Sidecarが使えない(デバイスがタイムアウトになりました等)

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更新日:2021年09月14日
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MacとiPadでSidecarが使えないときの原因と対処方法を、図解入りで詳しくまとめました。 また、使用中のSidecarがWi-Fi接続かUSB接続かを調べる方法も紹介します。

Sidecarが使えないときのエラー表示

Sidecarが使えないときには、主に次の4種類のエラーが出る場合が多いです。

デバイスがタイムアウトになりました。
デバイスがタイムアウトになりました。
Sidecarを使用するには、Wi-Fiをオンにするか、USB経由で接続してください。
Sidecarを使用するには、Wi-Fiをオンにするか、USB経由で接続してください。
iCloudアカウントで2ファクタ認証が使用されていません。
iCloudアカウントで2ファクタ認証が使用されていません。
その他のエラーが発生しました。 (数字は401,402,6704,6709,32002など)
その他のエラーが発生しました。<br>(数字は401,402,6704,6709,32002など)

 

このページで使っているMacとiPadについて

このページの説明画面は、以下の機種で作成しています。
機種やOSバージョンにより、画面のレイアウトや表示の違いがある場合があります。

  • Mac
    • MacBook Air(M1, 2020)
    • macOS 11.4 Big Sur
  • iPad
    • iPad Air(第4世代)
    • iPadOS 14.6
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使用中のSidecarが、Wi-Fi接続かUSB接続か調べる方法

USBケーブルでMacとiPadをつないでSidecarを使っていると言っても、かならずしもUSB接続とは限りません。

Wi-Fi接続かUSB接続かどちらか調べる簡単な方法は、Sidecar使用中にUSBケーブルを抜いてみることです。

ケーブルを抜いても変化がなければ、Wi-Fi接続ということになります。

強制的にUSB接続にするためには、後述の「⑧デバイスの信頼の設定」が行われている必要があります。

もしも、SidecarがWi-Fi接続とUSB接続の両方が使える場合は、USB接続が優先されます。

以下は参考動画ですが、前者がSidecarをWi-Fi接続で使用時にUSBケーブルを刺したところ、自動的にUSB接続に切り替わっている様子で、後者がその逆です。

Wi-Fi → USBは1秒ほどで切り替わっていますが、USB → Wi-Fiは5秒ほどかかっています。

 

Sidecarが使えるための必須条件8つ

後述の表の見方ですが、タテの列は以下の4パターンで分類しています。

  • MacとiPadの接続方法
    • Wi-Fi接続か、USB接続か
  • iPadの種類
    • Wi-Fi版か、セルラー+Wi-Fi版か

また、ヨコの行は必須条件の各チェック項目ですが、項目をクリックするとそれぞれの確認・設定変更の操作方法の説明にジャンプします。

項目名を見ただけでは何をするのかピンとこない方は、参考にしてください。

ちなみに、①〜⑧の項目で必須条件になっているにもかかわらず、条件に合っていない場合でもSidecarは使える場合があります。
しかし、接続が不安定で使用中に途切れたり、アップルの正式なサポート条件に合っていないので、ここは無難に条件を満たすようにしてください。
チェック項目 パターンA
Wi-Fi接続

Mac

iPad
Wi-Fi版
パターンB
Wi-Fi接続

Mac

iPad
セルラー
+Wi-Fi版
パターンC
USB接続

Mac


iPad
Wi-Fi版
パターンD
USB接続

Mac


iPad
セルラー
+Wi-Fi版
①機種・OSバージョン Mac & iPad
②2ファクタ認証
で同一Apple ID
でログイン
Mac & iPad
③Handoffがオン Mac & iPad
④Wi-Fiがオン Mac & iPad
⑤Bluetoothがオン Mac & iPad
⑥「インターネット共有」
はオフ
Mac Mac & iPad Mac Mac & iPad
⑦VPNはオフ Mac & iPad
⑧デバイスの信頼
の設定
Mac & iPad

