Mac向けのVMware Fusionの無償版をダウンロードする方法を説明します。
最新版だけでなく、バージョン12.0以降の各過去バージョンもダウンロードが可能です。
VMware Fusionはバージョン12.0から非商用の個人使用に限って無償で使用できるようになりました。
① 事前準備
実際にVMware Fusionをダウンロードする前に、あらかじめ次の2つの準備をしておく必要があります。
①-(1) ダウンロード対象のバージョンの調査
次の4つの要因により、VMware Fusionのバージョンによって使用可能な状況が複雑に変わってきます。
- Mac種類:AppleシリコンMac(M1/M2/M3など)、インテルMac
- VMware Fusion:VMware Fusionのバージョン
- ホストOS:Mac本体のmacOSのバージョン
- ゲストOS:仮想環境上でのWindowsバージョン、macOSバージョン
以下は例です。
- AppleシリコンMacは、以下の状況で使用可能。
- VMware Fusion:バージョン13.0以降
- ホストOS:macOS 12 Monterey以降
- ゲストOS:Windows 11以降使用可能、macOSは使用不可
以下の記事では、このあたりのことを一覧表を使って説明していますので、あらかじめどのバージョンのVMware Fusionをダウンロード・インストールするかを決めておいてください。
①-(2) VMwareアカウントの作成(アカウントがない場合)
VMware FusionはVMware社の公式サイトでダウンロードしますが、無償使用ライセンスを登録するには「VMwareアカウント」が必須となります。
以前に旧バージョンを使っていたなどで、既に「VMwareアカウント」を持っている人は作成する必要はありません。
持っていない人は、次のリンク先の記事を参考にして、「VMwareアカウント」を作成してください。
持っているかどうかわからない人は、とりあえずリンク先で紹介しているサイトにアクセスして、サインインSIGN IN(ログイン)できるかどうか確認してみてください。
② VMware Fusionのダウンロード方法
ダウンロードは次の2つの方法があります。
メリット・デメリットも併記しますので、どちらを使うかを決めてください。
No | 方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
②-(1) | VMware Fusionの製品トップページからダウンロード | その時点の最新版がワンタッチでダウンロードできる | 過去のバージョンを選択してダウンロードはできない |
②-(2) | 「VMwareダウンロードセンター」からダウンロード | 任意の過去のバージョンを選択してダウンロードできる | 上段の方法と比べて操作手順が増える |
②-(1) VMware Fusionの製品トップページからダウンロード
▶︎ 以下のリンクをクリックして、VMware Fusionの製品トップページにアクセスします。
▶︎ 図のように製品トップページが表示されたら、左下のタイトル「Fusion 13 Pro(macOS 12以降)」の下にある、文字リンク「今すぐダウンロード」をクリックします。
ちなみに、「Fusion 13 Pro」と表記されていることから無償版ではないのでは?と思うかもしれませんが、有償版のProと無償版は同じものがダウンロードされて、ライセンス認証が違うだけなので、問題ありません。
▶ ファイルのダウンロード(保存)の操作画面が表示されたら、適当なダウンロード場所を指定して、ボタン「保存」をクリックします。
ファイルはdmg形式のイメージファイルで保存されます。
▶ 図では、dmg形式のイメージファイルが保存できました。
②-(2) 「VMwareダウンロードセンター」からダウンロード
▶︎ 以下のリンクをクリックして、「VMwareダウンロードセンター」にアクセスします。
このリンクでは、現時点で最新のバージョン13のダウンロードページが開くようになっています。
▶︎ ダウンロードセンターが開いたら、次の操作を行います。
- ① 必要に応じて画面左上のドロップダウンリスト「Select Version」でバージョンを変更する
- ② リンク文字「GO TO DOWNLOADS」をクリック
▶︎ 図のように、タイトル「Download Product」の画面が表示されたら、必要に応じてドロップダウンリスト「Select Version」のバージョンを選択・変更します。
デフォルトでは最新のバージョンが表示されていますが、過去のバージョンが選択できます。
▶︎ バージョンを選択したら、ボタン「DOWNLOAD NOW」をクリックしてダウンロードを実行します。
▶︎ 図のように「VMwareカスタマーコネクト」のユーザIDとパスワードの入力画面が表示されたら、あらかじめ作成しておいた「VMwareアカウント」に関するそれぞれを入力してから、ボタン「SIGN IN」をクリックします。
▶︎ 図のように英語の使用契約書が表示されたら、承諾のチェックを入れてから、ボタン「ACCEPT」をクリックします。
▶ ファイルのダウンロード(保存)の操作画面が表示されたら、適当なダウンロード場所を指定して、ボタン「保存」をクリックします。
ファイルはdmg形式のイメージファイルで保存されます。
▶ 図では、dmg形式のイメージファイルが保存できました。
まとめ
この後、VMware Fusionのインストールと初期設定を行う場合は、次の記事を参考にしてください。
記事はバージョン13をもとに書いていますが、バージョン12以降ならいずれのバージョンも同様に操作が可能です。
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当ページの更新履歴
- 2023/11/30
- 最初の公開
コメント
13.5.2よりFusion Proが個人向けに無償利用が可能となりました。
バージョンアップ後にライセンスファイルを消せと書いてありましたが、以下がそれだったようです。
/Library/Preferences/VMware Fusion/license-fusion-13*
バージョンアップ、該当ファイル削除後に起動するとProとなります。
https://www.mikeroysoft.com/post/convert-player-to-pro/
コメントありがとうございます。
Yahoo!ニュースでVMwareの方針変更を知り、びっくりしています。
当サイトのコンテンツもリライトしなくては。