Macで複数の画像を縦・横に並べて1つの画像を作成するアプリ「Tunacan」と「Tunacan2」の違いは何でしょうか?
このページでは、どういった時にどっちを使えば良いか、それぞれのアプリの機能の違いについて説明します。
このページの内容は、以下の環境で検証しています。
- OS:macOS Ventura 13.1
- 端末:Mac mini (M1, 2020)
- Tunacan:バージョン1.18.5 (220)
- Tunacan2:バージョン2.1.0 (3)
ケース別のおすすめ
まず最初に結論を言うと、次のようになります。
- 複数行レイアウトを使いたい場合・・・Tunacan2無料版+有料拡張パック(320円)が必要
- ブリッジ画像を使いたい場合・・・Tunacan無料版が必要
- 上記以外の場合・・・Tunacan2無料版、Tunacan無料版、それぞれ拡張パックありorなし、いずれでも構いません
有料拡張パックは、複数行レイアウト以外にも多くの機能追加があります。
詳細な内容は、この後で説明します。
複数行レイアウトとは、通常のレイアウトは上下または左右にしか画像を連結できないのに対して、以下の図のように1行or1列の中をさらに分割して複数の画像を入れ込むことができることを言います。
通常のレイアウトでは、上下または左右のみの連結となります。
ブリッジ画像とは、以下の図のように、画像の間に矢印などの画像を挿入する機能を言います。
画面の操作説明の画像を作成するときに便利な機能です。
TunacanとTunacan2の機能比較一覧
a) 画像編集機能について
項目 | Tunacan | Tunacan +拡張パック | Tunacan2 | Tunacan2 +拡張パック |
---|---|---|---|---|
画像を上下に連結 | ○ | ○ | ○ | ○ |
画像を左右に連結 | ○ | ○ | ○ | ○ |
複数行レイアウト | × | × | × | ○ |
ドラッグで画像並び替え | ○ | ○ | × | ○ |
画像のトリミング | × | ○ | × | ○ |
背景色の設定 | × | ○ | ○ | ○ |
b) ブリッジ画像機能について
ブリッジ画像機能は、Tunacanのみ使用可能です。(2023年1月15日現在)
項目 | Tunacan | Tunacan +拡張パック | Tunacan2 | Tunacan2 +拡張パック |
---|---|---|---|---|
ブリッジ画像 | ○ | ○ | × | × |
ブリッジ画像履歴 | × | ○ | × | × |
ブリッジ画像プリセット | × | ○ | × | × |
c) 画像出力機能について
項目 | Tunacan | Tunacan +拡張パック | Tunacan2 | Tunacan2 +拡張パック |
---|---|---|---|---|
PNG出力 | ○ | ○ | ○ | ○ |
JPEG出力 | × | ○ | × | ○ |
まとめ
Macで複数の画像を縦・横に並べて1つの画像を作成するアプリ「Tunacan」と「Tunacan2」の違いと、どういった時にどっちを使えば良いかについて説明しました。
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