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Macでファイル拡張子の関連付けをする方法と、一括関連付けアプリ「SwiftDefaultApps」

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更新日:2021年12月06日

投稿日:2020年01月13日
この記事は約6分で読めます。

Macでファイルをダブルクリックするとデフォルトで設定されたアプリが開きますが、この設定を変更する方法を紹介します。

やり方は2つ、Mac標準機能を使う方法と、アプリ「SwiftDefaultApps」を使う方法、があります。

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2つの方法のメリット・デメリット

方法メリットデメリット
① Mac標準機能・Mac標準機能で使える・ファイルの種類ごとに
設定画面を開いて
設定する必要がある
② アプリ「SwiftDefaultApps」・複数のファイルの種類を
一つの画面で一括して
設定できる
・会社や学校など
アプリのインストールが
禁止されている場合は
使えない
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① Mac標準機能だけで、デフォルトで開くアプリを変更する方法

Finderでファイルを右クリックすると、メニューが表示されます。

①「このアプリケーションで開く」で表示されるアプリ一覧のうち、一番上の(デフォルト)と書かれたアプリがデフォルトのアプリ(左ダブルクリックで開くアプリ)です。

②「情報を見る」を選ぶと、ファイルの情報が表示されます。

Finderでファイルの右クリックメニュー
クリックで拡大表示

③「このアプリケーションで開く」でリスト表示されたアプリを選んでから、④「すべてを変更…」のボタンをクリックすると、同じ拡張子・ファイル形式のファイルは、すべて変更後のアプリで開かれるようになります。

Finderでファイルの情報を見る
クリックで拡大表示
Finderでファイルの情報を見る
クリックで拡大表示

「① Mac標準機能だけで、デフォルトのアプリを設定する方法」の説明は、ここまでです。

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② アプリ「SwiftDefaultApps」を使って、デフォルトで開くアプリを変更する方法

以前は、「RCDefaultApp」という名前のアプリがデフォルトスタンダードでした。

しかし、2016年にリリースされたmacOS 10.12 Sierraからは動かなくなり、既にアプリ公式サイトも閉鎖されてしましました。

現在では、このアプリの代替を目指して開発された「SwiftDefaultApps」がデフォルトスタンダードになっています。

よって、ここからは「SwiftDefaultApps」のインストール方法と使い方を詳しく紹介します。

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SwiftDefaultAppsのインストール方法

▶ 以下のリンクをクリックして、公式のGitHubサイトを開きます。

▶ サイトを開いて、最新のバージョンのZIPファイルをダウンロードします。

ちなみに、ZIPファイルは「SwiftDefaultApps-v〜.zip」(〜はバージョン番号)という名前です。

一例として、以下の画面は2021年12月6日時点のものですが、①の矢印のZIPファイルが最新版なので、これをダウンロードします。

SwiftDefaultAppsのGitHubサイト
クリックで拡大表示

▶ ZIPファイルがダウンロードできたら、ダブルクリックして展開(解凍します。)

SwiftDefaultAppsのZIP

▶ ZIPが展開(解凍)されるとフォルダが作られるので、そのフォルダの中を開きます。

SwiftDefaultAppsのZIP展開後のフォルダ

▶ 以下の画面のように、フォルダの中に「SwiftDefaultApps.prefpane」ファイルがあるので、これをダブルクリックしてインストールを開始します。

SwiftDefaultAppsのZIP展開後のフォルダの中身

▶ 以下の画面のようにインストールの確認画面が出たら、①「このユーザー専用にインストールする」を選び、②「インストール」のボタンをクリックします。

SwiftDefaultAppsのインストール
クリックで拡大表示

▶ インストールが完了すると、一瞬①のアイコンが追加されるのが表示されて、すぐにSwiftDefaultAppsの設定画面に切り替わります。

SwiftDefaultAppsのインストール
クリックで拡大表示

【設定画面】

SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示

インストールの説明は、ここまでです。
続けて、使い方を説明します。

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SwiftDefaultAppsの使い方

ここから使い方を説明しますが、「SwiftDefaultApps」の設定画面にはプログラマーが使うような専門用語も出てきて一般ユーザーにはわかりにくいと思うので、わかりやすさ重視で具体例で説明します。

具体例としては、拡張子txtのテキストファイルを開くデフォルトのアプリを、次のように変更してみます。


【変更前】

Mac純正アプリ「テキストエディット.app」

テストエディット.appのアイコン

【変更後】

フリーソフト「CotEditor.app」

CotEditor.appのアイコン

「CotEditor.app」は、以下のリンク先のMac App Storeから入手できます。

ここからは、使い方の説明です。

▶ Macの「システム環境設定」から、①「SwiftDefaultApps」を選びます。

SwiftDefaultAppsのインストール
クリックで拡大表示

▶ 以下のような画面が開いたら、①画面上部のタブから「Applications」をクリックします。

その次に左側のアプリリストから、②「テキストエディット」をクリックして、③「public.text」にチェックが入っていることを確認します。

さらに、④「public.plain-text」にもチェックが入っていることを確認します。

これは何をしているかというと、「テキストエディット」に割り当てられているファイル形式を確認しています。

SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示
SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示

▶ 次に、①画面上部のタブから「Uniform Type Identifiers」をクリックします。

その次に左側のファイルタイプリストから、②「public.text」をクリックして、③「テキストエディット.app」にチェックが入っているのを、「CotEditor.app」にチェックを変更します。

これは何をしているかというと、「public.text」というファイルタイプに割り当てられているアプリを変更しています。

SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示

▶ 変更に成功すると、以下の画面のように「Success」と出るので、「OK」ボタンをクリックします。

SwiftDefaultAppsの設定画面

▶ 同じように、「public.plain-text」も変更します。


【変更前】

SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示

【変更後】

SwiftDefaultAppsの設定画面
クリックで拡大表示

小悪魔キツネ
小悪魔キツネ

ちょっと難しかったかな?

タブ「Applications」でアプリに割り当てられている「Uniform Type Identifiers」を調べるっていうところがポイントかな。

そう考えると、「Uniform Type Identifiers」はファイルの拡張子みたいなもんかな。

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参考資料

以下はアップルの公式サイトです。

Macの標準機能で、ファイルを一時的に開くアプリを変更する方法と、恒久的に変更する方法が紹介されています。

Macでファイルを開くアプリを選択する
MacのFinderで、ファイルを開く特定のアプリを選択します。

このページの記事は、ここまでです。

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