外出先からリモートデスクトップ「RealVNC」

アプリ
この記事は約14分で読めます。

2019年7月に廃止された「どこでもMyMac」の代わりとなる、リモートデスクトップ機能のアプリ「RealVNC」を紹介します。

インストールから使い方まで、図を使ってわかりやすく説明します。

スポンサーリンク

概要

どんなアプリか?

ざっくりいうと、あらかじめサーバ用アプリがインストールされた端末を、クライアント用アプリがインストールされた端末から、ネットワーク経由でGUI操作できるようにしたアプリです。

RealVNCの機能的な特徴は、LAN内だけでなく外出先からインターネット経由で、めんどうな設定なしで使えることです。

複雑なルータの設定をしたり、ルータの買い替えをする必要もありません。

よって、「どこでもMyMac」と同じような使い方ができます。

また、個人使用の範囲では無料で使えます。

ただし、ReanVNCのアカウントを作成する必要があります。

最近ユーザが増えているIPv4 over IPv6(transix、Ds-Lite)環境でも、面倒な設定なしで使用可能です。
回線速度が速いIPv4 over IPv6を使いたいけど、リモートアクセスができなくなるので踏み切れない人にとっての解決手段になります

どんな環境で使える?

マルチプラットフォームに対応していますので、例えば自宅のMacを外出先のiPad(iOS)から操作する、といったこともできます。

サーバ クライアント
Windows Win7以上 Win7以上
Mac 10.10 Yosemite以上 10.10 Yosemite以上
Linux
Rasberry Pi
iOS iOS9以上
Android Android 4.4以上
Google Chrome 拡張機能で対応

 

似たようなVNCなんとかっていうアプリとの違いは?

VNCという名前がついたアプリはたくさんありますが(TightVNC、TigerVNC、UltraVNCなど)、もともとはVNCというアプリだったのが派生したものです。

WikipediaにVNCとRealVNCの関係についての記載があるので、そのまま引用します。

VNCは1999年に開発されたソフトウェアだが、開発者が所属するAT&T ケンブリッジ研究所の閉鎖に伴いオリジナルのVNCは開発停止。 しかしその後この開発メンバーが新会社を立ち上げ新版を公開、これがRealVNCであり現状の正統なVNCである。

Virtual Network Computing - Wikipedia

 

スポンサーリンク

手順

サーバ側Macの設定

ここでは、サーバ用のMacとしてmacOS 10.15 Catalinaが入ったものを使った例として説明します。

サーバ用アプリのインストール

全20Step
  • Step 1

    以下のリンクをクリックして、RealVNCの公式サイトのページを開きます。

    Macのサーバ用アプリのダウンロード用ページです。

    Download VNC Server for macOS | VNC® Connect
    Enable remote connections between computers by downloading VNC®.

  • Step 2

    以下の図のようにページが開いたら、①の「Download VNC Server (バージョン番号)」をクリックしてインストールファイルをダウンロードします。

    RealVNCサーバ用アプリのダウンロード

  • Step 3

    インストールファイルのダウンロードが完了したら、ダブルクリックして開きます。

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

  • Step 4

    インストールプログラムが起動したら、画面の表示に従って、基本的にはそのままでインストールを続けます。

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

  • Step 5

    以下のように「インストールが完了しました。」と表示されたら、「閉じる」をクリックします。

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

  • Step 6

    以下のように「”インストーラ.app”から”ダウンロード”フォルダ内のファイルにアクセスしようしています。」と表示されたら、「OK」をクリックします。

    ファイルアクセス許可

  • Step 7

    以下のように「”VNC Server”のインストーラをゴミ箱に入れますか?」と表示されたら、どちらでもいいのですが、とりあえず「残す」をクリックします。

    RealVNCサーバ用アプリのインストール

  • Step 8

    インストーラ中やインストーラ完了後に、以下のように「”vncagent”は、アクセシビリティ機能を使用してこのコンピュータを制御することを求めています。」と表示されたら、「”システム環境設定”を開く」をクリックします。

    アクセシビリティアクセスの許可

  • Step 9

    以下のように「システム環境設定」-「セキュリティとプライバシー」が表示されたら、①で左下のカギをクリックしてロックを解除して、②で「vncagent」にチェックを入れます。

    チェックを入れたら、①を再びクリックしてカギをロックした状態に戻しておきます。

    以上が済んだら、この「システム環境設定」の画面を閉じます。

    アクセシビリティアクセスの許可

  • Step 10

    ここまでの手順を終えていると、以下のように「VNC Server」の画面が表示されているはずです。

    ①のメニューアイコンをクリックして、②の「Licensing…」を選びます。

    VNC Server基本画面

  • Step 11

    画面上に以下のような「VNC Server – Licensing」が表示されているはずなので、矢印の「Don’t have an account?」という文字をクリックして、アカウント作成の画面を表示します。

