Macのクリップボード機能は、直近の1つのデータしか保存できません。
このページでは、クリップボード機能を拡張できる複数のアプリを紹介して、メリット・デメリットとおすすめを掲載しています。
アプリの一覧と比較
ここでは3つのアプリを紹介しています。
アプリ名 (クリックすると各説明 にジャンプします) |
メリット | デメリット |
①Pasta |
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②Paste |
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③CloudClip Manager |
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オススメですが、
- テキストのみ履歴管理できれば良い人は③
- それ以外の人は①の無料版
となります。
②は画面が非常に特徴があり、ハマる人にはハマると思いますが、履歴の一覧画面でiPhoneは縦スクロールで見やすいのですが、Macでは横スクロールが微妙にわずらわしいのがマイナスポイントと個人的には思いました。
また、①はiCloudに対応してませんが、「ユニバーサルクリップボード」経由でiPhone/iPadのコピー情報を持って来られますので、特にデメリットには感じませんでした。
- 参考記事
①Pasta
以下のリンク先でMac App Storeから入手できます。
このアプリの特徴は、図のように履歴一覧がポップアップ画面で表示されることです。
任意の履歴を右クリックするとメニューが表示されるので、コピーなどのアクションが選べます。
②Paste
以下のリンク先でMac App Storeから入手できます。
このアプリの特徴は、図のように履歴一覧がカード状に画面の下に表示されることです。
履歴一覧は横スクロールできます。
任意の履歴で右クリックするとメニューが表示されて、コピーやクイックルックなどのアクションが選べます。
また、タグ分けのように任意のピン留め領域に登録することもできます。
iPhone/iPad用アプリは、図のように履歴一覧でテキストや画像の内容も表示されて見やすいです。
任意の履歴をタップするとクリップボードにコピーしたりピン留めしたりといったアクションが表示されます。
③CloudClip Manager
以下のリンク先でMac App Storeから入手できます。
このアプリの特徴は、図のように履歴一覧がメニューバーに表示されることです。
任意の履歴を選択するとクリップボードにコピーされた状態になるので、その直後にアプリでペーストすると貼り付けができます。
ちなみに、履歴一覧の左側のアイコンの意味ですが、丸印はローカルで取得、三本バーはiCloud経由で取得したデータです。
履歴の上限数は、「Options」-「Clip Limit」で設定できます。
まとめ
クリップボード履歴拡張アプリは使う人の好みが出てくると思いますので、このページで紹介した3種類のアプリを実際に試してみてください。
余談ですが、Windows 10では2018年からクリップボード履歴が標準機能で使えるので、Macもそろそろ標準搭載されても良いと思うのですが。
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