Webページで使われている表(テーブル)をエクセルにコピーしたり、CSVにエクスポートしたいときはありませんか?
Safariの機能拡張の「Copytables」でこれが可能になるので、使い方を図解入りで詳しく説明します。
- MacのSafariで表を見ながら、エクセルなどに転記することが多い人
- MacのSafariで表をCSVにエクスポートする方法を探している人
「Copytables」のメリット・デメリット
メリット
- 操作が簡単
- 複数の形式でコピーできる。具体的には「エクセルなどの表計算形式」、「CSV形式」、「HTML形式」がある
デメリット
- わずかだがコストがかかる(2021年2月時点で370円)
- 日本語化されていなくて英語表示のみ
インストール方法
- ①
以下のリンクをクリックして、App Storeから機能拡張をインストールします。
https://apps.apple.com/jp/app/copytables/id1472937623?mt=12 - ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
実際に使ってみる
では、実際にWebページで表をコピーしてみましょう。
サンプルとして、次のWebページの表を使ってみます。
以下の①〜③の順番に操作していきます。
- ①範囲の選択
- ②クリップボードにコピー
- ③ペースト(貼り付け)するアプリでペースト
①範囲の選択
Safariで表示された表で、コピー・アンド・ペーストしたい範囲を選択します。
選択方法は、次の3種類があります。
- a) 列単位でまとめて範囲を選択する
- b) 行単位でまとめて範囲を選択する
- c) 飛び飛びのセルで範囲を選択する
以下からは、a)〜c)の方法で範囲選択をしているところを動画にしています。
a) 列単位
キーボードの「option ⌥」を押しながら、範囲をマウスやトラックパッドでドラッグします
b) 行単位
キーボードの「option ⌥」と「command ⌘」を押しながら、範囲をマウスやトラックパッドでドラッグします
c) 飛び飛びのセル単位
キーボードの「command ⌘」を押しながら、範囲をマウスやトラックパッドでドラッグします
②クリップボードにコピー
以下の図のように範囲が選択された状態で、Safariのツールバー上にある「Copytables」のアイコンをクリックします。
図のようにポップアップ画面が表示されたら、①でコピー形式を選んで、②で「Copy」をクリックすると、クリップボードにコピーされます。
なお、①のコピー形式については、この後くわしく説明します。
コピー形式については、次の4つから選べます。
コピー形式 | 内容 | おすすめの使い方 |
Formatted | 見た目通りの表示形式 | エクセルなどの表計算 |
CSV | カンマ区切り形式 | テキストエディタ |
CSV transposed | 行と列を入れ替えたカンマ区切り形式 | テキストエディタ |
HTML | html形式 | テキストエディタ/HTMLエディタ |
③ペースト(貼り付け)するアプリでペースト
すでに直前でサンプルを表示してしまいましたが、エクセルやテキストエディタなどの適当なアプリに、クリップボードした内容をペーストします。
キーの割り当ての変更方法
範囲の選択で使った、キーボードの「command ⌘」や「option ⌥」のキーを、別のキーに変更することが出来ます。
変更方法は、Safariのツールバー上にある「Copytables」のアイコンをクリックします。
図のようにポップアップ画面が表示されたら、まず①のマウスカーソルのアイコンをクリックして、次に②の四角で囲んでいる中のドロップダウンリストでキー変更します。
キー変更をしたら正しく反映させるために、以下の図のようにSafariの「機能拡張」を開いて、一度「CopytablesExtension」のチェックを外して、チェックを入れ直してください。
それがすんだら、この画面は閉じてもOKです。
このページの記事は、ここまでです。
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