Macのスクリーンショットのキーボードショートカットの一覧と、変更する手順を図解入りで詳しく説明しています。
デフォルトのキーボードショートカットが押しにくくて使いづらい!と思ったときには、試しに変更してみてください。
① Macのスクリーンショットのキーボードショートカット一覧
【一覧】スクリーンショットのキーボードショートカット
Macのスクリーンショットの基本的なキーボードショートカットは、次の4つです。
内容 | キーボードショートカット |
---|---|
1. 全画面のスクリーンショットを撮る | shift + command ⌘ + 3 |
2. 任意の範囲のスクリーンショットを撮る | shift + command ⌘ + 4 |
3. 任意のウインドウまたはメニューの スクリーンショットを撮る | shift + command ⌘ + 4 + スペースキー |
4. アプリ「スクリーンショット」の起動 (macOS 10.14 Mojave以降) | shift + command ⌘ + 5 |
なお、1〜3については次の共通項目があります。
- デフォルトのファイル保存形式(拡張子)は、PNG形式
- 操作を中断したいときは、escキーを押す
- ファイル保存でなく、クリップボードにコピーしたい場合は、キー control も同時に押す
以降は、1〜4の各キーボードショートカットについて少し詳しく解説します。
1. 全画面のスクリーンショットを撮る
以下、操作の流れです。
▶ shift + command ⌘ + 3 の3つのキーを同時に押して、1〜2秒経ったら指を離します。
キーが押しづらい場合は、最初にshiftとcommand ⌘を押したままにして、最後に3を押すとうまくいきます。
- ファイル保存でなく、クリップボードにコピーしたい場合は、キー control も同時に押す
▶ macOS 10.14 Mojave以降の場合は、画面の右下にスクリーンショットのサムネールが表示されます。
サムネールをクリックすると、編集画面が開きます。
クリックせずに2〜3秒放置すると、スクリーンショットのファイルがデスクトップに保存されます。
また、macOS 10.13 High Sierra以前の場合は、サムネールが表示されずに、すぐにファイルが保存されます。
- マルチディスプレイを使用中の場合は、各ディスプレイのスクリーンショットが別々のファイルに保存される
2. 任意の範囲のスクリーンショットを撮る
以下、操作の流れです。
▶ shift + command ⌘ + 4 の3つのキーを同時に押して、1〜2秒経ったら指を離します。
キーが押しづらい場合は、最初にshiftとcommand ⌘を押したままにして、最後に4を押すとうまくいきます。
▶ マウスカーソル(マウスポインタ)の形が変わって十文字のカーソルに変わったら、ドラッグして撮影したい領域を指定します。
- ファイル保存でなく、クリップボードにコピーしたい場合は、キー control も同時に押す
- 領域の指定中にスペースバーを押すと、形状を変えずに領域を移動できる
- 領域の指定中にoption ⌥を押すと、中心が固定される
- 領域の指定中にshiftを押すと、縦または横が固定される
- 領域の指定中にescを押すと、作業が中断される
▶ macOS 10.14 Mojave以降の場合は、画面の右下にスクリーンショットのサムネールが表示されます。
サムネールをクリックすると、編集画面が開きます。
クリックせずに2〜3秒放置すると、スクリーンショットのファイルがデスクトップに保存されます。
また、macOS 10.13 High Sierra以前の場合は、サムネールが表示されずに、すぐにファイルが保存されます。
3. 任意のウインドウまたはメニューのスクリーンショットを撮る
以下、操作の流れです。
▶ shift + command ⌘ + 4 の3つのキーを同時に押して、1〜2秒経ったら指を離します。
キーが押しづらい場合は、最初にshiftとcommand ⌘を押したままにして、最後に4を押すとうまくいきます。
▶ マウスカーソル(マウスポインタ)の形が変わって十文字のカーソルに変わったら、スペースバーを押します。
▶ マウスカーソル(マウスポインタ)の形が変わってカメラのアイコンに変わったら、撮影したいウインドウまたはメニューの上でreturnキーを押します。
