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MacでSteamを使う方法の一覧とメリット・デメリット

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更新日:2022年06月08日

投稿日:2022年06月08日
この記事は約8分で読めます。

MacでSteamをインストールしてゲームを遊ぶ方法を、複数あげてメリット・デメリット・具体的な手順について紹介します。

Steamで遊ぶ比重が高いなら、Windowsパソコンを使う方が対応ゲームの数やハードウエア環境から有利なのですが、「すでに持っているMacで、ちょっとSteamを使ってみたい」といったニーズに回答します。

Macには、Windowsパソコンのようにグラフィックに特化した「ゲーミングPC」といったジャンルがありません。

よって、グラフィックをバリバリ使うFPSなどのゲーム(APEX、モンスターハンター、バイオハザードなど)は、そもそも向いていません。

そのような使い方をする場合は、Windowsパソコン、中でも「ゲーミングパソコン」を使った方がストレスなく遊べます。

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MacでSteamを使う方法の一覧

結論から最初に書くと、個人的には次がオススメとなります。

コストも重要ですが、個人的には動作の安定性を重視しています。

  • Mac版のSteamゲームがある場合:「① Mac版Steam」を使う
  • Mac版のSteamゲームがなく、
    • M1 Macを使っている場合:「④ Parallels Desktop」を使う
    • インテルMacを使っている場合:「③ Bootcamp」を使う

ここからは、各種方法のメリット・デメリットなどを説明します。

  • ○:使用可能
  • △:対応しているはずのゲームでも使えなかったり、動作に支障があるなど、不具合が起きる可能性あり
  • ✖️:使用不可

Macネイティブ環境

方法M1 Mac
(Appleシリコン)
インテルMac必要コスト
① Mac版Steamなし
② GeForce Nowなし 〜 1,980円/月額

仮想環境上でWindows版Steamを実行

以下は全て、仮想環境アプリを使ってWindowsをインストールし、そこにWindows版のSteamをインストールします。

方法M1 Mac
(Appleシリコン)
インテルMacWindows費用アプリ費用
③ Bootcamp✖️約2万円/買い切り不要
④ Parallels Desktop約2万円/買い切り約9千円/買い切り
or 1万円/年額
⑤ VMware Fusion
(M1 Macはベータ版)
約2万円/買い切り不要
⑥ VirtualBox✖️約2万円/買い切り不要
⑦ CrossOver不要約8千円/買い切り

M1 Macで、仮想環境上でWindowsを使う方法は、以下にまとめているのでご覧ください。

M1 Mac(アップルシリコンMac, ARM Mac)でWindowsを使う方法の一覧と比較
M1 MacでWindowsを使う方法を4つ比較しながら紹介します。アプリの安定性やコスパなど特徴があるので、利用パターン別におすすめの方法も紹介します。
かわうそ君
かわうそ君

ちなみに、Windows費用がかかる場合でも、マイクロソフトの公式サイトからISOファイルをダウンロードして、「ちゃんと動くか?」など試すことができます。

ちゃんと動くことがわかって、継続的に使うことに決めてから、ライセンス費用を払うようにしましょう。

ISOのダウンロード方法は、以下のリンク先をご覧ください。

Macで「マイクロソフト公式サイト」からWindowsのISOファイルをダウンロードする方法
MacでWindowsのセットアップ用ISOファイルをダウンロードする方法を紹介します。ISOファイルはWindowsパソコンのセットアップだけでなく、Macで仮想環境アプリ(Parallels、VM...
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① Mac版Steam

公式サイト

Steam, The Ultimate Online Game Platform
Steam is the ultimate destination for playing, discussing, and creating games.

必要システム要件

メリット

  • 追加費用なしで遊べる(ゲーム購入費用は除く)

デメリット

  • Windowsと比べると、遊べるゲームの数が大幅に少ない
  • Macのグラフィック性能では負荷が大きい場合がある
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② GeForce Now

公式サイト

404- ページが見つかりません。

必要システム要件

メリット

  • Mac版Steamよりは、遊べるゲーム数は多い
  • フリープランであれば、追加費用なしで遊べる(ゲーム購入費用は除く)

デメリット

  • Windows版Steamよりは、遊べるゲーム数が少ない
  • 有料プランだと毎月2千円ほど費用がかかる
  • フリープランだと連続1時間しか遊べない
  • 有料プランでも連続6時間しか遊べない
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③ Bootcamp

公式サイト

Mac用Boot Campアシスタントユーザガイド
Boot Campアシスタントを使って、Intelプロセッサを搭載したMacにWindowsをインストールする方法について説明します。

必要システム要件

  • インテルMac
  • 64ビットのWindows 7以降

メリット

  • Windows版のSteamを使うので、「① Mac版Steam」や「② GeForce Now」と比べて対応しているゲームが多い
  • ハードウエアの動作環境としてはWindowsパソコンと同等なので、他の仮想環境の方法と比べて、アプリ不具合などの問題が発生しにくい

デメリット

  • BootcampはM1 Macでは使えず、インテルMac限定
  • Windowsのライセンス費用がおよそ2万円かかる
  • Bootcampを使うときはMacの再起動が必要
  • Bootcamp使用中はmacOSのアプリが使えない
  • そもそもMacではグラフィック機能が弱いので、グラフィック重視のゲームは厳しい
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④ Paralles Desktop

公式サイト

Application and Desktop Delivery | Parallels RAS
Parallels をダウンロードすれば、Mac 上での Windows 実行、Chrome 実行、DaaS で仮想デスクトップインフラ(VDI)へのアクセスや、Toolbox でプライベートファイル...

