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iCloudドライブの容量が容量が足らなくなったときの解決策

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iCloud Alart
更新日:2022年06月15日

投稿日:2022年06月15日
この記事は約15分で読めます。

iCloudドライブで容量が足らなくなったときの解決策を複数紹介します。

それぞれのメリット・デメリットも紹介しつつ、Mac・iPhone・iPad・Windows・iCloud.comそれぞれの操作方法を使い入りで詳しく説明します。

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iCloudで使っている容量の内訳を調べる方法

Mac

以下の画面のスクリーンショットは、macOS 12 Montereyを使用しています。

macOSのバージョンによって、画面の表示内容が異なる場合があります。

▶︎ Finderを前面に表示して、フォルダ「アプリケーション」の中にある、アプリ「システム環境設定」を起動します。

Mac システム環境設定

▶︎ アプリ「システム環境設定」が起動したら、アイコン「Apple ID」をクリックします。

Mac システム環境設定

▶︎ 画面が「Apple ID」に切り替わったら、左の列から「iCloud」をクリックします。

Mac システム環境設定

▶︎ 画面の下部に、棒グラフでiCloudのストレージの使用状況が表示されます。

大まかにはこれで使用状況が分かりますが、さらに詳しく内訳を調べるために、ボタン「管理…」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 画面の左側の列に、iCloudのストレージの使用状況の内訳が、容量の大きい順に表示されます。

容量を空ける方法については、この後の「解決策の一覧とメリット・デメリット」以降を参照してください。

Mac システム環境設定 Apple ID

iPhone・iPad

以下の画面のスクリーンショットは、iPhoneのiOS 15を使用しています。

iPadのiPadOSでも画面の構成は基本的には同じなので、同様に設定ができます。

ただし、iOSやiPadOSのバージョンによって、画面の表示内容が異なる場合があります。

▶︎ アップル純正アプリ「設定」を起動します。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ アプリ「設定」が起動したら、画面一番上のApple IDの部分をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 画面がApple IDの設定に切り替わったら、項目「iCloud」をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 画面が「iCloud」の設定に切り替わったら、画面の上部に棒グラフでiCloudのストレージの使用状況が表示されます。

大まかにはこれで使用状況が分かりますが、さらに詳しく内訳を調べるために、項目「ストレージを管理」をクリックします。

iPhone アプリ「設定」 iCloud

▶︎ 画面の下のリストに、iCloudのストレージの使用状況の内訳が、容量の大きい順に表示されます。

容量を空ける方法については、この後の「解決策の一覧とメリット・デメリット」以降を参照してください。

iPhone アプリ「設定」 iCloud

Windows

Windowsでは、あらかじめiCloudアプリのインストールと設定を完了している必要があります。

まだの方は、以下のリンク先の記事を参考にして、必要な作業を行なってください。

ここからは、すでに設定が完了した前提での説明です。

▶︎ Windowsの「スタート」メニューを表示して、「iCloud」を起動します。

Windows スタートメニュー

▶︎ iCloudアプリの設定画面が表示されたら、画面の下部に棒グラフでiCloudのストレージの使用状況が表示されます。

大まかにはこれで使用状況が分かりますが、さらに詳しく内訳を調べるために、ボタン「ストレージ」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 画面の左側の列に、iCloudのストレージの使用状況の内訳が、容量の大きい順に表示されます。

容量を空ける方法については、この後の「解決策の一覧とメリット・デメリット」以降を参照してください。

Windows アプリ「iCloud」

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解決策の一覧とメリット・デメリット

有効性解決策メリットデメリット
◎ 大① iCloud契約プランの変更
  • 空き容量を一気に増やせる
  • コストがアップする
◎ 大② iCloudバックアップの削除
  • 容量を大きく空けられる
  • デバイスの復元が
    できなくなる
○ 中③ iCloud写真の整理
  • 大きなファイルを削除すると、
    容量が大きく空けられる
  • クラウド上の
    バックアップがなくなる
  • デバイス間の同期が
    取れなくなる
○ 中④ iCloudドライブの整理
○ 中⑤ iCloud連携アプリの整理
△ 小⑥ メールの整理
  • 添付ファイル付きのメール削除は
    効果あり
  • 削除したメールは
    見られなくなる
かわうそ君
かわうそ君

いろんな解決策があるけど、どれがオススメなのかなぁ?

