Macで外付けHDDを使っているときに、データを消さないでMBRをGUIDに変えられたらな〜、と思ったことはないですか?
2TB以下のHDDを買うとMBRになっていることがほとんどですが、後でパーティションの追加やサイズ変更をしたくなったとき、GUIDに変えたくなることがあります。
この記事は、Windows版のGPT fdiskを使う記事を見て、Macでも出来ないかと試してみて、上手くいったので紹介しています。
GPT fdiskとは何か?
公式サイトの紹介文をそのまま引用します。
GPT fdisk は Linuxの fdiskに似た、マスターブートレコード(MBR)パーティションテーブルではなくGUIDパーティションテーブル(GPT)ディスクを操作するために使うディスクのパーティショニングツールです。
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_gptfdisk/
GPT fdiskのダウンロードとインストール
- ①
以下のリンクをクリックして、GPT fdiskの公開元のサイトを開きます。
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_gptfdisk/releases/ - ②
- ③
- ④
- ⑤
ダウンロードとインストールの説明は、ここまでです。
MBRからGUIDに変換する操作手順
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
以下の図の①〜⑤の順番にコマンドを入力していきます。
①〜⑤のコマンドの内容については、このあと簡単に解説しますので、一通り読んで理解してから実行するようにしてください。
- ①:Command(? for help): r
- 「r」を実行すると、「Recovery/transformation command」が実行されて、復旧や変換のコマンドが選べるようになります。今回は変換をするので、「r」を実行します。
- ②:Recovery/transformation command(? for help): f
- 「f」を実行すると、「Load MBR and build fresh GPT from it」を実行されて、MBRをGPTに変換されます。
- ③:Warning! This will destroy the current defined partitions! Procees?(Y/N): y
- パーティション情報が書き換えられる旨の警告が出ますが、「y」を選んで進めます。
- ④:Recovery/transformation command(? for help): w
- 「w」を実行すると、「Write table to disk and exit」が実行されて、ディスクに情報が書き込まれます。
- ⑤:Do you want to procees?(Y/N): y
- 最終確認の警告が出ますが、「y」を選んで進めます。
- ①:Command(? for help): r
- ⑥
このページの記事は、ここまでです。
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