①機種・OSバージョン

アップルでは公式サイト内の「Sidecar で iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う」というページの中で、Sidecarの対応機種を【モデル】という一種の型番で公表しています。

それによると、Sidecar対応【モデル】は、以下のようにリストアップされています。

Sidecar を使うには、macOS Catalina 以降を対応モデルの Mac に搭載し、iPadOS 13 以降を対応モデルの iPad に搭載する必要があります。

  • 対応Mac
    • MacBook Pro (2016 年以降に発売されたモデル)
    • MacBook (2016 年以降に発売されたモデル)
    • MacBook Air (2018 年以降に発売されたモデル)
    • iMac (2017 年以降に発売されたモデル) または iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
    • iMac Pro
    • Mac mini (2018 年以降に発売されたモデル)
    • Mac Pro (2019 年に発売されたモデル)
  • 対応iPad

以下からは、起動中のMacとiPadで機種・OSバージョンを調べる手順です。

Macは、メニューバーから「このMacについて」を選ぶと、機種とOSバージョンが確認できます。

以下、メニューバーの確認の流れです。

  • Macのメニューバーから「このMacについて」
  • Macの「このMacについて」

 

iPadは、「設定」アプリから「一般」-「情報」をたどっていくと、機種とOSバージョンが確認できます。

  • iPadの「設定」アプリ
  • iPadの「設定」-「一般」
  • iPadの「設定」-「一般」-「情報」

 

②2ファクタ認証で同一Apple IDでログイン

2ファクタ認証とは、パスワード以外にログイン時に送られてくる認証コードを使ってiCloudなどのアップルのサービスを使うことを言います。

ここでは、2ファクタ認証が設定されているかの確認方法を説明します。

さらにもっと詳しく知りたい方は、以下のリンク先を御覧ください。

Apple ID の 2 ファクタ認証
2 ファクタ認証は、Apple ID の認証を二重化することでセキュリティを強化し、たとえパスワードが他人に漏れても本人以外はアカウントにアクセスできないようにする認証方式です。

 

Macは、メニューバーから「システム環境設定」を開いて「Apple ID」をクリックし、「パスワードとセキュリティ」を開くと2ファクタ認証のオンオフが確認できます。

以下、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macのメニューバーから「システム環境設定...」
  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「Apple ID」
  • Macの「システム環境設定」-「Apple ID」-「2ファクタ認証」

 

iPadは、「設定」アプリから「Apple ID」-「パスワードとセキュリティ」をたどっていくと、2ファクタ認証のオンオフが確認できます。

  • ,iPadfの「設定」
  • iPadの「設定」-「Apple ID」
  • iPadの「設定」-「Apple ID」-「2ファクタ認証」

 

③Handoffがオン

Macは、「システム環境設定」から「一般」をクリックすると、Handoffのオンオフが確認できます。

以下、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「一般」-「Handoff」

 

iPadは、「設定」アプリから「一般」-「AirPlayとHandoff」をたどっていくと、Handoffのオンオフが確認できます。

  • iPadfの「設定」
  • iPadfの「設定」-「一般」-「AirplayとHandoff」

 

④Wi-Fiがオン

Macは、メニューバーでWi-Fiのアイコンの状態を見るか、「システム環境設定」から「ネットワーク」をクリックすると、Wi-Fiのオンオフが確認できます。

まず、メニューバーのWi-Fiアイコンの状態を見る方法です。

Wi-Fiがオンの状態
MacのメニューバーでWi-Fiオン
Wi-Fiがオフの状態
MacのメニューバーでWi-Fiオフ

 

次に、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「ネットワーク」

 

iPadは、「設定」アプリから「Wi-Fi」を開くと、Wi-Fiのオンオフが確認できます。 iPadの「設定」-「Wi-Fi」

 