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

iCloudドライブの無料5GBだけだと、写真を保存しているとすぐに容量不足になる。

だから、まずは無料プランを使っている人は、①の解決策で50GBか200GBの有料プランに変えてもいいと思う。

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

あとは、②の解決策でiCloudバックアップで昔のiPhoneやiPadのバックアップが残っていたら、それを削除すると大きく容量が空けられるよ。

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

③〜⑥の解決策は、手間がかかる割に効果は①や②ほどでないから、時間に余裕があれば、って感じかな。

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解決策① iCloudの契約容量を増やす

アップル製品を購入すると、無料で5GBまでのストレージが使用できます。

それ以上の容量が必要になった場合は、「iCloud+」という有料プランにアップグレードができます。

この記事を書いている2022年6月現在、各プランの容量と料金は以下の通りです。

容量料金
5GB無料
50GB130円/月
200GB400円/月
2TB1,300円/月

Mac

あらかじめ、「システム環境設定」で「Apple ID」-「iCloud」の設定画面を表示します。

やり方がわからない場合は、先の章の「iCloudで使っている容量の内訳を調べる方法 – Mac」を参照してください。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ iCloudの設定画面で、画面右下のボタン「管理…」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 「iCloudストレージ」の画面が表示されたら、右上のボタン「ストレージプランを変更…」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ プランの変更画面が表示されたら、ここからは詳細な説明は省略しますが、必要な操作を行なってください。

Mac システム環境設定 Apple ID

iPhone・iPad

あらかじめ、アプリ「設定」で「Apple ID」-「iCloud」の設定画面を表示します。

やり方がわからない場合は、先の章の「iCloudで使っている容量の内訳を調べる方法 – iPhone・iPad」を参照してください。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 項目「ストレージを管理」をクリックします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 画面が「iCloudストレージ」に切り替わったら、項目「ストレージプランを変更」をタップします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ プランの変更画面が表示されたら、ここからは詳細な説明は省略しますが、必要な操作を行なってください。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID iCloudストレージのプラン変更画面

Windows

あらかじめ、アプリ「iCloud」の設定画面を表示します。

やり方がわからない場合は、先の章の「iCloudで使っている容量の内訳を調べる方法 – Windows」を参照してください。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ アプリ「iCloud」の画面右下のボタン「ストレージ」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 画面「iCloudストレージ」が表示されたら、右上のボタン「ストレージプランを変更…」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ プランの変更画面が表示されたら、ここからは詳細な説明は省略しますが、必要な操作を行なってください。

Windows アプリ「iCloud」 ストレージのプラン変更画面

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解決策② 不要なiCloudバックアップを削除する

Mac

▶︎ iCloudの設定画面で、画面右下のボタン「管理…」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 「iCloudストレージ」の画面が表示されたら、左の列の項目「バックアップ」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 画面の右側にiCloudバックアップをおこなっているデバイスの一覧が表示されます。

デバイスを選択してから、一覧の下のボタン「-」をクリックすると、既存のバックアップを削除して自動バックアップを停止することができます。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 削除前には、図のような確認画面が表示されます。

Mac システム環境設定 Apple ID

iPhone・iPad

▶︎ iCloudの設定画面で、項目「ストレージを管理」をクリックします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 画面が「iCloudストレージ」に切り替わったら、項目「バックアップ」をタップします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 画面の下部にiCloudバックアップを行なっているデバイスの一覧が表示されます。

バックアップを削除して、自動バックアップを停止したいデバイスをタップします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ デバイスの詳細情報が表示されたら、項目「バックアップを削除」をタップすると、既存のバックアップを停止して自動バックアップを停止することができます。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 削除前には、図のような確認画面が表示されます。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

Windows

▶︎ アプリ「iCloud」の設定画面で、画面右下のボタン「ストレージ」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 画面「iCloudストレージ」が表示されたら、左の列の項目「バックアップ」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 画面の右側にiCloudバックアップをおこなっているデバイスの一覧が表示されます。

デバイスを選択してから、一覧の下のボタン「削除」をクリックすると、既存のバックアップを削除して自動バックアップを停止することができます。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 削除前には、図のような確認画面が表示されます。

Windows アプリ「iCloud」

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解決策③ iCloud写真を整理する

「iCloud写真」の機能が有効になっている場合は、写真や動画を削除すると、iCloudストレージの容量を空けることができます。

ただし、「iCloud写真」で保存している写真・動画を保存すると、クラウド上のストレージだけでなく、同一Apple IDの全てのデバイスの内蔵ドライブからも削除されます。

よって、削除する前にダウンロードしておくなど、「iCloud写真」の領域以外の場所に保存しておくことをオススメします。

Mac

▶︎まず、「iCloud写真」が有効になっているかどうかを確認します。

Finderを前面に表示して、フォルダ「アプリケーション」の中にある、アプリ「写真」を起動します。

Mac Finder

▶︎ アプリ「写真」が起動したら、メニューバーから「写真」-「環境設定…」を選択します。

Mac アプリ「写真」

▶︎ 環境設定の画面が表示されたら、画面上部のタブ「iCloud」をクリックして、項目「iCloud写真」がチェックされているか確認します。

チェックされていたら、「iCloud写真」の機能が有効化されています。

Mac アプリ「写真」 環境設定の画面

▶︎ 次に、アプリ「写真」で管理している写真・動画を整理して、iCloudストレージを節約します。

アプリ「写真」のライブラリから、不要な写真・動画を削除します。

Mac アプリ「写真」 削除

効率的に削除する方法は、以下のリンク先の記事で紹介しています。

iPhone・iPad

▶︎まず、「iCloud写真」が有効になっているかどうかを確認します。

iCloudの設定画面で、項目「写真」がオンになっていれば、「iCloud写真」が有効化されています。

なっていなければ、項目「写真」をタップします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 画面が「写真」に切り替わったら、項目「iCloud写真」をオンにします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 次に、アプリ「写真」で管理している写真・動画を整理して、iCloudストレージを節約します。

