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Google Chromeでリーダーモードを実現する拡張機能「Reader View」

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「Google Chrome Web Store」アイコン
更新日:2021年04月17日

投稿日:2021年01月12日
この記事は約5分で読めます。

Google ChromeでWebページをPDF保存・印刷するときに、広告やバナーなどを除去できる拡張機能の紹介です。

似た機能として広告除去の拡張機能がよく使われますが、このページで紹介するのは「リーダーモード」を実現する拡張機能です。

このページは、以下の方向けに書いています。
スマホやタブレットではなく、Windows/Mac/Linuxのパソコンユーザーが対象です。
(スマホやタブレットでは、Chromeの拡張機能が使えないため)

  • WebページをPDFに保存や印刷するときに、広告やサイドバーを除去したい人
  • 広告除去のChrome拡張機能は、はJavaScriptで不具合が起きることがあるので、あまり使いたくない人
  • SafariやMicrosoft Edgeの「リーダーモード」のような機能を、Google Chromeでも使いたい人
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「リーダーモード」って何?という人へ、簡単な説明をします

「リーダーモード」がどんなものかわかっている方は、この部分は飛ばしてもらって大丈夫です。

わかってない方向けがイメージが湧きやすくなるように、具体例を2つあげます。

Webブラウザの標準機能として「リーダーモード」が使える場合

ここでは、最もわかりやすい例として、iPhoneのSafariで説明します。

以下の①の画像はSafariの通常表示モードですが、トップバナー・SNS用ボタン・広告といった部分も含めて表示されています。

②の画像では、Safariのメニューから「リーダー表示を表示」を選択しています。

最後の③の画像では、①で表示されていたトップバナー・SNS用ボタン・広告といった部分が消えて、スッキリとした表示になっています。

① 通常表示モード

iPhoneのSafariでWeb表示中の画面

② モードを切り替える

iPhoneのSafariでWeb表示中の画面

③ リーダー表示(リーダーモード)

iPhoneのSafariでWeb表示中の画面

 

 

Webサイトの機能として「リーダーモード」が使える場合

これは、すべてのサイトで使えるわけではありませんが、IT系のニュースサイトなどで「印刷」ボタンが用意されている場合があります。

具体例ですが、以下の図は「日経クロストレンド」というニュースサイトの画面です。

矢印が指し示している部分に「印刷」ボタンが付いていて、これをクリックすると「リーダーモード」同等の表示に切り替わります。

macOS用SafariでWebページを表示中

以下は、「印刷」ボタンをクリック後の画面です。

最初に表示されていたトップバナー・SNS用ボタン・広告・サイドバーといった部分が消えて、スッキリとした表示になっています。

macOS用SafariでWebページを表示中

 

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実は、隠し機能でGoogle Chromeには「リーダーモード」がある

Google Chromeでリーダモードを使う方法
Fossbytesは7月6日(米国時間)、Google Chromeでリーダモードを有効にする方法を紹介した。Google Chrome 75にはリーダモードが搭載されているが、デフォルトでは無効にな...

上記のニュースサイトで紹介していますが、Google Chromeの設定を変更すると、「リーダーモード」が使えるようになります。

しかし、まだ一般公開されてないベータ版的な機能のため、モード切り替えができなかったり、表示が崩れたりといった不具合が起きる場合があります。

 

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拡張機能「Reader View」の基本的な使い方を紹介

インストール方法

拡張機能は、以下のリンク先からインストールできます。

Reader View - Chrome Web Store
Strips away clutter like buttons, background images, and changes the page's text size, contrast and ...

「リーダービューモード」の切り替え方

Google Chromeのアドレスバーの横の拡張機能ボタンの中から、「Reader View」ボタンをクリックすると、「リーダービューモード」と「通常表示モード」の切り替えができます。

まず、「通常表示モード」です。

Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリック

 

次に、「リーダービューモード」です。

これでPDF保存したり印刷すると、画面のイメージのままで出力できます。

また、左側に表示されているボタンについては、このあと説明します。

Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリックして、「リーダービューモード」に切り替わったところ

 

各種ボタンの説明

ボタンに①〜⑩まで番号振って、このあと説明します。

Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリックして、「リーダービューモード」に切り替わったところ

  • ① 「リーダービュー」を終了
    • 「リーダービュー」から「通常表示モード」に切り替わります。
  • ② 表示オプション
    • フォントの種類や大きさ、行間ありなし、背景色の選択ができます。
    • Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリックして、「リーダービューモード」に切り替わったところ
  • ③ 印刷
    • 印刷画面が表示されます。PDF保存または印刷ができます。
  • ④ メール
    • テキスト部分のみ抽出して、標準設定されたメールアプリが起動します。
  • ⑤ 保存
    • テキスト部分のみ抽出して、html形式で保存できます。
  • ⑥ 全画面表示
    • 全画面表示に切り替わります。
  • ⑦編集モード切り替え
    • マイクロソフト・ワードのように、内容編集ができます。不要な部分を削除したり、何か追加で記載することができます。
  • ⑧テキスト読み上げ
    • テキスト部分を機械音声で読み上げます。日本語もあります。
    • Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリックして、「リーダービューモード」に切り替わったところ
  • ⑨ 画像オプション
    • 画像部分の拡大・縮小、表示・非表示の切り替えができます。
    • Google Chromeで「Reader View」ボタンをクリックして、「リーダービューモード」に切り替わったところ
  • ⑩ ハイライトボタン
    • ⑦で編集モード切替時に、ハイライト(黄色のマーカーを引く)ができます。

 

このページの記事は、ここまでです。

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