⑤Bluetoothがオン

Macは、メニューバーでBluetoothのアイコンの状態を見るか、「システム環境設定」から「Bluetooth」をクリックすると、Bluetoothのオンオフが確認できます。

まず、メニューバーのBluetoothアイコンの状態を見る方法です。

Bluetoothがオン
MacのメニューバーでBluetoothオン
Bluetoothがオフ
MacのメニューバーでBluetoothオフ

 

次に、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「Bluetooth」

 

iPadは、「設定」アプリから「Bluetooth」を開くと、Bluetoothのオンオフが確認できます。 iPadの「設定」-「Bluetooth」

 

⑥「インターネット共有」はオフ

Macで、「システム環境設定」から「共有」をクリックすると、インターネット共有のオンオフが確認できます。

以下、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「共有」

 

iPadで、「設定アプリ」から「インターネット共有」をクリックすると、インターネット共有のオンオフが確認できます。

iPadの「設定」-「インターネット共有」

 

⑦VPNはオフ

Macは、「システム環境設定」から「ネットワーク」をクリックすると、VPNのオンオフが確認できます。

以下、「システム環境設定」の確認の流れです。

  • Macの「システム環境設定」
  • Macの「システム環境設定」-「ネットワーク」

 

iPadは、「設定」アプリから「VPN」をタップすると、VPNのオンオフができます。 iPadの「設定」-「VPN」

 

⑧デバイスの信頼の設定

MacとiPadをUSBケーブルでつないで、MacのFinderのサイドバーに表示されるiPadをクリックすると、信頼の設定ができているかどうかがわかります。

設定ができている場合は、図のようにFinderの右側にiPadの情報が表示されます。
MacのFinderでiPadの信頼の設定
設定ができていない場合は、図のようにFinderの右側にこれから信頼の設定を行う画面が表示されます。
MacのFinderで、iPadの「信頼の設定」の画面

信頼の設定を行うには、基本的には画面の表示に従って操作していけばよいのですが、不安だったり途中でよくわからない表示が出た人は、以下の関連記事を見てください。

MacとiPad/iPhoneのUSB接続時の「信頼の設定」
iPhone/iPadとMacをUSB接続してバックアップしたり、Sidecarを使うためには、「信頼の設定」という設定をする必要があります。このページでは、設定とリセットの両方の手順を図解入りでわかりやすく説明します。

 

Sidecarが使えないときに、試してみること

a) MacとiPadの距離を近づける

Wi-Fi接続の場合はBluetoothを使っているので、Bluetoothの有効範囲10m以内にMacとiPadを近づけます。
また、間に障害物がある場合は除きます。

b) MacとiPadのWi-FiやBluetoothをオンオフしてみたり、再起動してみる

ネットワークの設定が最新状態にアップデートされるので、そのタイミングでSidecarが使えるようになる場合があります。

c) Wi-Fi接続のかわりにUSB接続を試す

初めてUSB接続する場合は、「⑧デバイスの信頼の設定」を行う必要があります。

d) アップル公式サイトやTwitterなどでiCloudなどのアップルのサーバで障害が発生していないか確認する

何ヶ月かおきに、アップルのサーバで障害が発生してiCloudドライブやApp Storeが使えなくなるときがあります。
障害の発生状況は、以下のアップル公式サイトかTwitterの検索で知ることができます。

Apple - Support - System Status

アップルのサーバで障害が起きると世間への影響が大きいので、アップル公式サイトの発表よりも早くTwitterで騒がれるので、すぐに知ることができます。

e) Mac/iPadのOSを最新バージョンにしたり、リカバリしてみる

Catalina 10.15リリース直後はSidecarがつながらないとの声が多かったが、10.15.2あたりからそういった声が減った用に思います。

バージョンアップすることによって、今まで動いていたアプリや周辺機器が使えなくなる可能性があります。
よって、バージョンアップやリカバリは最後の手段と考えてください。
また、事前にバックアップを取るようにしましょう。

 

このページの記事は、ここまでです。

 

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