Macのショートカットキー表示アプリ「CheatSheet」の特徴やインストール・アンインストール・自動実行の手順、設定や使い方について、図解入りで詳しく説明します。
特に終了方法は、メニューバーにアイコンが表示されないので注意が必要です。
「CheatSheet」はどんなアプリ?
次の環境で使用可能です。
- 対応状況
- macOS(OS X) 10.10 Yosemite以降
- インテルMac、Arm Mac(M1 Macなど)に対応
このアプリを使うと、現在最前面に表示しているアプリのショートカットキーが表示されます。
ショートカットの表示方法は、キーボードのcommand ⌘を数秒間押し続けるだけです。(この時間は設定で変更することができます。)
また、アプリが切り替わるごとに、表示されるショートカットキーも変化します。
以下の図は、一例としてFinder・Google Chrome・Microsoft Excelごとに、表示されるショートカットキーが変わっていることを表しています。
「CheatSheet」のインストール方法
▶ 以下のリンクをクリックして、「CheatSheet」の公式サイトを開きます。
▶ サイトが開いたら、以下の図で矢印が指し示している「Download」のボタンをクリックします。
▶ 以下のようにZIP形式のファイルをダウンロードする画面が表示されたら、フォルダ「ダウンロード」など適当な保存場所を指定してから、ボタン「保存」をクリックします。
▶ ZIP形式のファイルがダウンロードできたら、ダブルクリックして展開(解凍)します。
▶ 以下の図のようにZIP形式のファイルが展開されて「CheatSheet」のアプリアイコンが表示されたら、これをダブルクリックします。
▶ 以下の図のようにファイルを開いてもよいかどうかを確認する画面が表示されたら、「開く」をクリックします。
▶ 以下の図のように、アプリをフォルダ「アプリケーション」に移動するかどうかの確認画面が表示されたら、矢印が指し示している「Move to Applications Folder」をクリックします。
▶ 以下の図のように、「”CheatSheet”で任意のアプリケーションからキー操作を受け取ろうとしています。」と表示されたら、矢印が指し示している「”システム環境設定”を開く」をクリックします。
▶ 以下の図のように「セキュリティとプライバシー」が表示されたら、左下のカギ型のアイコンをクリックして、ロックを解除します。
ロック解除するときに、Touch IDやパスワード入力の画面が出ますが、それぞれの方法で承認してください。
以下は、Touch IDの場合の承認画面です。
▶ ロックが解除されたら、以下の矢印が指し示している「CheatSheet」の左横のチェックボックスにチェックを入れます。
▶ アプリの再起動が必要との画面が表示されたら、「終了して再度開く」をクリックします。
▶ 「CheatSheet」の左横のチェックが入っていることを確認したら、左側の列の「アクセシビリティ」をクリックします。
▶ 右側の列の「CheatSheet」にチェックを入れて、左下のカギ型のアイコンをクリックして、ふたたびロックを掛けます。
ロックが掛かったら、「システム環境設定」の画面は閉じます。
インストール方法の説明は、ここまでです。
引き続き、使い方の説明を御覧ください。
「CheatSheet」の使い方
① ショートカットの表示
CheatSheetが起動された状態で、以下の操作をするとショートカットキーの一覧が表示されます。
▶ キーボードでcommand ⌘キーを長押しすると、現在最前面になっているアプリのショートカットが画面に表示されます。
▶ 以下の動画は、Google ChromeとFinderのショートカットを表示してみたところです。
② 印刷
ショートカットキーの一覧を、以下の手順でPDFファイルとして保存・印刷することができます。
▶ ショートカットが表示されている状態で、右下の歯車のアイコンから「Print」を選びます。
▶ 以下は、PDFで保存した様子です。もちろん、印刷もできます。
③ 遅延時間の設定
ショートカットが表示されるまでに遅延時間を調整することが出来ます。
▶ ショートカットが表示されている状態で、右下の歯車のアイコンから「Delay」の項目のスライドバーで時間を調整します。
Mac起動時に「CheatSheet」の自動実行
こういったアプリは、たいていはMac起動時に自動実行する設定があるのですが、このアプリにはありません。
ですが、次の方法で設定が可能です。
▶ メニューバーから「アップルマーク」-「システム環境設定…」を選びます。
▶ 「システム環境設定」が開いたら、「ユーザとグループ」をクリックします。
▶ 「ユーザとグループ」が表示されたら、上部のタブ「ログイン項目」をクリックします。
▶ 画面上の「以下の項目がログイン時に自動的に開きます。」の部分に、「CheatSheet」を登録します。
登録方法は、次のいずれかです。
- ①Finderでアプリ「CheatSheet」をドラッグ・アンド・ドロップする
- ②自動的に開くアプリ一覧の下にあるボタン+をクリックして「CheatSheet」を指定する
▶ 登録完了できたら、この画面は閉じてOKです。
「CheatSheet」を終了させる方法
CheatSheetは、こういったユーティリティーアプリによくあるようなメニューバーにアイコンが表示されるわけではないので、終了させようとしたときに方法がわからないで戸惑う人が多いと思われます。
以下の手順で、終了させることができます。
▶ ショートカットが表示されている状態で、右下の歯車のアイコンから「Quit」を選びます。
「CheatSheet」をアンインストールする方法
ここでは2つの方法を紹介します。
- ① Finderからゴミ箱に入れる
- ② アプリ削除アプリ「AppCleaner」を使う
お手軽にアンインストールしたい方は①でOKです。
設定ファイルなどの痕跡も含めて完全に削除したい人は、②を使ってください。
なお、どちらの方法も「CheatSheet」が起動しているとアンインストールできないので、【「CheatSheet」を終了させる方法】を参考にしながら、終了させておいてください。
① Finderからゴミ箱に入れる
▶ Finderを前面に表示して、「CheatSheet」を右クリックして表示されるメニューから、「ゴミ箱に入れる」を選びます。
② アプリ削除アプリ「AppCleaner」を使う
この方法は別記事に詳しく書いているので、ここではポイントをかいつまんで説明します。
▶ 以下のリンク先から、「AppCleaner」をダウンロード&インストールします。
▶ インストールされた「AppCleaner」を起動します。
▶ 「AppCleaner」を起動したら、画面の中に「CheatSheet」をドラッグ・アンド・ドロップします。
▶ 以下は、CheatSheetをドラッグ・アンド・ドロップしたところです。
左側にチェックマークが付いているフォルダ・ファイルが削除されます。
もしも、ドラッグ・アンド・ドロップした直後にチェックマークがついてない部分があったら、全部にチェックマークを付けます。
付けたら、右下の「Remove」ボタンをクリックしてアンインストールを実行します。
このページの記事は、ここまでです。
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