クラウドサービスを引っ越ししたり、アップロード済みのデータを手元にダウンロードしてバックアップを取る、といったときに使うと便利なアプリを紹介します。
概要
どんなことをするアプリ?
「Filezilla Pro」は、ネットワーク上のファイルサーバーとデータをやり取りするのに特化したアプリで、いわゆる「FTPマネージャ」と呼ばれています。
最近のクラウドサービスではWEBブラウザを使って気軽にファイルのアップロード・ダウンロードができますが、大量のファイルのやり取りをする場合はFTPマネージャを使ったほうが効率的です。
例えば、ファイル転送時にエラーが出てもスキップして継続したり、転送成功・エラーのファイルのログが保存できたりします。
「Filezilla Pro」の大きな特徴は、各種のクラウドサービスに接続できるということで、これは他の「FTPマネージャ」にはありません。
ただし、「Filezilla Pro」は有料アプリで、1年あたり1,000円のサブスク購入か、買い切り2,000円前後となります。
なお、「Filezilla Pro」の姉妹ソフトに「Filezilla」がありますが、そっちはクラウドサービの接続はサポートしていませんが無料アプリです。
対応しているクラウドサービスは?
聞き慣れないサービス名もありますが、Amazon S3、Dropbox、OneDrive、Google Drive、Boxは日本でもユーザーが多いクラウドサービスです。
クラウドサービス等 | Filezilla Pro | Filezilla |
FTP | ○ 対応 | ○ 対応 |
SFTP | ||
Storj | ||
WebDAV | X 未対応 | |
Amazon S3 | ||
Backblade B2 | ||
Dropbox | ||
Microsoft OneDrive | ||
Microsoft Azure File Storage Service | ||
Microsoft Azure Blob Storage Service | ||
Google Cloud Storage | ||
Google Drive | ||
OpenStack Swift | ||
Box |
手順
インストール方法
以下のリンクをクリックして、App Storeからインストールできます。
インストール直後は無料アプリの「Filezilla」と同じ接続先しか使えませんが、アプリ内課金でサブスク購入すると、各種クラウドサービスへ接続ができるようになります。
使い方
接続例として、Microsoft OneDriveへ接続してみます。
- Step 1
- Step 2
- Step 3
- Step 4
- Step 5
- Step 6
- Step 7
- Step 8
- Step 9
- Step 10
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