    VNC Server - Licencing

  • Step 12

    以下のようにアカウント作成画面が表示されたら、①にメールアドレスを入れて、②のチェックを付けてから、③の「Next」をクリックします。

    VNCアカウント登録

  • Step 13

    以下のように新規アカウント作成画面が表示されたら、次のように入力します。

    • ①メールアドレス:認証メールが届きます
    • ②パスワード:自分で付けますが、忘れないように
    • ③名前:適当でいいです
    • ④ユーザー区分:「personal use」にチェックを付ける
    • ⑤電話番号:適当でいいです
    • ⑥国:「Japan」を選ぶ
    • ⑦年齢確認:「I am over the age 16」にチェックを付ける
    • ⑧規約:「I’ve read and accept the T&Cs」にチェックを付ける

    最後に、⑨の「Sign up」をクリックします。

    VNCアカウント登録

  • Step 14

    以下のように認証メールが届いたら、「VERIFY EMAIL」をクリックします。

    RealVNC認証メール

  • Step 15

    以下のように「Email verified」が表示されたら、認証完了です。

    矢印の「Got it」をクリックして閉じます。

    RealVNCの認証完了

  • Step 16

    画面上に表示したままの「VNC Server – Licensing」のEmailとPasswordに、先ほど登録したものを入力して、「Sign in」をクリックします。

    VNC Serverログイン

  • Step 17

    以下のように「Choose subscription(プラン選択)」が表示されたら、①の「Home subscription (strictly non-commercial use only)」を選んでから、②の「Next」をクリックします。

    Home subscription (strictly non-commercial use only)
    = ホームサブスクリプション(完全に非商用利用のみ)

    VNC Serverログイン

  • Step 18

    以下のように「Specify VNC password」と表示されたら、このMacにアクセスするときのパスワードを設定します。

    なお、セキュリティのために、RealVNCのアカウント作成時にもパスワードを設定したものとは、必ず別のものにしてください。

    VNC Serverログイン

  • Step 19

    以下のように「Apply changes」と表示されたら、①のコンピュータ名を必要に応じて変更してから、②の「Apply」をクリックします。

    VNC Serverログイン

  • Step 20

    以下のように「Complete operation」が表示されたら、ReanVNCサーバの設定完了です。

    ここで設定したMacは、RealVNCクライアントからリモートデスクトップで操作可能です。

    また、画面上に表示されているように、Macにスリープの設定がされている場合はリモートデスクトップが使えないので、スリープを解除してください。

    「Done」をクリックして画面を閉じます。

    VNC Serverログイン

クライアント側Macの設定

ここでは、クライアント用のMacとしてmacOS 10.15 Catalinaが入ったものを使った例として説明します。

クライアント用アプリのインストール

全12Step
  • Step 1

    以下のリンクをクリックして、RealVNCの公式サイトのページを開きます。

    Macのクライアント用アプリのダウンロード用ページです。

    Download VNC Viewer for macOS | VNC® Connect
    Control VNC® enabled computers with VNC® Viewer.

  • Step 2

    以下のようにページが開いたら、「Download VNC Viewer」をクリックしてインストールファイルをダウンロードします。

    RealVNCクライアント用アプリのダウンロード

  • Step 3

    インストールファイルのダウンロードが完了したら、ダブルクリックして開きます。

    RealVNCクライアント用アプリのインストール

  • Step 4

    以下のようにフォルダが開いたら、「VNC Viewer」を「Application」フォルダにドラッグ・アンド・ドロップします。

    RealVNCクライアント用アプリのインストール

  • Step 5

    「Application」フォルダをダブルクリックして開いて、以下の図のようにフォルダの中を探して「VNC Viewer」が表示されていたら、インストール完了です。

    最初の起動をするときだけ設定が必要ですが、それはこのあとの章で説明します。

    MacにインストールされたVNC Viewer

クライアント側Macからサーバ側Macにアクセス

全5Step
  • Step 1

    以下の図のようにFinderで「アプリケーション」フォルダを開いて、「VNC Viewer」をダブルクリックします。

    MacにインストールされたVNC Viewer

  • Step 2

    以下の図のように「”VNC Viewer”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?」と表示されたら、「開く」をクリックします。

