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Macの「写真」アプリのライブラリを外付けHDDに移動できない?やり方を詳しく解説

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アップルの「写真」アプリのアイコン
更新日:2023年05月20日

投稿日:2021年12月31日
この記事は約8分で読めます。

Macの「写真」アプリのフォトライブラリを、外付けHDDやSSDに移動する方法を紹介します。

アップルの公式サイトにも説明がありますが、このページではスクリーンショット付きでわかりやすく説明します。

このページは、以下のmacOSバージョンで作成しています。

  • macOS 12 Monterey

他のバージョンでは、画面のデザインや操作方法が一部異なる場合があります。

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フォトライブラリを外付けHDD/SSDに移動するメリット・デメリット

メリットデメリット
  • Mac内蔵ドライブの容量が節約できる
  • 「写真」アプリ使用時には、
    外付けドライブを接続する必要がある
  • 「写真」アプリの起動や使用時の速度は、
    遅くなる場合が多い
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① フォトライブラリの保存場所・名称・サイズを確認する

「写真」アプリのフォトライブラリは、デフォルトの設定ではMac内蔵SSD/HDDに保存されています。

この後の作業に備えて、ここではフォトライブラリの次の情報を確認しておきます。

  • a) 保存場所
  • b) 名称
  • c) サイズ

▶ Finderで、「アプリケーション」フォルダの中にある「写真」アプリを起動します。

Mac Finder アプリケーション
クリックで拡大表示

▶ 「写真」アプリが起動したら、メニューバーから「写真」 -> 「環境設定…」を選びます。

Mac写真.app
クリックで拡大表示

▶ 「環境設定」の画面が表示されたら、画面上部のタブが「一般」となっていることを確認してから、項目の「ライブラリの場所」の表示内容を確認します。

以下の図では、次の情報が確認できます。

項目確認内容
a) 保存場所「yamafd」 -> 「ピクチャ」のフォルダの中
b) 名称写真ライブラリ
c) サイズこの段階では、わかりません
Mac写真.app
クリックで拡大表示

▶ フォトライブラリのサイズを確認するために、「環境設定」の画面のボタン「Finderに表示」をクリックします。

Mac写真.app
クリックで拡大表示

▶ Finderで、フォトライブラリのファイルが選択された状態で表示されます。

Mac Finder
クリックで拡大表示

▶ ファイルのサイズを確認するには、次のいずれかの操作を行って「情報」の画面を表示します。

  • キーボードを使って、command ⌘ + I キーを押す
  • Finderで、ファイルの右クリックメニューを表示して「情報を見る」を選択する

【キーボード】

Mac JIS キーボード
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【Finder】

Mac Finder
クリックで拡大表示

▶ 図のように「情報」の画面が表示されると、ファイルのサイズが確認できます。

以下の図では57.81GBと表示されているので、将来的に写真が増えても保存容量が100GBぐらいあれば、しばらくは問題はなさそうです。

保存容量についてはユーザーごとに判断が変わってくるので、自分の状況に合わせて判断してください。

クリックで拡大表示

以下の図は矢印のあたりの拡大図です

クリックで拡大表示

▶ ここまででフォトライブラリの「保存場所・名称・サイズ」がわかったら、次の説明に進んでください。

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② 外付けHDDやSSDを用意する

▶ 事前に確認したフォトライブラリの現在のサイズや将来のサイズにあわせて、外付けHDDやSSDを用意します。

▶ 既にMacで使っているHDD/SSDは別として、買ったばかりのHDD/SSDはWindows専用の「NTFS形式」のフォーマットになっている場合が多いです。

そこで、ここからはMac専用の「HFS+形式」でフォーマットする手順を紹介します。

やり方がわからない人だけ、この後の読み進めてください。

やり方が分かる人やフォーマット済みのひとは、次の「③ フォトライブラリを外付けHDDやSSDにコピーする」までジャンプしてください。

▶ フォーマット方法にはいくつかのやり方がありますが、ここでは最もオーソドックスな次の方法でフォーマットを行います。

項目設定内容
フォーマット対象容量500GBの外付けHDD
フォーマット形式HFS+
パーティション数1つ

▶ 外付けHDD/SSDをMac本体に接続します。

Macに外付けHDDを接続した状態

▶ Finderで、「アプリケーション」 -> 「ユーティリティ」の中にある、「ディスクユーティリティ」をダブルクリックして起動します。

Mac Finder
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▶ 「ディスクユーティリティ」が起動したら、左側の列から外付けHDD/SSDをクリックして選択します。

