対応次第、記事を更新します。
このページでは、Macのバックアップアプリ「Carbon Copy Cloner」について興味を持った人に、どんなアプリかをざっくり説明しています。
インストールや使い方については、このページからリンクしている別ページで詳しく説明しています。
インストール方法
ライセンス購入方法
内蔵ドライブのブート可能クローンを作る
内蔵ドライブのイメージファイルを作る
メール通知を設定する
スケジュール機能を使う
NASにバックアップを取る
タスク機能を使う
Mac標準のバックアップ機能との比較
「Carbon Copy Cloner(以下、CCCと略します)」は2002年に最初のバージョンがリリースされた歴史あるMacのバックアップアプリです。
Macでバックアップというと、標準機能の「Time Machine」が有名ですが、これは2007年のMac OS X 10.5 Leopardからなので、それよりも古いです。
また、Macの標準アプリの「ディスクユーティリティ」で内蔵ドライブなどのバックアップ(クローン)が作れるので、これも機能的には近いです。
そこで、「CCC」「Time Machine」「ディスクユーティリティ」を以下で比較してみました。
CCC | Time Machine | ディスクユーティリティ | |
①OS起動ボリュームそのままクローン | 可能 | できない (ただし起動可能) |
可能 |
②変更部分だけバックアップ更新 | 可能 | 可能 | できない |
③定期的にバックアップ | 可能 | 可能 | できない |
④Finderだけで復元 | 可能 | できない | 可能 |
各項目について補足します。
「①OS起動ボリュームそのままクローン」
これが出来ると、OS起動ボリュームからクローンで作った外付けHDDからMacが起動できるようになります。
「Time Machine」ではOS起動ボリュームそのままではなく、独自のファイル形式で保存されますが、Macの機能として「Time Machine」作成データから起動が出来ます。
「②変更部分だけバックアップ更新」
初回のバックアップではすべてのデータをコピーするので、どんなバックアップ方法でも時間がかかります。
しかし、2回目以降は既にバックアップ済みのデータはそのままで、変更部分や新規作成のデータのみ更新する機能があると、時間が節約されます。
「③定期的にバックアップ」
これは文字通りの機能です。
ただし、「CCC」ではバックアップ実行時刻を柔軟に、しかも複数指定できます。
一方、「Time Machine」では1時間ごとに自動実行で決まっていて、別にアプリを使わないと基本的には変更できません。
「④Findeだけで復元」
これは①でも少し説明しましたが、「Time Machine」では独自のファイル形式でデータが保存されますので、MacのTime Machine機能からデータを読み出さないと正しく読みだせません。
一方、「CCC」と「ディスクユーティリティ」は元の状態そのまんま、又はMac標準のイメージ形式でコピーするので、Finderで普通にマウントしてデータを読み出すことが出来ます。
macOSと「Carbon Copy Cloner」のバージョン対応
「CCC」は、Mac OS X 10.4 Tigerから、macOS 11.0 Big Surまで対応しています。
ただし、【Appleシリコン版】のBig Surは、起動ボリュームのクローンが作成できません。(起動ボリュームでも特定のフォルダ内や、データ専用ボリュームならクローンOK)
macOSのバージョンに合った、CCCをダウンロードしてインストールしてください。
macOSバージョン | 対応CCCバージョン |
10.10 Yosemite – 11.0 Big Sur | v5.1.22(クリックでダウンロード) |
10.10 Yosemite – 10.13 High Sierra | v4.1.24(クリックでダウンロード) |
10.6 Leopard – 10.7 Snow Leopard | v3.5.7(クリックでダウンロード) |
10.4 Tiger – 10.6 Leopard | v3.4.7(クリックでダウンロード) |
インストール方法については、以下の記事で図解入りで詳しく説明しています。
30日の試用版と購入について
「CCC」は有料アプリです。
しかし、30日間はフル機能が使用できますので、便利だと思った人は有料版を購入してください。
有料版の購入方法については、以下の記事で図解入りで詳しく説明しています。
インストール方法
ライセンス購入方法
内蔵ドライブのブート可能クローンを作る
内蔵ドライブのイメージファイルを作る
メール通知を設定する
スケジュール機能を使う
NASにバックアップを取る
タスク機能を使う
コメント