アプリ「写真」を起動します。

iPhone アプリ「写真」

▶︎ アプリ「写真」が起動したら、不要な写真・動画を削除します。

iPhone アプリ「写真」
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解決策④ iCloudドライブの整理

iCloudドライブで保存しているファイルを保存すると、クラウド上のストレージだけでなく、同一Apple IDの全てのデバイスの内蔵ドライブからも削除されます。

よって、削除する前にiCloudドライブの領域以外の場所にコピー(バックアップ)しておくことをオススメします。

Mac

▶︎ MacのFinderで、サイドバーから「iCloud Drive」を選択して表示されるファイル・フォルダがiCloudドライブの領域のデータです。

通常のファイル・フォルダと同様に削除すると、iCloudドライブからも削除されます。

Mac Finder
Mac Finder

iPhone・iPad

▶︎ アプリ「ファイル」を起動して、「ブラウズ」から「iCloud Drive」をタップして表示されるファイル・フォルダがiCloudドライブの領域のデータです。

通常のファイル・フォルダと同様に削除すると、iCloudドライブからも削除されます。

iPhone アプリ「ファイル」
iPhone アプリ「ファイル」
iPhone アプリ「ファイル」
iPhone アプリ「ファイル」

Windows

▶︎ アプリ「ファイルエクスプラーラー」を起動して、サイドバーから「iCloud Drive」をクリックして表示されるファイル・フォルダがiCloudドライブの領域のデータです。

通常のファイル・フォルダと同様に削除すると、iCloudドライブからも削除されます。

Windows ファイルエクスプローラー
Windows ファイルエクスプローラー

iCloud.com

▶︎ 以下のリンクをクリックして、iCloudの公式サイトにログインします。

▶︎ ログインしたら、アイコン「iCloud Drive」をクリックします。

iCloud.com 公式サイト

▶︎ 「iCloud Drive」の画面に切り替わったら、ファイル・フォルダを削除すると、iCloudドライブから削除されます。

iCloud.com 公式サイト iCloudドライブ

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解決策⑤ iCloud連携アプリの整理

Mac

▶︎ iCloudの設定画面で、画面右下のボタン「管理…」をクリックします。

Mac システム環境設定 Apple ID

▶︎ 「iCloudストレージ」の画面が表示されたら、左の列にiCloudのストレージを使ってデータを保存しているアプリが表示されます。

それぞれのアプリで使用しているデータ容量が表示されているのを参考にしつつ、不要なアプリのデータを削除することができます。

Mac システム環境設定 Apple ID

iPhone・iPad

▶︎ iCloudの設定画面で、項目「ストレージを管理」をクリックします。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID

▶︎ 画面が「iCloudストレージ」に切り替わったら、リストにiCloudのストレージを使ってデータを保存しているアプリが表示されます。

それぞれのアプリで使用しているデータ容量が表示されているのを参考にしつつ、不要なアプリのデータを削除することができます。

iPhone アプリ「設定」 Apple ID
iPhone アプリ「設定」 Apple ID

Windows

▶︎ アプリ「iCloud」の設定画面で、画面右下のボタン「ストレージ」をクリックします。

Windows アプリ「iCloud」

▶︎ 画面「iCloudストレージ」が表示されたら、左の列にiCloudのストレージを使ってデータを保存しているアプリが表示されます。

それぞれのアプリで使用しているデータ容量が表示されているのを参考にしつつ、不要なアプリのデータを削除することができます。

Windows アプリ「iCloud」

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解決策⑥ メールの整理

iCloudで作成したメールアドレスの不要なメールを削除すると、iCloudのストレージ容量を節約することができます。

メールそのもののデータサイズは小さいので、添付ファイルが付いたメールを多く削除すると、節約の効果が大きくなります。

Mac

▶︎ アプリ「メール」など、iCloudのメール設定をしたアプリで、不要なメールを削除します。

Mac アプリ「メール」

iPhone・iPad

▶︎ アプリ「メール」など、iCloudのメール設定をしたアプリで、不要なメールを削除します。

iPhone アプリ「メール」

Windows

▶︎ iCloudのメール設定をしたアプリで、不要なメールを削除します。

iCloud.com

▶︎ 以下のリンクをクリックして、iCloudの公式サイトにログインします。

▶︎ ログインしたら、アイコン「メール」をクリックします。

iCloud.com 公式サイト メール

▶︎ 「メール」の画面に切り替わったら、不要なメールを削除します。

iCloud.com 公式サイト メール

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まとめ

iCloudドライブの容量が足りなくなった時の解決策をいくつか紹介してきました。

費用がかかるものの契約容量を増やすことと、不要なデータを削除することと、両面から対策することがおすすめです。

iCloudドライブの使い方については、他にも記事を書いていますので、以下のリンクからご覧ください。

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