もしも左側の列そのものが表示されていなければ、キーボードで control ^ + command ⌘ + S キーを押して表示させます。

Mac ディスクユーティリティ
クリックで拡大表示
Mac JIS キーボード
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▶ 外付けHDD/SSDのフォーマット(消去)を行いますが、次のいずれかの操作を行います。

  • a) ツールバーのアイコンから、「消去」をクリック
  • b) メニューバーから、「編集」 -> 「消去…」を選択
  • c) キーボードで、shift + command ⌘ + E キーを押す

【a) ツールバー】

Mac ディスクユーティリティ
クリックで拡大表示

以下の図は矢印のあたりの拡大図です

Mac ディスクユーティリティ
クリックで拡大表示

【b) メニューバー】

Mac ディスクユーティリティ
クリックで拡大表示

【c) キーボード】

Mac JIS キーボード
クリックで拡大表示

▶ 消去の設定画面が表示されたら、次の設定を行います。

  • 名前:お好みに応じて設定
  • フォーマット:「Mac OS拡張(ジャーナリング)」に設定

「Mac OS拡張(ジャーナリング)」とは、Macでよく使われるフォーマット形式の「HFS+」の別名です。

上記の項目を設定したら、画面の右下のボタン「消去」をクリックして実行します。

Mac ディスクユーティリティ 消去
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▶ しばらく消去の処理が動くので、完了するまで待ちます。

完了したら、図のように「操作が完了しました。」と表示されるので、画面の右下のボタン「完了」をクリックします。

Mac ディスクユーティリティ 消去
クリックで拡大表示

▶ 外付けHDDやSSDのフォーマット(消去)がおわったら、引き続いて次の項目に進んでください。

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③ フォトライブラリを外付けHDDやSSDにコピーする

▶ 外付けHDDやSSDが接続されていることを確認します。

Macに外付けHDDを接続した状態

▶ Finderを前面に表示して、Mac内蔵ドライブのフォトライブラリのファイルと、移動先の外付けHDDやSSDの画面を2つのウィンドウで表示します。

以下の図では、左がMac内蔵ドライブで、右が移動先の外付けHDDです。

Mac Finder
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▶ Mac内蔵ドライブのフォトライブラリのファイルを、移動先のドライブにドラッグ・アンド・ドロップしてコピーします。

ファイルのサイズにもよりますが、コピーには数分〜数十分かかる場合がありますので、コピーが完了するまで待ちます。

以下の動画は、コピーしている様子です。

▶ エラーがなく処理が完了したら、コピーの完了です。

引き続いて「写真」アプリを起動して動作確認をします。

Finderの画面は両方とも開いたままにして、次の説明に進んでください。

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④ 移動先のフォトライブラリを使って「写真」アプリを起動する

▶ Finderで、外付けHDDやSSDにコピーしたフォトライブラリをダブルクリックして「写真」アプリを起動します。

Mac Fider
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▶ 図のように、「写真」アプリが起動できたら、フォトライブラリが正常にコピーされたことがわかります。

今回はFinderでフォトライブラリをダブルクリックして「写真」アプリを起動しましたが、2回目以降は「写真」アプリを起動すると、自動的に直前に使ったフォトライブラリが読み込まれます。

Mac 写真.app
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▶ 続いて、フォトライブラリの設定を確認・変更をします。

「写真」アプリの画面は開いたままで、次の項目に進んでください。

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⑤ フォトライブラリの設定を確認・変更する

▶ 「写真」アプリのメニューバーから、「写真」 -> 「環境設定」を選びます。

Mac写真.app
クリックで拡大表示

▶ 「環境設定」の画面が表示されたら、画面上部のタブが「一般」となっていることを確認します。

その次に、項目の「ライブラリの場所」下にある「システム写真ライブラリとして使用」のボタンの状態を確認します。

ボタンの文字がグレー表示のときは、システム写真ライブラリとして使用する設定になっています。

ボタンの文字が黒いときは、システム写真ライブラリとして使用する状態でないのですが、クリックすると使用する状態に切り替わります。

Mac 写真.app
クリックで拡大表示
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⑥ Mac内蔵ドライブのフォトライブラリを削除する

ここまでの設定でフォトライブラリの移動ができたら、必要に応じてMac内蔵ドライブのフォトライブラリを削除します。

削除方法は、Finderでフォトライブラリを削除して、ゴミ箱を空にすればOKです。

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参考資料

このページの記事は以上です。

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