Macをサーバ的に使ったり、動画エンコードなど長時間処理をさせるときには、「今どんな状態かな?」というのを確認したいときがあります。
リモート接続アプリを使う方法もありますが、このページでは定期的にスクショ撮影・クラウドにアップロードまでを自動化する方法を紹介します。
自動化のしくみの概要と注意点
概要
Macのフリーソフトで「InstantShot!」というものがあり、これはスクショを撮るアプリですが、機能の一つとして一定時間ごとにスクショを撮って保存することができます。
この保存先をiCloudやDropBoxやOneDriveのクラウドサービスのローカルフォルダに指定することにより、自動的にスクショ撮影&クラウドアップロードが実現できます。
注意点
複数のMacで実験してみたところ、いくつかの注意点がわかったので挙げておきます。
まずは、「こんな状態や設定をしている場合は、スクショが撮れない」というパターン2つです。
- ①スクリーンセーバーが起動していると、スクリーンセーバーのスクショになってしまう
- ②【デスクトップのスリープ】を実行していると、スクショが撮れない
①についてはわかると思うので説明を省略します。
②についてはちょっと説明します。
Macでは【システム環境設定】-【デスクトップとスクリーンセーバ】から【ホットコーナ】を設定できますが、ここで【ディスプレイのスリープ】を設定して実行しているとダメということです。
【デスクトップのスリープ】がダメとなると、液晶画面を常に点けておかなければならないのか?と疑問がわきます。
この解決法としては、以下の方法があります。
- キーボードで、ディスプレイの輝度を最低にする
- Mac miniではディスプレイをつながない
実験した範囲では、MacBook系はキーボードの輝度設定を最低にするとほとんど画面が見えなくなったので、いい感じでした。
一方、iMacは最低輝度でも文字が読める状態なので、解決策を調査中です。
アプリ「InstantShot!」のインストールとセキュリティの設定
以下の手順では、macOS 11.0 Big Surを使って説明しています。
macOSのバージョンによって画面のデザインが変わりますが、適当に読み替えてください。
インストールの手順
- ①
以下のリンクをクリックして、アプリ「InstantShot!」の公式サイトを開きます。
https://projects.digitalwaters.net/instantshot_downloads.html - ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦
- ⑧

ブレイクしたら、続けて【セキュリティの設定】に進んで下さい。
セキュリティの設定
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦

次は、【自動スクショ&クラウドアップロードの設定】です。
この設定をすると完成なので、もう少し頑張って下さい!
自動スクショ&クラウドアップロードの設定
「InstantShot!」が起動している状態で、メニューバーのハサミ型のアイコンをクリックして表示されるメニューから、【環境設定…】を選択します。
【環境設定】の画面が表示されたら、画面の上のタブを切り替えて設定を行います。
以下の画面はサンプルとしての設定です。
画面表示やボタンをクリックすると内容はわかると思うで、詳しい説明は省略します。
自動スクショ&クラウドアップロードの実行動画
実際に実行しているところを動画にしました。

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