当サイトのリンクには商品・サービスのPRを含む場合があります。

MacBook 白ポリカ Late 2009/Mid 2010の分解とHDD/SSDの交換方法

【広告】 Parallels 20ブラックフライデー25%オフ

macOS 15 Sequoia対応の【Parallels Desktop 20】が12月12日まで25%オフ。
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】

MacBook ポリカ・ユニボディ
更新日:2023年05月23日

投稿日:2021年09月09日
この記事は約6分で読めます。

MacBook (13-inch, Late 2009)のHDDを交換したので、その時の手順を写真付きで詳しく解説します。

このあたりのモデルは、CPUがCore 2 Duoで力不足ですが、メモリが8GB以上に増設可能で、macOS 10.13 High Sierraまで使えるので、重い処理でなければ普段使いも可能です。

また、デザインもポップでHDD/SSDの交換も比較的簡単なので、手元に使っていない機種がある場合は、セカンドマシンとして手を加えてみてはどうでしょうか?

スポンサーリンク

MacBook内蔵HDD交換のメリット・デメリット(リスク)

メリット

  • このページで紹介しているモデルは、比較的HDD交換が簡単
  • このページで紹介しているモデルは、ポリカーボネートMacBookの中でも比較的性能が高い
  • HDDが故障しても、自分で安価に修理できる
  • もともと内蔵していたHDDよりも、大容量で低発熱で騒音の少ない最近のHDDに交換できる
  • SSDに交換すれば、HDDよりも動作速度が速くなり故障も少なくなる

デメリット(リスク)

  • 2009〜2010年発売でCore 2 Duo世代のMacなので、性能は過剰な期待はできない
スポンサーリンク

対象のMacBookのモデル(機種)

当ページで説明している方法でHDD/SSDの交換ができるMacの機種の一覧です。

外観上の共通点は、白のポリカーボネート(強化プラスチック)の本体です。

本体を裏返すと、裏面全体が一枚の板になっています。

発売年モデル(機種)最小OS最大OS
2009MacBook (13-inch, Late 2009)10.6.110.13.6
2010MacBook (13-inch, Mid 2010)10.6.310.13.6
 End of list  

モデル(機種)の確認方法ですが、OS X 10.7 Lion以降ならアップルメニューの「このMacについて」から表示できます。

以下は、OS X 10.12 Sierraの場合の確認方法ですが、OSのバージョンによって手順が多少異なります。

▶ アップルメニューから「このMacについて」を選択

About This Mac

▶ 図の矢印の部分に、Macのモデルの表示

About This Mac

他の確認方法ですが、MacBook本体を裏返して手前側にシリアル番号が書かれているので、それをもとに以下のサイトでモデル(機種)が検索できます。

MacBook Late 2009 Bottom Case
スポンサーリンク

OSの復元方法を事前に決めておく

このページで紹介しているLate 2009とMid 2010のMacBookは、どちらもリカバリディスクが同梱されています。

HDDを交換した後は、リカバリディスクを使って新規インストールするか、または別途インストール用のディスクやUSBメモリを用意する必要があります。

別途インストール用のディスクとしては、OS X 10.6.3のディスクがAmazonから購入できます。

一方、OS X 10.7 Lionの場合は、インストール用のUSBメモリをアップルから購入するか、自分でインストールプログラムをダウンロードしてUSBメモリを作成します。

USBメモリは、以下のアップル公式サイトから購入できます。

さらに、USBメモリを自作する場合は、以下の記事で手順を紹介しています。

スポンサーリンク

データのバックアップについて

HDD交換作業に失敗したときのために、データのバックアップを取っておくことを強く推奨します。

方法は、Mac標準機能のTimeMachineが手軽でおすすめです。

また、その他のバックアップ方法については、以下の記事から複数紹介しているのがご覧いただけます。

スポンサーリンク

必要な工具

必須の工具

次の2つは、ないと作業ができないので、必須です。

  • プラス精密ドライバー(サイズPH00?)
  • T6トルクスドライバー

プラス精密ドライバーは、サイズが「PH00」となりますが、ドライバーによってはサイズが合わない場合もあるようなので、できれば2〜3種類かそれ以上の複数のサイズをそろえておいてください。

T6のトルクスドライバーは、おそらく持っている人が少ないと思いますが、先端が星型になっている特殊なドライバーです。

「トルクス」という名前は登録商標になっているので、「ヘックスローブ」という名前で呼ばれることもありますが、実際は同じものです。

T6 Torx Screwdriver

ホームセンターやAmazonで取り扱っています。

100均にも置いてある場合があります。

T6トルクスドライバー

スポンサーリンク

使用可能なHDDやSSD

交換用のHDDやSSDとしては、SATA形式の2.5インチのドライブが使えます。

注意点としては、2.5インチのドライブには”厚み”が複数あって、7mmと9.5mmならば使用可能です。

一方、12.5mmや15mmだとMacBookに収納できないので、使用できません。

以下は、おすすめの商品です。

最大容量はSSDは1TBまで(一部2TBもあるが非常に高価)、HDDなら2TBまでで、それぞれ複数の選択肢から選べます。

なので、速度優先ならSSD、容量優先ならHDDを選んでください。

どちらか迷ったら、SSDをおすすめします。

2.5インチSSD

2.5インチHDD

スポンサーリンク

MacBookの分解とHDDの交換の手順

▶ MacBookから電源ケーブルを抜いてひっくり返し、図の丸印で囲んだ8本のPH00サイズのプラスネジを外します。

MacBook Late 2009 Bottom Case

▶ ネジを外したら、ボトムケースをゆっくりと外します。

外し方のコツは、ボトムケースと本体の隙間に少しつづ指を差し込みながら、慎重に行います。

MacBook Late 2009 Bottom Case

▶ ボトムケースが外れたら、図の矢印が指し示している2本のPH00サイズのプラスネジを外します。

MacBook Late 2009 Internal HDD

▶ ネジが外せたら、ネジをMac内の基板に転がしてしまわないように、慎重にHDDを留めているプラスチックの部品と一緒に取り外します。

MacBook Late 2009 Internal HDD

▶ 図のように、HDDをMac本体から取り出しながら、矢印が指し示しているコネクター部分を取り外します。

MacBook Late 2009 Internal HDD

▶ HDDが取り出せたら、HDDの両側の合計4本のT6トルクスネジを、トルクスドライバーで取り外します。

MacBook Late 2009 Internal HDD

▶ ネジが取り外せたら、交換用のHDD/SSDに付け替えて、ここまでの逆の手順で組み立てます。

MacBook Late 2009 Internal HDD
スポンサーリンク

まとめ

ここで紹介したMacBookは2009年〜2010年で古いのですが、スペックが低い2〜3万前後のChromebookやWindowsよりはサクサクと使えます。

なので、すでに他のMacを持っている人が、ネット検索や軽作業をする目的で中古を買うのはアリです。

スポンサーリンク

参考資料

このページの記事は、ここまでです。

コメント

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com
タイトルとURLをコピーしました