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Parallels Desktop 19と18の違い、新機能、アップグレード料金、さらに18ユーザーはアップグレードすべきか?

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MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】

Mac Parallels Desktop 18 19 Upgrade
更新日:2023年12月16日

投稿日:2023年08月23日
この記事は約7分で読めます。

macOS Sonoma 14のリリースにあわせてParallels Desktop 19がリリースされましたが、18ユーザーはアップグレードすべきでしょうか?

結論から言うと、今の18を使い続けて不具合が出たらアップグレードをオススメします。

このページでは、その理由を説明します。

以下のリンクは当ページの姉妹記事で、バージョン17から18へのアップグレード時のものです。

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Parallels Desktop 19と18の機能的な違い(新機能)

バージョン19では、CADアプリを使っているユーザには、以下の③が改善される可能性があります。

それ以外のユーザは、機能的にはほぼ大きな変更はありません。

メーカーであるParallels社の発表のバージョン19の新機能としては、次の①〜③の3つです。

  • ① 最新のAppleシリコンMacや、macOS Sonoma 14に最適化
    • M1シリーズ:M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra
    • M2シリーズ:M1、M2 Pro、M2 Max、M2 Ultra
  • ② Touch IDによるWindowsのサインイン(ログイン)
  • ③ OpenGL 4.1の対応
    • CAD関連アプリの対応強化:ArcGIS CityEngine 2023、Vectorworks Vision 2023、VariCAD、Deswik.CADなど

(参考資料:Parallels公式サイトでのバージョン19の新機能紹介ページ

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Parallels Desktop 19と18の対応OSの違い

一つ前のバージョンアップの17から18へはほぼ同じでしたが、今回の18から19へは大きく変わっています。

以下からは、ホストOS(Parallels DesktopをインストールするMacのmacOS)、ゲストOS(Parallels Desktop内にインストールするWindows OS)について、説明しています。

ここでは、バージョン19と18の比較に加えて、参考として17の対応OSも記載しています。

ホストOS

以下のmacOSが稼働しているMacにインストール可能です。

Macの機種別にどのmacOSが稼働可能かは、以下の記事で確認できます。

以下から、AppleシリコンMacとインテルMacと分けて説明します。

注記が書かれた背景が黄色い部分は、メーカーが公式にはサポートしていませんが、個人的に検証して動作確認が取れたものです。(使用にあたっては自己責任で)

背景に色がついてない部分は、メーカーが公式にサポートしているものです。

AppleシリコンMac

macOSParallels 19Parallels 18Parallels 17
Sonoma 14.x14.0以降14.0 以降
注記1
14.0 以降
注記1
Ventura 13.x13.4以降13.0 以降13.0 以降
注記1
Monterey 12.x12.6以降12.4 以降12.0 以降
Big Sur 11.x***11.6.7 以降11.1 以降
*** : Big Sur 11.xでParallels 19のインストーラを実行すると、Parallels 18のアプリ本体がインストールされます。

インテルMac

macOSParallels 19Parallels 18Parallels 17
Sonoma 14.x14.0以降14.0 以降
注記2
14.0 以降
注記2
Ventura 13.x13.4以降13.0 以降13.0 以降
注記2
Monterey 12.x12.6以降12.4 以降12.0 以降
Big Sur 11.x***11.6.7 以降11.1 以降
Catalina 10.15***10.15.7 以降10.15.7 以降
Mojave 10.14.x***10.14.6 以降10.14.6 以降
High Sierra 10.13.x10.13.6 以降
*** : Big Sur 11.x ~ Mojave 10.14.xでParallels 19のインストーラを実行すると、Parallels 18のアプリ本体がインストールされます。

注記1、注記2

メーカーのParallelsでは、Ventura 13.xが稼働しているMacでは、Prallels Desktop 18を使うことを推奨しています。

(バージョン17はVentura 13.xに最適化されていない為)

ここからは、実験報告です。

試しに、Ventura 13.xが稼働しているM1 Macに、Parallels Desktop 17をインストールしてみたところ、以下の警告が出たもののインストールできました。

Parallels Desktop 17

Windows 11もインストールできました。

Parallels Desktop 17

ゲストWindows OS

以下のゲストWindows OSがParallels Desktop内にインストール可能です。

AppleシリコンMac

ゲストOSParallels 19Parallels 18Parallels 17
Windows 11

インテルMac

macOSParallels 19Parallels 18Parallels 17
Windows 11
Windows 10

インテルMacと組み合わせたParallels 18.0.2以前/17.1.4以前までは、以下のWindowsがサポート対象です。

(Parallels 18.1.0以降/17.1.5以降は対象外)

  • 8.1
  • 8
  • Server 2022
  • Server 2019
  • Server 2016
  • Server 2012 R2
  • 7 (SP0-SP1)
  • Server 2008 R2 (SP0-SP2)
  • Vista (SP0-SP2)
  • Server 2003 R2 (SP0-SP2)
  • XP (SP0-SP3)
  • 2000 Professional SP4
  • 2000 Server SP4
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Parallels Desktop 18から19へアップグレードにかかる料金

Parallels Desktopでは買い切り版と年間サブスク版がありますが、ここでは買い切り版の前提で説明します。

アップグレードする場合

アップグレードする場合は、Parallels公式サイトで購入する必要があります。

標準価格は、12,700円です。(ただし、キャンペーンで20-30%オフの時もあり)

以下のリンクをクリックすると、公式サイトの購入ページにジャンプします。

新規ライセンスを購入する場合

Parallels公式サイト、またはAmazonなどのネット通販や家電量販店で購入ができます。

標準価格は、公式サイトで12,700円です。(ただし、どちらもキャンペーンで20-30%オフの時もあり)

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まとめ

以上、Parallels Desktop 18を19にアップグレードすべきかどうかを説明しました。

とりあえず18を使い続けて、問題が起きてから19にアップグレードを検討で良いと思います。

当サイトでは、Paralles Desktopの関連記事を多数アップしています。

Parallelsにこだわる必要がなければ、無償で使える「VMware」や「VirtualBox」を使うという選択肢もあります。

以下のリンクは、こういった「仮想環境アプリ」についての関連記事です。

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当ページの更新履歴

  • 2023/12/16更新
    • アイコンを変更しました。
    • タイトルや本文の表現を調整しました。
  • 2023/8/23
    • 最初の公開

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