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macOS Tahoe 26.xでNASの接続が切れる場合の解決法

更新日:2026年06月05日

投稿日:2026年06月05日
この記事は約5分で読めます。

M1のMacBook AirをmacOS Tahoeにアップデートしたところ、TeraStationに接続中に切れる現象が発生、M1やM3のiMacでは発生しないのを解決した方法を紹介します。

同じ現象で困っている人は試してみてください。

ポイントは、現象が発生するMacBook内にNAS接続の設定ファイルを作成することです。

注意点としては、macOS標準アプリの「ターミナル」を使うことです。

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既存の設定のバックアップ

「ターミナル」を起動して、以下のコマンドをコピペして実行します。

sudo cp /etc/nsmb.conf /etc/nsmb.conf.bak 2>/dev/null
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設定ファイルの作成

引き続き、「ターミナル」で以下のコマンドをコピペして実行します。

sudo tee /etc/nsmb.conf << 'EOF'
[default]
signing_required=yes
streams=yes
soft=yes
dir_cache_max_cnt=0
protocol_vers_map=6
mc_prefer_wired=yes
EOF

実行したら、以下のコマンドをコピペして、ファイル内容を確認します。

問題なければ、「ターミナル」は閉じます。

cat /etc/nsmb.conf
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設定ファイルの内容の解説

Claudeのコピペですが、以下が解説となります。

nsmb.confの中身の解説

nsmb.confはmacOSのSMBクライアント(NASへの接続側)の動作を細かく制御するファイルです。


[default]

すべての接続に適用するセクション。特定のNASだけに適用したい場合は[サーバ名:共有名]のように書きますが、今回は全接続共通の設定です。


signing_required=yes

SMBパケット署名を強制的に有効にする設定。今回の問題の核心です。

SMB署名とは、通信データに電子署名を付けて改ざんを検知するセキュリティ機能です。

macOS 26以前:signing_required=no(署名なしでも接続可)
macOS 26以降:デフォルトが曖昧になり、NASとの交渉が失敗することがある

明示的にyesと書くことで「このMacは署名ありで通信する」と宣言し、交渉の迷走を防ぎます。


streams=yes

macOS独自の拡張属性(Finderのタグ・アイコン情報など)をNASに保存できるようにする設定。

macOSはファイルに「リソースフォーク」や「拡張属性」という追加情報を持たせることができます。streams=yesにするとこの情報をNAS上の.DS_Storeなどに正しく読み書きでき、Finderの表示が安定します。


soft=yes

NAS接続が切れたとき、Macがフリーズしないようにする設定。

soft=no(デフォルト):接続が切れると、アプリがNASへの応答を
                        永遠に待ち続けてフリーズする
soft=yes            :一定時間後にエラーを返してアプリが動き続ける

TeraStationとの接続が不安定なこの状況では特に重要な設定です。Finderやアプリがフリーズして操作不能になるのを防ぎます。


dir_cache_max_cnt=0

フォルダの内容をキャッシュする件数を0にする(キャッシュ無効)設定。

macOSは一度見たフォルダの中身をメモリにキャッシュしてアクセスを速くしようとします。しかし古いNASファームウェア(TeraStationも含む)ではこのキャッシュと実際のファイル状態がずれて、「ファイルが見えない」「古い内容が表示される」といった問題が起きることがあります。

0にするとキャッシュなしで毎回NASに問い合わせるため、表示は若干遅くなりますが確実性が上がります。


protocol_vers_map=6

使用するSMBプロトコルのバージョンをSMB2とSMB3に限定する設定。

数値はビットマップで表現されています。

1 = SMB1(古い・非推奨・脆弱性あり)
2 = SMB2
4 = SMB3
6 = 2+4 = SMB2とSMB3を許可
7 = 1+2+4 = 全バージョン許可(デフォルト)

6にすることでSMB1を排除します。SMB1はランサムウェアの感染経路にもなった危険なプロトコルで、現代のNASでは不要です。TeraStationはSMB2/3に対応しているので問題ありません。


mc_prefer_wired=yes

有線LANとWi-Fiが両方使える場合、有線を優先する設定。

macOS 26のSMBはMultichannel(複数経路同時使用)に対応していますが、Wi-FiとEthernetを同時につないでいると経路の選択が不安定になることがあります。yesにすることで有線を優先し、不必要なチャンネル切り替えを抑制します。

MBAをWi-Fiのみで使っている場合は効果はありませんが、害もないので入れておいて問題ありません。

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今回の現象の原因

これもClaudeで調べた内容ですが、コピペします。

症状

  • TeraStation接続中に突然切断される
  • フタを閉じて(スリープ)開き直すと共有が切れる
  • iMacでは同現象が起きない

原因

macOS 26 TahoeのSMB仕様変更

AppleがTahoe(macOS 26)でSMBクライアントのセキュリティ設定を厳格化した。具体的には:

  • signing_requiredのデフォルト動作が変更された
  • SMB署名・暗号化の交渉ロジックが変わり、古いNASファームウェアとの互換性が壊れた

「バグ」か「仕様変更」かはAppleが明言していないが、世界中で同様の報告が多数あり。

iMacで症状が出にくい理由(推定)

  • iMacはフタを閉じる操作がなく、スリープ・復帰のトリガーが発生しにくい
  • MBAのフタ開閉がSMB切断のトリガーになっている可能性が高い
  • Wi-Fi(MBA)vs 有線(iMac)の違いも一因の可能性あり

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