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「SuperDuper!」とは、どんなバックアップアプリか?

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「SuperDuper!」アイコン
更新日:2021年04月17日

投稿日:2020年11月23日
この記事は約5分で読めます。
2020年11月23日現在、「SuperDuper!」はmacOS 11.0 BigSur(Appleシリコン版/インテル版)には対応していません。
対応次第、記事を更新します。

このページでは、Macのバックアップアプリ「SuperDuper!」について興味を持った人に、どんなアプリかをざっくり説明しています。

インストールや使い方については、このページからリンクしている別ページで詳しく説明しています。

 

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Mac標準のバックアップ機能との比較

「SuperDuper!」は2004年に最初のバージョンがリリースされた歴史あるMacのバックアップアプリです。

Macでバックアップというと、標準機能の「Time Machine」が有名ですが、これは2007年のMac OS X 10.5 Leopardからなので、それよりも古いです。

また、Macの標準アプリの「ディスクユーティリティ」で内蔵ドライブなどのバックアップ(クローン)が作れるので、これも機能的には近いです。

そこで、「SuperDuper!」「Time Machine」「ディスクユーティリティ」を以下で比較してみました。

SuperDuper Time Machine ディスクユーティリティ
①OS起動ボリュームそのままクローン 可能 できない
(ただし起動可能)
可能
②変更部分だけバックアップ更新 有料版で可能 可能 できない
③定期的にバックアップ 有料版で可能 可能 できない
④Finderだけで復元 可能 できない 可能

各項目について補足します。

「①OS起動ボリュームそのままクローン」

これが出来ると、OS起動ボリュームからクローンで作った外付けHDDからMacが起動できるようになります。

「Time Machine」ではOS起動ボリュームそのままではなく、独自のファイル形式で保存されますが、Macの機能として「Time Machine」作成データから起動が出来ます。

 

「②変更部分だけバックアップ更新」

初回のバックアップではすべてのデータをコピーするので、どんなバックアップ方法でも時間がかかります。

しかし、2回目以降は既にバックアップ済みのデータはそのままで、変更部分や新規作成のデータのみ更新する機能があると、時間が節約されます。

 

「③定期的にバックアップ」

これは文字通りの機能です。

ただし、「SuperDuper!」ではバックアップ実行時刻を曜日・時刻で複数指定できます。

一方、「Time Machine」では1時間ごとに自動実行で決まっていて、別にアプリを使わないと基本的には変更できません。

 

「④Findeだけで復元」

これは①でも少し説明しましたが、「Time Machine」では独自のファイル形式でデータが保存されますので、MacのTime Machine機能からデータを読み出さないと正しく読みだせません。

一方、「SuperDuper!」と「ディスクユーティリティ」は元の状態そのまんまをコピーするので、Finderで普通にマウントしてデータを読み出すことが出来ます。

 

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macOSと「SuperDuper!」のバージョン対応

「SuperDuper!」は、Mac OS X 10.3 Pantherから、macOS 10.15 Catalinaまで対応しています。

 

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有料版と無料版の違い

「SuperDuper!」は基本的なコピー機能は無料版で使えますが、コピー時間を短くする「スマート・アップデート」機能や「スケジュール」機能は有料版でないと使えません。

「スマート・アップデート」機能とは?

無料版の「SuperDuper!」では、コピーを作るときは一旦コピー先のデータはすべて消去されます。

一方、有料版で使える「スマート・アップデート」機能では、コピー先とコピー元を比較して、変更がなければスキップ、変更があれば上書き、新規データは新規作成を行います。

変更部分だけデータ更新するので早いのは当然なので、たとえば全コピーだと3時間かかるのがスマート・アップデートだと30分で終わったりします。

 

「スケジュール」機能とは?

★★ ここに図 ★★

無料版の「SuperDuper!」では、コピーを作るときは画面を起動して手動で操作しなければいけませんが、無料版では曜日・時間を指定した時刻に自動的にコピーが実行されます。

また、Macがスリープしているときも自動的に復帰してコピー実行、完了したら再びスリープ状態になります。

「スケジュール」は複数指定することが出来るので、月曜日用のバックアップ、水曜日のバックアップ、といったようにバックアップをローテーションで作ることが出来ます。

 

無料版の方がいい人、有料版の方がいい人の判断基準は?

以下の基準に当てはまるかどうか、でシンプルに考えれば良いと思います。

  • 無料版のほうがいい人
    • 定期的にバックアップを行わない人
  • 有料版のほうがいい人
    • 定期的にバックアップを行う人

 

このページの記事は、ここまでです。

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