Macで「このアプリケーションで開く」で削除済みのアプリを消す方法

更新日:2021年12月08日
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Macでファイルを右クリックすると「このアプリケーションで開く」が表示されて、好きなアプリで開くことができますが、まれに削除済み(アンインストール済み)のアプリが表示される場合があります。

このトラブルが発生する原因と、解決する方法を紹介します。

なぜ削除済みのアプリが表示されるのか?

macOSでは、OSの機能として「ランチサービス(Launch Service)」というものがあります。

「ランチサービス」には、以下のような機能があります。

  • アプリが開けるファイルの種類を管理する
    • 例:jpgファイルは、「プレビュー」「Safari」「Chrome」「Photoshop」で開ける
  • 上記の中から、優先して使うアプリを管理する
    • 例:jpgファイルは、「プレビュー」で優先して開く
  • その他省略
かわうそ君
かわうそ君

「ランチサービス(Launch Service)」って聞いて、サービスランチ定食を思い出したあなたはオヤジギャクの才能がある!

話を戻して、Finderでファイルを右クリックすると、以下の画面のように「このアプリケーションで開く」が表示されて、開けるアプリの一覧とデフォルトで開くアプリが表示されます。

この内容は、「ランチサービス」のデータベースを参照しています。

Macの「このアプリケーションで開く」

ところが、このデータベースが何らかのタイミングで破損することがあります。

そうなると、削除済みのアプリが表示されたり、インストールしたアプリが表示されない、といったトラブルが起きます。

この壊れたデータベースを直すには、Macのインストールしているアプリの最新の情報を集めて、データベースを作り直す必要があります。

このページで紹介している対処法はすべて、この作り直しをする方法の説明です。

かわうそ君
かわうそ君

話がちょっと難しかったかな?

まあ、そんなもんがあるのか、程度で大丈夫だよ!

各方法のメリット・デメリット

各方法を説明する前に、メリット・デメリットを説明します。

方法メリットデメリット
① ターミナルから
コマンドを実行
・追加ソフト必要なし・ターミナルを使い慣れてない人には
難しく思われるかもしれない
② 無料ソフト「Onyx」・無料
・歴史のある定番アプリ
・多機能
・インストールの必要がある
③ 有料ソフト「Cocktail」・Onyxほど有名でないが、
これも歴史あるアプリ
・インストールの必要がある
・有料(10回まで試用可能)
・情報が少ない
かわうそ君
かわうそ君

色んな方法があるのはわかるんだけど、どれがオススメなんだろう?

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

削除済みアプリを一覧から消すだけなら、①で十分。

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

②は、ゴミファイルをクリーニングしたり、起動ディスクの検査など、メンテナンス関連で色々できることがあるから、この機会に入れといてもいいかもね。

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

③は、続けて使おうとしたらお金がかかるし、ネットで情報も少ないから、①も②もうまく行かないときに試してみて欲しい。

① ターミナルからコマンドを実行

▶ Finderの「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダを開き、「ターミナル」をダブルクリックして起動します。

Mac ターミナル.app
Macのターミナル

▶ ターミナルが起動したら、以下のコマンドをコピペします。

コピペするだけでコマンドが実行されると思いますが、されないときはキーボードのreturn を押して実行します。

コマンドの完了には数十秒〜数分かかる場合があるので、終わるまで待ちます。

/System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Versions/A/Frameworks/LaunchServices.framework/Versions/A/Support/lsregister -kill -r -domain local -domain user
Macのターミナル

▶ コマンドが完了したら、以下のコマンドをコピペします。

コピペするだけでコマンドが実行されると思いますが、されないときはキーボードのreturn を押して実行します。

コマンドを実行したらFinderが再起動されて、一時的にデスクトップのアイコンが消えるので、終わるまで待ちます。

数秒〜数十秒かかる場合があります。

killall Finder
Macのターミナル

「① ターミナルからコマンドを実行」の説明は、ここまでです。

② 無料ソフト「Onyx」を使う

②-1 Onyxのインストール

Macの定番メンテナンスアプリの「Onyx」は、以下の公式サイトからダウンロードできます。

なお、macOSのバージョンごとにOnyxのバージョンが異なりますので、使っているMacにあわせてダウンロードとインストールを行ってください。

Titanium Software | Operating system utilities for Mac - OnyX
OnyX is a multifunction utility that you can use to verify the startup disk and the structure of its...

Onyxのインストールがよくわからない場合は、以下の記事を参考にしてください。

②-2 Onyxの使い方

ここからは、Onyxを使って、削除済みのアプリが表示される現象を解決する方法を紹介します。

Onyxでは、以下の画面のように「LaunchServicesデータベースの再構築」が可能です。

これを実行することにより、削除済みのアプリを解決することができます。

具体的な方法ですが、Onyxを起動してから次の操作を行います。

  • ① タブ「メンテナンス」の中にある「再構築」の項目の中の「LaunchServicesデータベース」にチェックを入ます。
  • ②「実行」ボタンをクリックします。
Onyxの実行画面
クリックで拡大表示

「② 無料ソフトOnyxを使う方法」の説明は、ここまでです。

③ 有料ソフト「Cocktail」を使う(10回まで試用可能)

Onyxほど有名ではなく有料ではありますが、「Cocktail」というソフトでも削除済みアプリの一覧消去が可能です。

ここでは、macOS 12 Montereyを使って、Cocktailのインストールと実行のデモンストレーションを行います。

③-1 Cocktailのインストール

▶ 以下のリンクをクリックして公式サイトを開きます。

Cocktail - A perfect mixture for macOS
Cocktail is a general purpose utility for macOS that lets you clean, repair and optimize your Mac. I...

