Macの標準機能だけで、PDFに社外秘やロゴマークなどの透かし(ウォーターマーク)を入れる方法

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更新日:2021年12月03日
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新しくアプリを入れることなく、Macの「Automator」という簡易型プログラムを使います。

プログラムと言っても誰でもカンタンにできますので、手順を詳しく図解入りで説明します。

なお、これ以降の説明では、「透かし」や「ウォーターマーク」を「透かし」で呼ぶこととします。

大まかな流れと注意点

大まかな流れ

Macの「Automator」では、標準機能でPDFに透かしを入れることができるので、それを使ってカンタンなプログラムを作ります。

MacのAutomatorでPDFに透かしを入れるイメージ図
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作ったプログラムは、Finderの右クリックメニューの「クイックアクション」から呼び出して使います。

AutomatorのアクションでPDFに透かしを入れる
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注意点

このページの説明は、macOS Big Sur 11.2の環境でスクショを撮っています。

macOSのバージョン違いによっては、画面のデザインや文字が多少異なる場合があります。

あらかじめご了承ください。

あらかじめ用意するもの

透かしに使う画像ファイルを、あらかじめ用意しておいてください。

会社や学校のロゴを使うならその画像、「社外秘」などを入れるならその画像です。

一例として、以下のリンク先では「社外秘」のスタンプ画像がダウンロードできます。

ワード・エクセル・パワーポイントで使える社外秘のイラスト
ワードやエクセルなどで作る書類に使える社外秘のイラスト 1ページです。商用・非商用に関わらず企業・団体・学校等でお使い頂けます。チラシ・作成資料・学級通信・手紙・年賀状などご自由にお使い下さい。

以下のこのページの説明では、上記のサイトからダウンロードした次の画像を使ってみます。

なお、画像は余白部分をトリミングしています。

「社外秘」スタンプ画像

透かしを入れるクイックアクションを作る

▶ MacのFinderを前面に表示して、「アプリケーション」フォルダ内の「Automator」を起動します。

Finderで「Automator」を起動する

▶ Automatorが起動したら、ファイルを作成するか・開くか、の画面が表示されるので、①で適当な保存場所を指定してから、②で「新規作成」をクリックします。

保存場所は、デフォルトでは「iCloud」内の「Automator」フォルダになっている場合が多いと思います。

変更しても構いませんが、そんなにサイズが大きなファイルでもないので、よくわからない場合はデフォルトの場所をおすすめします。

Automatorで新規作成
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▶ 以下のように「書類の種類を選択してください」と表示されたら、「クイックアクション」をダブルクリックします。

Automatorの新規作成のファイル種類の選択画面
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▶ 以下のようにAutomatorの画面が表示されたら、矢印が指し示している「ライブラリ」の直下にある「PDF」をクリックします。

Automatorの「ライブラリ」-「PDF」を選択
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▶ 以下のように「PDF」に関係する項目が絞り込まれたら、矢印が指し示している「PDF書類にウォーターマークを描画」をダブルクリックします。

Automatorで「PDFにウォーターマークを描画」をダブルクリックして追加する
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▶ 以下のように画面の右側に項目が追加されたら、「ウォーターマーク」の項目の右側にある「追加」ボタンをクリックして、あらかじめ用意しておいた、透かしの画像を指定します。

透かし(ウォーターマーク)の画像を追加
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▶ 以下の図で、右側の「この部分を調整」と囲んだところを、左側のプレビュー画面を見ながら調整していきます。

このあと、調整するときのポイントを説明します。

透かし(ウォーターマーク)の画像を追加
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各項目を調整するときのポイントは、次のとおりです。

  • レイヤー:
    • 「PDFの前面にウォーターマークを描画」でないと、透かしが表示されない場合が多い
    • なぜなら、元のPDFの背景が透過になってない場合が多いから
  • オフセット
    • Xは、左からの位置
    • Yは、下からの位置
  • 角度
    • 斜めにする場合は、ここを調整する
  • 不透明度
    • 左にするほど透明になるが、プレビューを見ながら調整
    • 透明過ぎても透かしが見えなくなるし、濃すぎたらPDFの文字が読めなくなるので、ここは試行錯誤が必要です

ちなみに、今回の説明で使っている「社外秘」の画像は、以下のような調整結果になりました。

参考にしてください。

透かし(ウォーターマーク)の画像を追加
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▶ 以下のように、矢印が指し示している「ファイルとフォルダ」をクリックします。

Automatorの「ライブラリ」-「ファイルとフォルダ」を選択
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▶ 「ファイルとフォルダ」の複数表示された項目の中から、以下の矢印が指し示している「Finder項目をコピー」をダブルクリックします。

Automatorで「Finder項目をコピー」をダブルクリックして追加する
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▶ 以下のように画面の右側に項目が追加されたら、「保存先」で設定されている保存場所を必要に応じて変更します。

Automatorで、ファイルのコピー先を指定
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▶ 設定はここまでです。

それでは、作成したAutomatorのファイルを保存するので、キーボードの ⌘ command + S を押します。

または、メニューバーから「ファイル」->「保存」でもいいです。

Macのキーボードで「⌘」+「S」
Automatorの「ファイル」-「保存」

▶ 保存するファイル名を入力する画面が表示されたら、適当な名前を付けて保存します。

Automatorで保存

▶ Automatorでクイックアクションを作る作業はここまですが、実際に透かしを入れたPDFを作った結果を見ながら、設定を調整することになると思いますので、Automatorはこのまま開いたままがいいでしょう。

Take a break
Take a break

クイックアクションの作り方の説明は、ここまでです。

実際に使ってみる

Finderを前面に表示した状態にして、透かしを入れたいPDFファイルを右クリックします。

そこで表示された項目の中から、「クイックアクション」の中にある、先ほど作ったクイックアクションを選択します。

以下の図では、【PDFに「社外秘」透かし追加】、というクイックアクションを選んでいます。

AutomatorのアクションでPDFに透かしを入れる
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以下の図は、作成したPDFをクイックビューで表示したところです。

自画自賛ですが、いい感じに仕上がったんじゃあないでしょうか?

MacでPDFに透かしを入れた
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このページの記事は、ここまでです。

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