「Carbon Copy Cloner」で内蔵ドライブのブート可能クローンを作る

Carbon Copy Cloner
更新日:2021年04月17日
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2020年11月27日現在、「Carbon Copy Cloner」はmacOS 11.0 BigSur(Appleシリコン版)では、ブート可能ボリュームのクローンを作ることは出来ません。
対応次第、記事を更新します。

「Carbon Copy Cloner」で内蔵ドライブのブート可能クローンを作る場合の手順を図解で説明します。

 

ブートドライブの3種類のコピー方式

「Carbon Copy Cloner(以下、CCCと略します)」でブートドライブのコピーを作る場合は、次の3種類の方式が選べます。

②と③がイメージファイルになります。

  • ①ディスクそのまま
  • ②スパース・バンドル形式
  • ③スパース・イメージ形式

SuperDuper!でコピー方式

①は、コピー元そのままの状態がコピー先のドライブにも作られるので、当然Macの起動ドライブにも使えますし、一部分だけの更新も可能です。

②と③はMacの起動ドライブとしては使えません。

このページでは、①のディスクそのままコピーする手順を説明します。

 

初回のクローンの手順

コピー先のドライブの消去

  • Finderで「アプリケーション」-「ユーティリティ」のフォルダ内にある、「ディスクユーティリティ」を起動します。

    Macの「ユーティリティ」フォルダ

  • 「ディスクユーティリティ」が起動したら、以下の図で表示している画面の左上のアイコンをクリックして、①「サイドバーを表示」と②「すべてのデバイスを表示」の両方を選択した状態にします。

    ディスクユーティリティ

  • Macにコピー先のドライブ(外付けHDD/SSDなど)を接続します。

    今回の説明はシンプルでわかりやすくするために、コピー先はすべてのデータを消去します。

    よって、すべてデータが消えても構わない、コピー元のブートドライブよりも大きい容量のドライブを用意して下さい。

    一方、パーティションを分けたり、APFSボリューム追加でやるやり方もありますので、分かる人はそちらのやり方でやっても構いません。

    Macと外付けHDD

  • ディスクユーティリティで、①コピー先のドライブを選択して、②「消去」ボタンをクリックします。

    Macの「ディスクユーティリティ」で消去ボタンをクリック

  • 以下のように消去の画面が表示されたら、次の①から③まで順番に操作します。

    この中で特に重要なのは【方式:「GUIDパーティションマップ」】で、これになっていないとMacの起動ドライブとしては使えません。

    • ①各種設定
      • 名前:適当な名前を付けます
      • フォーマット:「Mac OS拡張(ジャーナリング)」
      • 方式:「GUIDパーティションマップ」
    • ②「消去」をクリック

    ちなみに、【フォーマット「Mac OS拡張(ジャーナリング)」】を設定していますが、コピー元が【APFS】の場合は自動的に変換されます。

    【APFS】は、macOS 10.13 High Sierra以降の内蔵ドライブの標準形式です。

    Macの「ディスクユーティリティ」でドライブを消去

  • 以下のように消去の実行中の画面が表示されたら、完了まで数十秒待ちます。

    Macの「ディスクユーティリティ」でドライブを消去の実行中の画面

  • 以下のように完了画面が表示されたら、「完了」をクリックします。

    「ディスクユーティリティ」で消去完了

  • 「ディスクユーティリティ」の左上の赤いボタンをクリックして閉じます。

    「ディスクユーティリティ」を閉じる

【コピー先のドライブの消去】の説明は、ここまでです。
続けて【クローン作成の手順】に進んで下さい。

 

クローン作成の手順

  • MacのFinderで、「アプリケーション」フォルダの中にある「Carbon Copy Cloner」をダブルクリックして起動します。

    MacのFinder

     

  • 「CCC」が起動したら、以下のように「ソース」と表示された部分の中の「クリックしてソースを選択…」のそばのアイコンをクリックします。

    Carbon Copy Clonerの基本画面

  • 以下のようにボリュームを選ぶ画面が表示されるので、Mac内蔵の起動ボリュームを選択します。

    たいていは、「Macintosh HD」の人が多いと思いますが、以下の画面では「Macintosh SSD」を選んでいます。

    「Carbon Copy Cloner」で起動ボリュームを選択

  • 「ソース(コピー元)」が選択できたら、同じように「コピー先」と表示された部分の中の「クリックしてコピー先を選択…」のそばのアイコンをクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」のコピー先のボリュームを選択

