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Google Chromeで、表(テーブル)をエクセルにコピーしたりCSV出力できる拡張機能「Copytables」

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MacのSafari機能拡張「Copytables」
更新日:2023年05月24日

投稿日:2021年02月09日
この記事は約5分で読めます。

Google Chromeで、Webページの表(テーブル)をエクセルやCSVにコピー・アンド・ペーストできる拡張機能「Copytables」を紹介します。

無料で多機能、Windows/Mac/Linux/Chrome OSに対応しています。

さらに、Microsoft Edge(Chromium版)でも使えます。

このページは、次の方向けに書いています
  • Google Chromeで表を見ながら、エクセルなどに転記することが多い人
  • Google Chromeで表をCSVにエクスポートする方法を探している人

なお、同じ開発者様がリリースしている、MacのSafari向けの「Copytables」の記事は、以下のリンクからご覧いただけます。

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Google Chrome版「Copytables」のメリット・デメリット

メリット

  • 操作が簡単
  • 無料(Safari版は370円@2021年2月時点)
  • 複数の形式でコピーできる。具体的には「エクセルなどの表計算形式」、「CSV形式」、「HTML形式」などがある
  • Google Chromeが動いていれば良いので、Windows・Mac・Linux・Chrome OSで使える
  • Google Chromeの拡張機能なので、Microsoft Edge(Chromium版)でも使える(実際に確認しました)

デメリット

  • 日本語化されていなくて英語表示のみ
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インストール方法

以下のリンクをクリックして、「Chromeウェブストア」の拡張機能「Copytables」をインストールします。

https://chrome.google.com/webstore/detail/copytables/ekdpkppgmlalfkphpibadldikjimijon/related?hl=ja
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実際に使ってみる

では、実際にWebページで表をコピーしてみましょう。

サンプルとして、次のWebページの表を使ってみます。

【全国の市区町村】人口ランキング・面積ランキング・人口密度ランキング
全国の市区町村の人口ランキング・面積ランキング・人口密度ランキングです(区は特別区のみ対象とします)。人口は、2023年10月1日の推計人口によります。推計人口とは、直近の国勢調査確定人口を基に、その...

以下の①〜③の順番に操作していきます。

  • ①範囲の選択
  • ②クリップボードにコピー
  • ③ペースト(貼り付け)するアプリでペースト

①範囲の選択

範囲の選択をするには、次の流れで操作をします。

  • 1

    どういった方法で範囲選択するか、「選択モード(キャプチャーモード)」の指定

  • 2

    範囲の選択

「Copytables」を使わないときは、必ず「選択モード(キャプチャーモード)」を「Off」にしてください。
そうしないと、Webページを見たり編集や入力するときに、誤動作が起きます!

「選択モード(キャプチャーモード)」は、Google Chromeのツールバー上にある「Copytables」のアイコン「Copytables」アイコンをクリックして表示されるポップアップ画面から、以下の矢印が指し示している四角で囲んだ中から選びます。

Google Chromeの「Copytables」のポップアップ画面

「選択モード(キャプチャーモード)」には、次の5種類があります。

モード内容
Offオフ(キーボードショートカットで範囲指定します。後述。)
Cellsセル単位で選択
Columns列単位で選択
Rows行単位で選択
Tables表単位で選択

図で表すと、次のようになります。

Cells(セル単位で選択)

Google Chromeの「Copytables」でCellsで選択

Columns(列単位で選択)

Google Chromeの「Copytables」でColumnsで選択

Rows(行単位で選択)

Google Chromeの「Copytables」でRowsで選択

Tables(表単位で選択)

Google Chromeの「Copytables」でTablesで選択

「選択モード(キャプチャーモード)」が「Off(オフ)」の場合は、キーボードショートカットを使いながら、範囲選択をします。

デフォルトで割り当てられているキーボードショートカットは、以下のとおりです。

選択方法WindowsMac
Cells(セル単位で選択)「Alt」「option ⌥」
Columns(列単位で選択)「Alt」+「Ctrl」「option ⌥」+「command ⌘」

これらのキーは、Google Chromeのツールバー上にある「Copytables」のアイコン「Copytables」アイコンを右クリックして表示される「オプション」を選び、表示される設定画面で変更ができます。

②クリップボードにコピー

以下の図のように範囲が選択された状態で、Safariのツールバー上にある「Copytables」のアイコン「Copytables」アイコンをクリックします。

Chromeで「Copytables」のアイコンをクリックする

図のようにポップアップ画面が表示されたら、矢印が指し示している四角で囲んだ部分のいずれかの「コピー形式」をクリックすると、クリップボードにコピーされます。

なお、四角の中の「コピー形式」については、この後くわしく説明します。

Chromeで「Copytables」のアイコンをクリックする

「コピー形式」については、次の9つから選べます。

コピー形式内容おすすめの使い方
As is見た目通りの表示形式エクセルなどの表計算
Plain Table装飾なしで見た目通りの表示形式エクセルなどの表計算
Textタブ区切り形式テキストエディタ
Text + Swap行と列を入れ替えたタブ区切り形式テキストエディタ
CSVカンマ区切り形式テキストエディタ
CSV + Swap行と列を入れ替えたカンマ区切り形式テキストエディタ
HTML + CSS装飾付きのhtmlテキストエディタ/HTMLエディタ
HTMLhtmlテキストエディタ/HTMLエディタ
Texttileセル区切りを「|」で表示メール本文に引用
コピー元の表は以下のとおりです。
Chromeで表を選択中
以下の、各「コピー形式」で、どのようにコピーされるかを、コピー元と比べてみてください。

As isでエクセルに貼り付けた場合

Mac版Excel

 

Plain Tableでエクセル貼り付けた場合

Mac版Excel

 

Textでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

Text + Swapでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

CSVでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

CSV + Swapでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

HTML + CSSでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

HTMLでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

Textileでテキストエディタに貼り付けた場合

CotEditor

 

③ペースト(貼り付け)するアプリでペースト

すでに直前でサンプルを表示してしまいましたが、エクセルやテキストエディタなどの適当なアプリに、クリップボードした内容をペーストします。

このページの記事は、ここまでです。

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