Macの「プレビュー」アプリで、編集した内容を元に戻す方法を紹介します。
具体的な操作方法の図解の他に、注意点も説明します。
Macの「プレビュー」で使える、編集内容を元に戻す方法2つ
Macの「プレビュー」では、以下の2つの方法でファイルの内容を元に戻すことができます。
元に戻す方法 | 内容 |
---|---|
① アンドゥ・リドゥ | 保存前の編集内容を取り消す(アンドゥ) or取り消しを取り消す(リドゥ) |
② ファイル履歴から復元 | 保存済みの過去の履歴を さかのぼって戻す |
「① アンドゥ・リドゥ」は、保存する前の編集内容を元に戻す方法です。
なので、保存した時点よりも過去に編集した内容に戻すことはできません。
その場合には、「② ファイル履歴から復元」で元に戻せますが、戻せる内容は保存した時点の内容に限られます。
以上をイメージ図で表すと、次のようになります。
過去から現在に向かって、何度か編集と保存をしています。
なお、「② ファイル履歴から復元」について注意事項です。
Macの「プレビュー」では、ユーザが意識してファイル保存する他に、次のタイミングでもファイルが保存されています。
バージョンは1時間ごとに自動的に保存されますが、変更が多い場合は、より頻繁に保存されます。また、書類を開いたとき、保存したとき、複製したとき、ロックしたとき、名前を変更したとき、または元に戻したときにもバージョンが保存されます。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40710/mac
①アンドゥ・リドゥ:保存前の編集履歴から元に戻す
▶ Mac純正アプリ「プレビュー」のメニューバーから、「編集」->「取り消す」または「やり直す」を選択します。
復元内容 | 操作方法 |
---|---|
直前の編集を取り消す | 「編集」->「取り消す」 |
直前の取り消しを取り消す | 「編集」->「やり直す」 |
② ファイル履歴から復元:保存済みのファイル履歴から元に戻す
▶ ファイル履歴から元に戻したいファイルを「プレビュー」で開きます。
以下の例では、写真ファイルを開いています。
▶ ファイルを開いたら、図のようにメニューバーから「ファイル」->「バージョンを戻す」->「すべてのバージョンをブラウズ…」を選択します。
以下の図は、矢印のあたりの拡大図です。
▶ 図のようにTime Machineのファイル履歴管理の画面に切り替わったら、矢印が指し示している上▲と下▼の方向のボタンを操作して、元に戻したいバージョンの内容が表示するまでファイル履歴を探します。
▶ 元に戻したいバージョンが見つかったら、ファイルを復元します。
復元方法は、次の2つから選べます。
復元内容 | 操作方法 |
---|---|
現在のファイルに上書き保存で復元する | ボタン「復元」をクリック |
別名のファイルを作って復元する (いわゆる別名保存) | キーボードの「option ⌥」を押したまま、 ボタン「コピーを復元」をクリック |
【上書き保存】
【別名保存】
参考資料
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