    VNC Viewerを開く確認画面

  • Step 3

    以下の図のように英語の長文が表示されたら規約確認の画面なので、①の「I have read and accept these terms and conditions.」にチェックを入れてから、②の「OK」をクリックします。

    VNC Viewerの規約確認画面

  • Step 4

    最初の起動のときは以下のような画面が表示されるので、「GOT IT(了解)」をクリックします。

    VNC Viewerウェルカム画面

  • Step 5

    以下のようにVNC Viewerが起動したら、右上の「Sign in…」をクリックします。

    VNC Viewer基本画面

  • Step 6

    以下のように「Sign in」の画面が表示されたら、①に先に登録したVNCのメールアドレスとパスワードを入れて、②の「Sign in」をクリックします。

    RealVNCアカウントにログイン

  • Step 7

    Sign inで入力したメールアドレスに、以下のような認証確認のメールが届きます。

    届いたら、「CONTINUE SIGN IN」をクリックして、認証を許可するWEBページを開きます。

    RealVNC認証確認のメール

  • Step 8

    以下のように認証を許可するWEBページが開いたら、「Authorize sign-in」をクリックします。

    RealVNC認証許可のページ

  • Step 9

    認証を許可すると、以下のように認証完了の画面が表示されます。

    表示されたら、このWEBページは閉じてください。

    RealVNCで認証完了の画面

  • Step 10

    サインインに成功すると、以下の画面のようにVNC Serverがインストールされて起動中でありアクセス可能なPC/Mac/その他端末の一覧が表示されます。

    では、以下の画面の矢印で示した「MB15-8GB-mac…」というMacをダブルクリックしてアクセスしてみます。

    RealVNCのサーバ一覧画面

  • Step 11

    以下のようにアクセス認証の画面が表示されたら、このMacにアクセスするとき用に設定したパスワードを入力して、「OK」をクリックします。

    VNC Viewerでアクセス許可

  • Step 12

    アクセス認証にパスすると、以下のようにリモートデスクトップが表示・操作できます。

    細かい使い方は使っているうちにわかるので省略します。

    VNC Serverアクセス成功

    なお、画面の上に以下のようなポップアップが表示されたら、キーボードで音楽の再生や一時停止をする「メディアキー」を操作する場合は、「Give access」をクリックして画面の表示にしたがって設定をします。

    必要なければ「Don’t ask me again」をチェックしてから「Not now」をクリックします。

    VNC Viewerメディアキーの確認

    以下のようなエラーが出てアクセスできない場合は…
    RealVNCアクセスエラーの画面VNC Serverのオプションで、以下の部分にチェックが入っているかを確認してください。
    allowcloud.PNG

Mac以外のクライアントからサーバ側Macにアクセス

以下のリンクをクリックして、開いたページから必要なクライアント用のアプリをダウンロードしてインストールします。

Download VNC Viewer for iOS | VNC® Connect
Control VNC® enabled computers with VNC® Viewer.

VNC Viewer各OS用のダウンロードページ

 

詳細な説明は省きますが、Windowsについては別記事で説明しています。

外出先からリモートデスクトップ「RealVNC」
Windows 10 Proには「リモートデスクトップ」という機能がありますが、Home版にはありません。 同等の機能として「Google Chrome リモートデスクトップ」がありますが、その他の解決手段としてアプリ「RealVNC」を紹介します。

サーバ用アプリのアンインストール

サーバ用アプリをインストールしていれば、アンイストール専用アプリも一緒にインストールされていますので、これを使います。

全5Step
  • Step 1

    Finderの「アプリケーション」のフォルダの中にある、「RealVNC」のフォルダを開きます。

    RealVNCサーバ用アプリのアンインストール

  • Step 2

    以下の図で表示されている「Uninstall VNC Server.app」がアンインストール用アプリなので、これをダブルクリックします。

    RealVNCサーバ用アプリのアンインストール

  • Step 3

    以下のように「Uninstall VNC Server」という確認のポップアップが表示されたら、「Yes」をクリックします。

    RealVNCサーバ用アプリのアンインストール

  • Step 4

    以下のように「Uninstall VNC Serverが変更を加えようとしています。」と表示されたら、Macログイン時のユーザ名とパスワードを入れて「OK」をクリックします。

    RealVNCサーバ用アプリのアンインストール

  • Step 5

    以下のように「Uninstall VNC Server Uninstall succeeded」と表示されたらアンインストール完了です。

    「OK」をクリックして画面を閉じます。

    サーバ用アプリのアンインストールの説明は、ここまでです。

    RealVNCサーバ用アプリのアンインストール

このページの記事は、ここまでです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました