Macにノートンのセキュリティソフト「ノートン360 for Mac 体験版」をインストールする方法を紹介します。
インストールに必要な手順の流れ、ノートンアカウントの作成から、体験版のダウンロード・インストールについて、全体的に渡って説明します。
なお、この記事を書いている2023年7月時点では、ノートン360 for Macの対応OSは、macOS Yosemite 10.10以上です。
このページの内容は、以下の環境で検証しています。
- OS:macOS Ventura 13.4.1
- 端末:MacBook Air(M1, 2020)
- ブラウザ:Safari 16.5.1
- ノートンアプリ:ノートン360 for Mac 8.8.5(macOS Yosemite 10.10以上必要)
体験版インストールの流れ
① ノートンアカウントの作成
ノートン製品を使うためには、製品版だけでなく体験版であっても、「ノートンアカウント」を持っている必要があります。
以前に何らかのノートン製品を使ったことがある人は、「ノートンアカウント」を持っている可能性が高いです。
既に「ノートンアカウント」を持っている人は、次の章の「② ノートン360 for Mac 体験版のダウンロード」に進んでください。
初めてノートン製品を使うので「ノートンアカウント」を持っていない人は、まず以下の記事をもとに「ノートンアカウント」を作成してください。
(あらかじめ「ノートンアカウント」を作っておく理由は、その方が操作手順がシンプルでわかりやすいからです。)
② ノートン360 for Mac 体験版のダウンロード
▶︎ 以下のリンクをクリックして、ノートン公式サイトの無料体験版のダウンロードページを開きます。
▶︎ 以下のようにページが開いたら、ボタン「30日間無料体験版を申し込む」をクリックします。
▶︎ 図のように、製品の一覧が表示されたら、無料体験版をダウンロードしたい製品のボタン「無料体験版はこちら」をクリックします。
ここでは説明の例として、「ノートン360スタンダード」の「1年版」をクリックしてみます。
▶︎ 図のように、見出し「アカウント情報を入力する」と表示されたら、「ノートンアカウント」に登録済みのメールアドレスを入力してから、ボタン「次へ」をクリックします。
「ノートンアカウント」は、体験版・製品版に関わらず、ノートン製品を使う場合には必須になります。
▶︎ 図のように、「サインイン」と表示されたら、表示されているメールアドレスでサインイン(=ログイン)するので、ボタン「続行する」をクリックします。
▶︎ 図のように、パスワードの入力画面が表示されたら、「ノートンアカウント」に登録済みのパスワードを入力してから、ボタン「サインイン」をクリックします。
▶︎ 図のように、「必要事項を確認・入力の上、お手続きをお済ませ下さい。」と表示されたら、最初に表示される見出し「その他の製品とサービス(任意)」から、追加で購入したい製品があれば追加します。
今回は「ノートン360体験版」を使いたいだけなので追加せず、見出し「支払い情報を入力する」をクリックして内容を表示させます。
▶︎ 図のように、見出し「支払い情報を入力する」の内容が表示されたら、名前や住所などの他にクレジットカード情報も入力します。
入力したら、最後に画面下にあるボタン「次へ」をクリックします。
このボタンをクリックすると、入力もれやミスをチェクしてくれます。
なお、ここで入力したクレジットカード情報は、体験版の試用期間30日が経過すると自動的に料金の引き落としに利用されて、引き落とし後に体験版が製品版に切り替わります。
もしも、試用期間の経過後に製品版の切り替えをしたくない場合は、以下の章でやり方を説明しています。
▶︎ 図のように、見出し「注文詳細の確認」が表示されたら、使用許諾契約の行にチェックを入れてから、黄色いボタン「同意して無料体験版を開始する」をクリックします。
▶︎ 図のように、「ノートンLifeLockライセンスをご購入いただき、ありがとうございます。」と表示されたら、黄色いボタン「ダウンロード」をクリックします。
▶︎ 図のように、アプリのダウンロード画面が表示されたら、ダウンロードしたいアプリを選択してから、黄色いボタン「次へ」をクリックします。
以下の画面では2つのアプリが表示されていますが、ここではノートン360のMac版にあたる「N360 on Mac」を選んでいます。
▶︎ 図のように、「ダウンロードの準備が整いました」と表示されたら、左側の黄色いボタン「同意してダウンロードする」をクリックします。
クリックすると、ダウンロードが開始されます。
▶︎ ダウンロードが完了したら、ダウンロード先を確認します。
そうすると、以下のように「ノートン360のインストール」というアプリが、フォルダ「Install Norton 360」の中に保存されているはずです。
インストール方法は、引き続き次の章で説明します。
③ ノートン360 for Mac 体験版のインストール
▶︎ 前章までで既にダウンロードしてある、アプリ「ノートン360 のインストール」をダブルクリックして起動します。
▶︎ 図のように、アプリを開く確認画面が表示されたら、ボタン「開く」をクリックします。
“ノートン360のインストール”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてよろしいですか?