  • ここまで設定できたら、次の①〜③のようになっているかを確認します。

    • ①「ソース」:コピー元の起動ボリュームになっているか?
    • ②「コピー先」:コピー先のボリュームになっているか?
    • ③「SafetyNet 切」:コピー先はすべて消去するので「切」でOK

    確認できたら、④で「クローン」をクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」の起動ボリュームをクローン実行前の確認

  • 以下のように「macOSの起動可能なコピーが必要な場合、コピー先を変更する必要があります」と表示されたら、矢印が指し示してる「CCCが”(コピー先ボリューム)”を消去することを許可…」をクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」の起動ボリュームをクローン実行前の確認

  • ここまでの操作で、クローンが開始されていると思いますが、開始されていなければもう一度「クローン」のボタンをクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」の起動ボリュームをクローン実行前の確認

  • クローン実行中は、以下のように画面で進捗状況が表示されます。

    完了するまで別の作業を行っても大丈夫ですが、動画編集など重い作業は行わないほうが良いです。

    「Carbon Copy Cloner」でクローン中の画面

  • クローンが完了したら、左下の赤いボタンをクリックして閉じます。

    「Carbon Copy Cloner」を閉じる

     

    場合によっては以下のように、英語でヘルプ画面が表示される場合があります。

    以下は一例ですが、【macOS 11.0 Big Surでは「システム環境設定」-「起動ディスク」に表示されない】、ということが書いてあります。

    「Carbon Copy Cloner」のヘルプ画面

    確かに、今回クローンしたボリュームが表示されていません。

    Macの「システム環境設定」-「起動ディスク」

  • 念の為に、クローンしたボリュームから起動できるかを確認してみましょう。

    ちなみに、外付けHDD/SSDをUSBハブ経由では起動できない確率が高いので、USBケーブルでMac本体に直結してください。

    Macの電源を入れてすぐに、キーボードでoptionキーを押し続けると、起動ボリュームを選択できます。

    Macでキーボードの「option」を押し続ける

    以下のようにクローン先のボリュームが表示できたので、選んで起動してみます。

    Macの「Startup Manager」

     

  • 起動する途中で以下のように【お使いのMacはCCCのコピー先ボリュームから起動されました。】と表示されたら、「いいえ」をクリックします。

    CCCのクローン先ボリュームから起動して表示される画面

【初回のクローン作成の手順】の説明は、ここまでです。

 

2回目以降のクローン作成の手順

  • 既に「CCC」でクローンを作成済みの外部ドライブ(外付けHDD/SSDなど)をMacに接続します。

    Macと外付けHDD

  • MacのFinderで、「アプリケーション」フォルダの中にある「Carbon Copy Cloner」をダブルクリックして起動します。

    MacのFinder

  • ここまで設定できたら、次の①〜③のようになっているかを確認します。

    • ①「ソース」:コピー元の起動ボリュームになっているか?
    • ②「コピー先」:コピー先のボリュームになっているか?
    • ③「SafetyNet 切」:コピー先はすべて消去するので「切」でOK

    確認できたら、④で「クローン」をクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」の起動ボリュームをクローン実行前の確認

  • コピー元にないデータは、コピー先から削除されるので、以下の警告画面が表示されます。

    表示されたら、「今すぐ実行」をクリックします。

    「Carbon Copy Cloner」の消去の警告画面

  • クローン実行中は、以下のように画面で進捗状況が表示されます。

    完了するまで別の作業を行っても大丈夫ですが、動画編集など重い作業は行わないほうが良いです。

    「Carbon Copy Cloner」でクローン中の画面

  • クローンが完了したら、左下の赤いボタンをクリックして閉じます。

    「Carbon Copy Cloner」を閉じる

  • エラーが出ていなければ大丈夫とは思いますが、時々は初回のときと同じように、ブートできるかどうかを確認しておくと安心です。

【2回目以降のクローン作成の手順】の説明は、ここまでです。
このページの記事は、ここまでです。

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