対応次第、記事を更新します。
「SuperDuper!」で内蔵ドライブのイメージファイルを作る場合の手順を図解で説明します。
また、イメージファイルの種類と違いについても説明します。
イメージファイルの種類と比較
「SuperDuper!」でコピーを作る場合は、次の3種類の方式が選べます。
②と③がイメージファイルになります。
- ①ディスクそのまま
- ②スパース・バンドル形式
- ③スパース・イメージ形式
①は、コピー元そのままの状態がコピー先のドライブにも作られるので、当然Macの起動ドライブにも使えますし、一部分だけの更新も可能です。
一方、コピー元のディスクの空き容量分もコピー先に必要になるので、その点がデメリットになります。
その点、②や③のイメージファイルならば、コピー元のディスクの実使用量に近いサイズでコピーできるのがメリットです。
以下、②と③の違いについて表にまとめました。
②と③のどちらを使うか迷っている人は、Mac OS X 10.3 Pantherや10.4 Tigerで読み出しを行う必要があれば、「③スパース・イメージ」を使ってください。
その必要がない大多数の人は、「②スパース・バンドル」を使ってください。
②スパース・バンドル | ③スパース・イメージ | |
データ容量 | 実使用容量に近いサイズ | 実使用容量に近いサイズ |
Macの起動ドライブ | 使えない | 使えない |
ファイル拡張子 | sparsebundle | sparseimage |
保存データの構成 | 1つのパッケージ (外見上は1ファイル) |
1つのファイル |
導入の由来 | Time Machine | FileVailt1 |
一部分だけの更新 | できる | できない |
対応macOS | 10.5 Leopard以降 | 10.3 Panther以降 |
初回のイメージファイル作成の手順
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦
- ⑧
イメージファイル作成中は、以下のように画面の表示で進捗状況がわかります。
1から始まって4まで終わるまで、なるべくMac本体を使わないか、重い処理をしないようにして終了を待ちます。
- ⑨
- ⑩
- ⑪
2回目以降のイメージファイル作成の手順
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
以下のように「Option」の画面が表示されたら、矢印が指し示している「During copy」でコピー方式を選択します。
「Erase 〜」または「Smart Update 〜」のどちらかを選び、残りの「Copy newer file 〜」や「Copy different files 〜」は基本的には選ばなくて良いです。
- Erase ~:既存データはすべて消去して作り直し。クローン元と先は完全一致。
- 無料版ユーザーは、これを選択する(これしか選択できない)
- Smart Update ~:クローン元と先は完全一致させるが、変更分だけコピーする。
- 有料版ユーザーは、これを選択する(時間短縮できるから)
- Copy newer files ~:コピー元が新しい場合はコピー先を上書き。
- Copy different files ~:コピー元とコピー先の情報が違う場合は上書き。
- Erase ~:既存データはすべて消去して作り直し。クローン元と先は完全一致。
- ⑦
- ⑧
- ⑨
- ⑩
以下のようにイメージファイルの更新または消去確認画面が表示されたら、「Copy」をクリックします。
- ⑪
イメージファイル作成中は、以下のように画面の表示で進捗状況がわかります。
1から始まって4まで終わるまで、なるべくMac本体を使わないか、重い処理をしないようにして終了を待ちます。
Smart updateを選択(有料版)したときのクローン実行中の画面
Eraseを選択(無料版)したときのクローン実行中の画面
- ⑫
- ⑬
- ⑭
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