▶ 公式サイトが開いたら、ボタン「DOWNLOAD COCKTAIL」をクリックして、インストールするmacOSのバージョンにあわせたCocktailをダウンロードします。

Mac maintenance App "Cocktail"
クリックで拡大表示

▶ ファイルの保存画面が表示されたら、フォルダ「ダウンロード」など適当な保存先を指定して、ファイルを保存(ダウンロード)します。

Mac ファイル保存画面

▶ ファイルがダウンロードできたら、dmg形式で圧縮されているので、ダブルクリックしてマウントします。

Mac Finder

▶ マウントできたら図のようにCocktailのアイコンが表示されるので、これをフォルダ「アプリケーション (Applications)」にドラッグ・アンド・ドロップします。

Mac Cocktail dmgイメージ

③-2 Cocktailの初回起動時の設定

Cocktailを最初に使うときに限り、アクセス権の設定などを行う必要があります。

以下からその手順ですが、2回目以降の起動では、この部分は読み飛ばしてください。

▶ Finderの「アプリケーション」フォルダの中にある、「Cocktail.app」をダブルクリックして起動します。

Mac finder "Cocktail.app"

▶ 初回の起動時に、以下のようなアプリ実行の確認画面が表示される場合があります。

表示されたら、ボタン「OK」をクリックします。

Mac アプリ実行の確認画面

▶ 初回の起動時に、以下のようなユーザ名とパスワード入力の画面が表示される場合があります。

表示されたら、Macにログインしたりアプリをインストールするときのユーザ名とパスワードを入力して、ボタン「OK」をクリックします。

Mac Authenticate

▶ 図のように「Register Cocktail」という画面が表示されたら、これはアプリ購入や購入後のライセンス登録の画面なので、ボタン「Cancel」をクリックして閉じます。

Mac App "Cocktail"

▶ 初回の起動時に、図のような「About Full Disk Access(フルディスクアクセス)」の画面が表示される場合があります。

表示されたら、画面の内容に従って設定を行う必要がありますが、とりあえず左上の赤いボタンをクリックして閉じます。

Mac App "Cocktail" Full Disk Access
クリックで拡大表示

▶ フルディスクアクセスの設定を行うには、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」を開き、次の①から⑤までを順番に操作します。

  • ① 上部タブの「プライバシー」を選ぶ
  • ② 左下の南京錠アイコンをクリックしてロックを外す
  • ③ 左の列から「フルディスクアクセス」を選ぶ、
  • ④ アクセス許可するアプリに「Cocktail.app」を追加する
    • アプリ一覧の下の+ボタンをクリックすると、アプリの追加ができます
  • ⑤ 最後に南京錠アイコンをクリックしてロックをかける

以上の設定ができたら、「システム環境設定」は閉じてもOKです。

Cocktail.appにフルディスクアクセスの許可

③-3 Cocktailの使い方

ここからは、Cocktailで「ランチサービスのデータベースの再構築」を行う手順の説明です。

▶ Finderの「アプリケーション」フォルダの中にある、「Cocktail.app」をダブルクリックして起動します。

Mac finder "Cocktail.app"

▶ Cocktailが起動したら、画面上部のタブ「System」をクリックします。

Mac App Cocktail
クリックで拡大表示

▶ 画面が「System」に切り替わったら、画面中部のタブ「Databases」をクリックします。

Mac App Cocktail
クリックで拡大表示

▶ 画面が切り替わったら、項目「Rebuild Launch Services database」の右横にあるボタン「Rebuild」をクリックします。

クリックすると、データベースの再構築が始まります。

Mac App Cocktail
クリックで拡大表示

▶ 以下は実行中の画面で、完了まで数分かかります。

Mac App Cocktail
クリックで拡大表示

▶ 完了すると、以下の画面のように再起動かシャットダウンを勧められます。

データの保存などを終えて、Macを再起動しましょう。

Mac App Cocktail

「③ 有料ソフト Cocktailを使う」の説明は、ここまでです。

関連資料

以下は、ターミナルでLaunchServiceを再構築する方法の説明です。

Macの「このアプリケーションで開く」欄に異常がある場合の対処方法 / Inforati
ファイルの「情報」ウインドウや、コンテキストメニューにある「このアプリケーションで開く」に異常がある場合の対処方法を紹介します。「Launch Services database」をリビルドして問題を...

以下は、Onyxの公式サイトです。

Titanium Software | Operating system utilities for Mac - OnyX
OnyX is a multifunction utility that you can use to verify the startup disk and the structure of its...

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