「FreeFileSync」のMacへのインストール方法
更新日:2022年05月10日
投稿日:2020年12月12日
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無料のバックアップアプリ「FreeFileSync」をMacにインストールする手順を、注意点も含めながらできるだけ詳しく図解で解説します。
インストール条件
FreeFileSyncの最新バージョンは、2020年12月12日現在、バージョン11.4です(2020/12/4リリース)。
macOSでは、10.10 Yosemite以降でインストール可能です。
最新版ダウンロードページ
macOSでは旧バージョンを入れる必要はまずありませんが、WindowsではOSのバージョンによってはFreeFileSyncの旧バージョンしか対応していない場合があります。
旧バージョンダウンロードページ
以下のリンク先では、公式サイトで各OSごとにインストール可能なOSバージョンが明記されています。
「FreeFileSync」のダウンロード
①
②
以下の図のように、ダウンロードページが開いたら、矢印が指し示してるmacOS用のファイルをクリックしてダウンロードします。
③
以下の図のように、ファイル保存のダイアログボックスが表示されたら、①でフォルダ「ダウンロード」など適当な保存場所を指定して、②で「保存」をクリックします。
④
ダウンロードが完了したら、ZIP形式のファイルで保存されているので、ダブルクリックして展開(解凍)します。
⑤
以下の図のように、拡張子pkgのファイルが表示されたら、これがFreeFileSyncのインストーラです。
実際のインストールはセキュリティの設定もあり、説明が長くなるので、引き続き次の章で説明します。
「FreeFileSync」のインストール
①
以下の図のように、前の章でダウンロードして展開した、FreeFileSyncのインストーラをダブルクリックして起動します。
②
以下の図のように、「ようこそFreeFileSync (バージョン番号)インストーラへ」と表示されたら、ボタン「続ける」をクリックします。
③
以下の図のように、「”Macintosh HD”に標準インストール」と表示されたら、ボタン「インストール」をクリックします。
このインストールを選ぶと、「標準インストール」として以下の設定が選択されます。
- Macにログインできるすべてのユーザが使用可能
- フォルダ「アプリケーション」にインストール
- アプリの全機能が使用可能
「標準インストール」以外の設定をするには、ボタン「カスタマイズ」や「インストール先を変更…」をクリックしますが、ここではオススメのインストール方法を説明しているので、それぞれの説明は省略します。
④
以下の図のように、Touch IDやパスワード入力を要求する画面が表示されたら、指紋認証やパスワードを入力して、インストールを許可します。
以下の図は、Touch ID搭載のMacの画面です。
以下の図は、Touch IDがないMacの場合はパスワード入力の画面です。
⑤
以下の図のように、インストール中の画面になったら、インストール完了までしばらく待ちます。おそらく、数十秒で完了するはずです。
⑥
以下の図のように、「インストールが完了しました。」と表示されたら、ボタン「閉じる」をクリックします。
⑦
以下の図のように、「”インストーラ”から”ダウンロード(ここは違う場合もあり)”フォルダ内のファイルにアクセスしようとしています。」と表示されたら、2つのボタン「許可しない」か「OK」をクリックします。
この画面は、使っているMacによっては、出ないこともあります。
これはセキュリティ確認の一種ですが、インストーラをこのあと削除するか・残すかを選ぶ画面が出たときに、削除できるように確認をしている画面です。
どちらもでよいのですが、ここでは無難に「許可しない」を選んでおきます。(セキュリティの確認画面では、よくわからないときは無難な選択肢を選んだほうが良いです。)
⑧
以下の図のように、インストーラをゴミ箱に入れるかどうかの画面が表示されたら、2つのボタン「残す」か「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
先の画面でフォルダ内のファイルにアクセス許可をした場合はどちらでも選択できますが、許可しなかった場合は「残す」しか選択できません。
ここでは、先の画面で許可しなかったので、「残す」をクリックしています。
⑨
インストールはここまでですが、セキュリティの設定があるので、引き続き次の章を読み進めて下さい。
初回起動時のセキュリティの設定
セキュリティの設定は、最初の1回目だけ必要です。2回目以降は不要です。
①
ここまででインストールをした「FreeFileSync」を、Finderの「アプリケーション」フォルダなどから起動します。
②
以下の図のように、「フルディスクアクセス」の画面が表示されたら、画面に表示されているように「フルディスクアクセス」の許可を行います。
- これだけの説明で分かる人は、これで設定をしたら、セキュリティの設定は完了です。このページのこれ以降の説明は、読んでいただかなくでも大丈夫です。
- これだけの説明で分からない人は、これ以降で詳しく説明するので、このまま読み進めて下さい。
まずは、以下の画面で①で「次回以降から表示しない」にチェックを入れてから、②で「閉じる」をクリックします。
③
Finderを前面に表示して、フォルダ「アプリケーション」の中にある「システム環境設定」をダブルクリックして起動します。
④
「システム環境設定」が開いたら、「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
⑤
以下の図のように、「セキュリティとプライバシー」の画面になったら、左下のカギ型のアイコンをクリックします。
⑥
ロックを解除するために、Touch ID認証やパスワード入力の画面が表示されます。
表示されたら、それぞれの方法でロック解除をします。
⑦
以下の図のように、ロックが解除されたら、左の列をスクロールして「フルディスクアクセス」を探してクリックします。
⑧
以下の図のように、右側の列をスクロールして「FreeFileSync」を探して、見つかったらチェックを入れます。・・・①
見つからなかったら、列の下にある「+」ボタンをクリックして「FreeFileSync」を追加した上で、チェックを入れます。・・・②
⑨
チェックを入れると、以下の図のように、再起動を今すぐするかどうかを確認する画面が表示されます。
これはMacの再起動ではなくFreeFileSyncの再起動だけなので、「終了して再度開く」をクリックします。
⑩
以下の図のように、FreeFileSyncが再起動されて前面に表示されたら、セキュリティの設定は完了です。
⑪
「セキュリティとプライバシー」の画面は、ロックが解除された状態ですが、閉じると自動的にロックされるので、左上の赤いボタンをクリックして閉じます。
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