▶︎ 図のように、「マイノートン – インストール」というタイトルの画面が表示されたら、黄色いボタン「インストールする」をクリックします。
▶︎ インストーラが実行されると、図のように進捗画面が表示されるので、次の操作を要求されるまで待ちます。
▶︎ 図のように、タイトル「ノートン360のインストール」という画面が表示されたら、Macでアプリをインストールするときに使うユーザ名とパスワードを入力した上で、ボタン「ヘルパーをインストール」をクリックします。
▶︎ 引き続き、インストールの進捗画面が表示されたら、次の操作が要求されるまで待ちます。
▶︎ 図のように、タイトル「インストールが正常に完了しました」と表示されたら、Macの再起動を行います。
再起動の前に、未保存のファイル等があれば保存した上で、黄色いボタン「再起動する」をクリックします。
▶︎ Macが再起動されると、タイトル「システム拡張機能を許可する」という画面が表示されているはずなので、黄色いボタン「設定を開く」をクリックします。
なお、Macの右下に図のような「リスクにさらされています」という画面が表示されますが、これはこの後の設定を完了すると表示されなくなるので、無視するか、左上の赤い✖️ボタンを押して閉じてください。
▶︎ 図のように、「拡張機能がブロックされました」と表示されたら、セキュリティ設定を行うので、ボタン「システム設定を開く」をクリックします。
▶︎ 図のように、「システム設定」の画面が開いたら、画面右側の列を下にスクロールして、以下の項目を見つけます。
- アプリケーション”ノートン360″のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。
見つかったら、右側のボタン「許可」をクリックします。
▶︎ 図のように、タイトル「プライバシーとセキュリティ」という設定変更画面が表示されたら、パスワード入力やTouch IDなどで許可を行います。
▶︎ 元の「システム設定」の画面に戻ったら、読み込みがブロックされた旨の表示が消えているかと思います。
消えていることを確認したら、画面左上の赤いボタンをクリックして、「システム設定」の画面を閉じます。
▶︎ 元のノートン360の画面に戻り、黄色いボタン「続行する」をクリックします。
▶︎ 図のように、タイトル「ネットワーク監視の許可」と表示されたら、黄色いボタン「続行する」をクリックします。
▶︎ 図のように、「”Norton 360″がネットワークコンテンツのフィルタリングを求めています」と表示されたら、ボタン「許可」をクリックします。
▶︎ 元のノートン360の画面に戻り、タイトル「フルディスクアクセスを許可する」と表示されたら、黄色いボタン「設定を開く」をクリックします。
▶︎ 図のように、「システム設定」の画面が開いたら、画面右側の列を下にスクロールして、以下の項目を見つけます。
- ノートン システム拡張機能
見つかったら、右側にあるスライドスイッチをクリックして、状態を「オン」に切り替えます。
▶︎ スライドスイッチをクリックすると、図のようにタイトル「プライバシーとセキュリティ」という設定変更画面が表示されたら、パスワード入力やTouch IDなどで許可を行います。
▶︎ スライドスイッチが「オン」に切り替わったら、アプリ「システム設定」の左上にある赤いボタンをクリックして閉じます。
▶︎ 元のノートン360の画面に戻り、黄色いボタン「終了」をクリックします。
以上で設定は完了です。
▶︎ 画面が切り替わって、「マイノートン」に状態が表示されます。
図のように、見出し「デバイス向けセキュリティ」の中に「保護されています」と表示されていれば、ノートン360でMacが保護されていることが確認できます。
確認できたら、画面左上の赤いボタンをクリックして閉じます。
閉じた状態でも、ノートン360はバックグラウンドで動いてMacを保護しています。
▶︎ 「マイノートン」を開きたいときは、Macのメニューバーに表示されているアイコンをクリックします。
以下の2つの図は、Macのメニューバーの部分の拡大図です。
まとめ
以上、「ノートン360 for Mac 体験版」のインストール方法について説明しました。
コメント