Macでスクリーンショットを撮ったときの保存先やファイル形式を変更する手順をいくつか紹介します。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますので、そのあたりもあわせて説明します。
Mac標準アプリ「スクリーンショット」を使った方法(10.14 Mojave以降)

まずメリットを言うよ。
この方法は、追加アプリを入れなくても、標準で使えるのがメリットなんだ。

じゃあ、今度はデメリットを。
macOS 10.13 High Sierraから前のバージョンでは使えない、さらに設定変更できるのは保存場所だけ。
ということで、ここからは手順を紹介します。
▶ Finderの「アプリケーション」のフォルダの中の「ユーティリティ」フォルダを開き、「スクリーンショット」のアイコンをダブルクリックします。
▶ 以下の画面のように「スクリーンショット」が起動したら、画面の下のメニューアイコン(?)が横長に並んでいる中の「オプション」をクリックします。
▶ 「オプション」を開くと以下のようなメニューが表示されますが、赤く囲った部分がスクリーンショットの保存先の指定なので、好きな場所を設定します。
あらかじめ表示された場所の「デスクトップ」や「書類」などの他に、「その他の場所…」をクリックすると、ここに表示されてない場所でも設定できます。
▶ 設定を変更したら、左下のバッテンマークをクリックか、キーボードで「esc」を押すとメニューアイコンが消えて、設定が完了します。

Mac標準アプリ「スクリーンショット」を使った説明は、ここまでです。
ターミナルからコマンドを実行する方法

この方法のメリットは、macOSのバージョンに関係なく使える、ってことなんだ。

デメリットは、「ターミナル」でコマンドを打つのに慣れてない人には、ハードルが高いやり方、ってことだな。

以下にやり方を詳しく説明したブログのリンク先を紹介するけども、読んでみて「難しい!」と思った人は、無理せずに他に紹介した方法でやることをオススメしたい。
今回、ターミナルを使った方法を調べましたが、すべての設定項目をスッキリとまとめていた以下のブログのリンクを張りますので、参考にしてください。


フリーソフト「OnyX」を使った方法

実は、この方法が一番のオススメ!
なぜなら、macOSのバージョンに関係なく使えて、設定できる項目も多い、さらに「OnyX」は他にも便利な機能が色々あるからね!

デメリットらしいデメリットはないかな。
ひょっとしたら、オンラインソフト禁止の会社とかでは使えない、とかはあるかもしれない。
インストール方法
すでにインストール済みの方はここは飛ばしてください。
まだの方は、以下のリンク先の記事を見て、インストールしてください。

設定方法
▶ Finderの「アプリケーション」フォルダの中の「OnyX」のアイコンをダブルクリックします。
▶ OnyXが起動したら、以下の図のように「各種設定」のアイコンをクリックします。
▶ 「各種設定」の画面に切り替わったら、①「一般」をクリックして、②赤く囲った部分のスクリーンショットの設定を変更します。
各項目の説明は、以下の画面の下に記載します。
項目 | 説明 |
スクリーンキャプチャの形式 | 以下の形式から選べる
|
ファイル名に日付と時刻を入れる | ファイル名の後に日時を付加する。
yyyy-mm-dd hh:mm.ss形式
|
ウィンドウの影もキャプチャ | スクリーンショットの周りに影をつけるかどうか |
パス | 保存場所 |
名前 | スクリーンショットのファイル名 |
▶ 最後の項目の「名前」のところは、2-3コツがあるので補足します。
名前を無しにしたい場合は、入力項目のところに「””」(半角ダブルクォーテーション2つ)を入力してから、「適用」ボタンをクリックします。
また、デフォルトの「スクリーンショット」に戻したいときは、入力項目に「スクリーンショット」を入力してから、「適用」ボタンをクリックします。

「名前」のところをブランクで「適用」ボタンを押すと、エラーになるから注意して。

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