操作が簡単・対応アーカイブ形式が多い・日本語表示	・展開の操作が簡単・複数のアーカイブ形式に対応
デメリット	・なし	・日本語表示なし

以下、各ソフトの入手先のリンク

さらに、①については、当サイトで使い方説明の記事があります。

① The Unarchiver

以下、ソフトの入手先のリンク

MacとWindowsでアーカイブをやりとりする場合は、Mac標準の「アーカイブユーティリティ」を使うと、Mac専用のデータが追加されたり、文字化けするといったトラブルが起きる場合があります。

このページで紹介したソフトでは、そのあたりの対応がされています。

と言うことで、パターン別のオススメの圧縮・展開ソフトは次のようになります。

パターンAについて、少し補足します。

ZIP限定の場合は「④ ZIPANG」がシンプルで使いやすいです。

一方、ZIP以外の圧縮もする場合や、ZIP以外の展開もカバーしたい場合は、「② Keka」がオススメです。