Mac内臓のWebカメラが何か動きを感知すると、iCloudなどのクラウドサービスに写真を保存して、メールで通知することが出来ます。
このページでは、アプリ「iSentry」のインストールや設定方法、使い方について説明します。
このページは、次の方向けに書いています。
- MacのWebカメラを防犯カメラとして使ってみたい人
メリット・デメリット
メリット
- 無料
- Mac内蔵のWebカメラを使うので、追加投資が必要ない
- 何か動きがあったときに撮影できる
- 撮影したタイミングで、メール通知ができる
デメリット
- Macの電源を入れっぱなしにしておく必要がある
- 無料版ではメールに直接写真を添付できないので、外出先から写真を見るにはiCloudやOneDriveなどのクラウドサービスに保存する必要がある(有料版ならメール添付可能で、値段はおよそ4千円)
無料版でも十分使えます。
でも、アプリが気に入った人は、有料版を買って開発者をサポートする、ってのもいいと思うよ!
アプリのインストールと初期設定
以下のリンクをクリックして、アップルのApp Storeからインストールできます。
アプリ初回起動時には、以下のように「”iSentry”からカメラにアクセスしようとしています。」と警告が出るので、「OK」をクリックして許可します。
以下のように「Upload folder is not set」と表示されたら、データ保存用のフォルダを設定します。
「OK」ボタンをクリックします。
以下のように「iSentry」の設定画面が開いたら、矢印が指し示している「Folder」の「Browse…」をクリックして、データ保存用のフォルダを設定します。
ここには、iCloudやOneDriveやDropBoxなどのクラウドサービスと同期しているフォルダを指定して下さい。
設定したら、以下の画面のようにフォルダのパスが表示されます。
以下の画面では、iCloudのフォルダを指定しています。
設定画面の「Recording」の部分をクリックして、「Photo Recording(写真を撮影)」を選択してください。
他の部分はお好みでいいです。
ちなみに、 「Pre-motion Recording(動きの前を撮影)」は、動きがあった5秒前から撮影されます。
設定画面の「Alarm」の部分をクリックして、「Play Alarm Sound(アラーム音を再生)」のチェックを外します。
チェックを外す理由は、単純にうるさいのと、いつ撮影したかを被写体(不審者や動物)に気付かれないようにするためです。
設定画面の「Mail」では、撮影した写真を送るメールアドレスを設定します。
「To」の欄にメール送信先のメアドを入れたら、ボタン「SMTP Settings」をクリックして、SMTPサーバの設定画面を呼び出します。
SMTPサーバの設定をしたら、ボタン「Send Test Message」をクリックしてテストします。
うまくいったら、ボタン「Done」をクリックして閉じます。
以下のように「Preferences」の画面に戻ったら、設定は完了なので閉じます。
使用方法
iSentryの画面の右下のボタン「Start」をクリックすると撮影が始まり、撮影中に「Stop」をクリックすると終了します。
または、メニューバーから「Start」や「Stop」ができます。
写真が撮影されると、指定したメアドにメールが届きます。
また、指定したクラウドサービスに写真がアップされています。
ここでは一例として、iPhoneでiCloud上の写真を見てみます。
このページの記事は、ここまでです。
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