- ファイル保存でなく、クリップボードにコピーしたい場合は、キー control も同時に押す
- ウインドウの周囲に影を付けたくないときは、controlも同時に押す
4. アプリ「スクリーンショット」の起動(macOS 10.14 Mojave以降)
shift + command ⌘ + 5 の3つのキーを同時に押します。
キーが押しづらい場合は、最初にshiftとcommand ⌘を押したままにして、最後に5を押すとうまくいきます。
▶ 画面の下にメニューアイコンが表示されて、アプリ「スクリーンショット」が起動されたことがわかります。
以下の図は、メニューアイコンのあたりの拡大図です。
▶ 各メニューアイコンでは、それぞれ以下の操作が可能です。
スクリーンショットの詳しい操作方法は
このページでは、スクリーンショットのキーボードショートカットを中心に書いていますが、Macのスクリーンショットの詳しい操作方法は、以下のリンク先の記事で説明しています。
② Macのスクリーンショットのキーボードショートカットを変更する方法
変更可能なスクリーンショットのキーボードショートカットは、以下の5つです。
内容 | キーボードショートカット |
---|---|
① 全画面のスクショをファイル保存 | shift + command ⌘ + 3 |
② 全画面のスクショをクリップボードに保存 | shift + command ⌘ + 3 + control ⌃ |
③ 任意の範囲のスクショをファイル保存 | shift + command ⌘ + 4 |
④ 任意の範囲のスクショをクリップボードに保存 | shift + command ⌘ + 4 + control ⌃ |
⑤ アプリ「スクリーンショット」の起動
(macOS 10.14 Mojave以降) | shift + command ⌘ + 5 |
以下からは、キーボードショートカットの変更の手順です。
▶ Macの「システム環境設定」を開きます。
▶ 「システム環境設定」が開いたら、アイコン「キーボード」をクリックします。
▶ 画面が「キーボード」に切り替わったら、画面上部のタブ「ショートカット」をクリックします。
▶ 画面が「ショートカット」に切り替わったら、画面左の「スクリーンショット」をクリックします。
▶ 画面が「スクリーンショット」に切り替わったら、右側の部分でショートカットの変更ができます。
ショートカットの変更は、次の2種類の設定ができます。
- ① チェックボックスのチェックを外すと、外したショートカットが無効になります。
- ② ショートカットのキーの割り当てが変更できます。
②の設定方法は、割り当てられているキーをクリックしてから、適当なキーを入力すると確定されます。
もしも、他のキーボードショートカットと競合している場合は、図のように黄色いエラーのアイコンが表示されます。
競合が起きている場合は、設定を変更して、競合しないようにしてください。
▶ 以上の設定を変更したら、この画面は閉じてもOKです。
「① Macのキーボードショートカットを変更する方法」の説明は、ここまでです。
③ Macのスクリーンショットのキーボードショートカットをデフォルトに戻す方法
以下からは、キーボードショートカットをデフォルトに戻す手順です。
▶ Macの「システム環境設定」を開きます。
▶ 「システム環境設定」が開いたら、①アイコン「キーボード」→②上部タブ「ショートカット」→③左列アイコン「スクリーンショット」まで進みます。
①アイコン「キーボード」
②上部タブ「ショートカット」
③左列アイコン「キーボードショートカット」
▶ 画面が「スクリーンショット」に切り替わったら、右下のボタン「デフォルトに戻す」をクリックすると、デフォルトのキーボードショートカットに戻ります。
戻ったら、この画面は閉じてもOKです。
「② Macのスクリーンショットのキーボードショートカットをデフォルトに戻す方法」の説明は、ここまでです。
まとめ
ここでは、Macのスクリーンショットのキーボードショートカットの一覧と、変更する方法を紹介しました。
おさらいも兼ねて、スクリーンショットを撮る方法の基礎を以下の記事で紹介しています。
また、Macのスクリーンショット機能について「まとめ」記事もあります。
参考資料
このページの記事は、ここまでです。
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