必要システム要件

  • M1 Mac/インテルMac
  • 64ビットのWindows 7以降

M1 MacでParalles Desktopを使う手順は、以下のリンク先をご覧ください。

Parallels Desktop for Macのバージョン別にWindows 11をインストールする方法
Parallels Desktop for MacでWindows 11をインストールする方法を紹介します。MacがアップルシリコンMacかインテルMacか、Parallelsのバージョンが何かによっ...

メリット

  • Windows版のSteamを使うので、「① Mac版Steam」や「② GeForce Now」と比べて対応しているゲームが多い
  • 仮想環境アプリの中では、最も歴史と実績がある
  • M1 Macで使う場合には、競合アプリの中で最も対応が進んでいるので、一番オススメ
  • BootcampのようにMacを再起動する必要がない

デメリット

  • Windowsのライセンス費用がおよそ2万円かかる
  • Parallels Desktopアプリの費用が約9千円/買い切り or 1万円/年額かかる
  • そもそもMacではグラフィック機能が弱いので、グラフィック重視のゲームは厳しい
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⑤ VMware Fusion

公式サイト

Broadcom Inc. | Connecting Everything
| VMware 404

必要システム要件

  • M1 Mac/インテルMac
  • 64ビットのWindows 7以降

M1 MacでVMware Fusionを使う手順は、以下のリンク先をご覧ください。

M1 Mac対応VMware Fusionテックプレビュー版+Windows 11を使ってみた
M1 Macで仮想環境アプリ「VMware Fusion」を使い、Windows 11をインストールする方法を図解入りで詳しく紹介します。「VMware Fusion」も「Windows 11」も本来...

メリット

  • Windows版のSteamを使うので、「① Mac版Steam」や「② GeForce Now」と比べて対応しているゲームが多い
  • インテルMacの場合は正式版、M1 Macの場合はベータ版(テックプレビュー版)が無料で使用できる
  • BootcampのようにMacを再起動する必要がない

デメリット

  • Windowsのライセンス費用がおよそ2万円かかる
  • M1 Macの場合は、まだベータ版なので、安定性や操作感がまだ改良の余地あり
  • そもそもMacではグラフィック機能が弱いので、グラフィック重視のゲームは厳しい
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⑥ VirtualBox

公式サイト

Oracle VirtualBox

必要システム要件

  • インテルMac
  • 64ビットのWindows 7以降

メリット

  • Windows版のSteamを使うので、「① Mac版Steam」や「② GeForce Now」と比べて対応しているゲームが多い
  • インテルMacの場合は、正式版が無料で使用できる
  • BootcampのようにMacを再起動する必要がない

デメリット

  • M1 Macでは使用できない
  • Windowsのライセンス費用がおよそ2万円かかる
  • そもそもMacではグラフィック機能が弱いので、グラフィック重視のゲームは厳しい
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⑦ CrossOver

公式サイト

CrossOver runs the Windows software you need on Mac and Linux.
Don't buy a Windows license, don't reboot and don't use a Virtual Machine. Try a free trial of Cross...

必要システム要件

  • M1 Mac/インテルMac

M1 MacでCrossOverを使う手順は、以下で紹介しています。

M1 MacでCrossOverを使いMS-OfficeやJw_cadのWindowsアプリを動かしてみた
M1 MacでWindowsアプリを使うには、現時点では「CrossOver」というアプリを使う必要があります。このページではCrossOverのインストール方法と、広範囲でニーズが高いMicroso...

メリット

  • Windows版のSteamを使うので、「① Mac版Steam」や「② GeForce Now」と比べて対応しているゲームが多い
  • BootcampのようにMacを再起動する必要がない
  • Windowsのライセンス費用がかからない

デメリット

  • 他の仮想環境と比べると、安定性や互換性が劣る
  • そもそもMacではグラフィック機能が弱いので、グラフィック重視のゲームは厳しい
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まとめ

MacでSteamを使う方法を、いくつか比較しながら紹介してきました。

アプリやゲームのバージョンや、使っているMacの環境、さらにはユーザの感覚によって、ゲームの快適度は異なりますので、体験版(トライアル版)などが使える場合は、購入前に試すようにしてください。

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