Macの「ネットワーク環境」を自動切り替えするアプリ「ControlPlane」

アプリ「ControlPlane」のアイコン
この記事は約8分で読めます。

MacのWiFiの接続先によって、自動的に「ネットワーク環境」を切り替えてくれるフリーソフトの紹介です。
最新版が2017年5月リリースですが、M1 MacBook AirのmacOS 11.0 Big Surで動きました。

この記事は、次の方向けに書きました。

  • MacBook Air/Proを持ち歩いていて、WiFi接続先によって固定IPとDHCPを切り替えるのが面倒くさい人
  • 「ControlPlane」を使ってみたが、設定方法がよくわからなかったり、うまく設定できなかった人
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「ControlPlane」って、どんなアプリ?

Macの使用環境の変化をとらえて、自動的に割り振ったアクションを起こすアプリです。

今回の例でいうと、WiFiが特定のSSIDをとらえた場合は、事前に割り振った「自宅」や「出先」といったネットワーク環境に切り替える、といった使い方になります。

このアプリは非常に多機能で、AC電源接続/バッテリ駆動の切り替えや、外部モニターの接続、特定のアプリの起動など、色々な変化をとらえることができますが、説明が長くなるので今回は省略します。

 

それから、「ControlPanel」独特の考え方を最初に理解しておくと、この後で設定をするときにグッと楽になるので、ここで説明します。

アプリ「ControlPlane」の概念

「ControlPanel」では、まず①の「Evidence Sources」で、WiFIの近くにSSIDやバッテリ駆動などのMacの状態、言い換えるとイベントを検知します。

さらに、②の「Contexts」で、ラベルのようなものを作っておきます。

その上で、③の「Rules」で①のイベントと②のラベルを紐付けます。

紐付けの一例ですが、例えばSSID「Komeda_Wi-Fi」が近くにあるイベントを検知した場合、「コメダ」というラベルを紐付けます。

最後に、④の「Actions」でラベルにアクションを紐付けます。

この例では、「コメダ」というラベルに、【「コメダ」というネットワーク環境に切り替えなさい】というアクションを紐付けます。

 

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アプリのインストール

  • 以下のリンクをクリックして、アプリ開発元の公式サイトを開きます。

    https://www.controlplaneapp.com/
  • サイトが開いたら、サイトの右側の、以下の図で矢印が指し示してる見出し「Downloads」以下の、「ControlPlane 1.6.7」をクリックしてダウンロードします。

    ControlPlane公式サイトのダウンロードリンク

  • ダウンロードが完了したらdmg形式のファイルをダブルクリックして、中身を表示します。

    以下のように内容が表示できたら、飛行機のアイコンの「ControlPlane」アプリ本体を、右側の「アプリケーション」フォルダに、ドラッグ・アンド・ドロップします。

    「ControlPlane」マウントイメージ

  • マウントされているControlPlaneのdmgディスクイメージを、右クリックして表示されるメニューから取り出し(アンマウント)をします。

    アプリのインストールは、ここまでです。

    dmgをアンマウント

 

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アプリのセキュリティ設定

セキュリティ設定をする理由ですが、これを設定しないとWiFiのSSIDを検知できないからです。

具体的には、以下の「Rules」で「Add ‘Nearby WiFi Network’ Rule…」がグレーアウトして設定できなくなり、WiFiのSSIDで「ネットワーク環境」の自動切り替えができなくなります。

「ControlPlane」の設定

  • ここからは、アプリのセキュリティ設定をします。

    Finderを前面に表示して、「アプリケーション」フォルダの中の、「ControlPlane」をダブルクリックして起動します。

    MacのFinder

  • 初回の起動のときには、以下のようにファイルを開く確認画面が表示されますが、「開く」をクリックします。

    Macでファイルを開く確認画面

  • アプリが起動すると、以下の図のようにメニューバーに飛行機のアイコンが表示されます。

    Macのメニューバーに表示された「CControlPlane」のアイコン

  • アプリからWiFiのSSIDを参照できるように、Macのセキュリティ設定を変更します。

    以下のように、Macのメニューバーから「システム環境設定」を起動します。

    Macのメニューバー

  • 以下のように「システム環境設定」が開いたら、「セキュリティとプライバシー」をクリックします。

    Macのシステム環境設定

  • 以下のように「セキュリティとプライバシー」が開いたら、①まず「位置情報サービス」を選択して、②次に左下のカギ型のアイコンをクリックしてロックを解除します。

    Touch IDやパスワード入力の画面が表示されるので、画面表示に従って指紋認証やパスワード入力をします。

    Macの「システム環境設定」の「位置情報サービス」

    以下は、Touch ID認証画面です。

    Touch ID認証画面

  • 以下の図のように、①で右側のアプリ一覧から飛行機のアイコンを探してチェックを入れてから、②次に左下のカギ型のアイコンをクリックしてロックを掛けます。

    ロックを掛けたら、この画面は閉じます。

    セキュリティ設定は、ここまでです。

    Macの「システム環境設定」の「位置情報サービス」

 

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「ネットワーク環境」の自動切り替え設定のサンプル

ここでは、使い方の一例として「ネットワーク環境」が次の3つが設定されているものとします。

  • コメダ・・・DHCP
  • 自宅・・・固定IP
  • 出先・・・DHCP

Macの「ネットワーク環境」

 

以下からは、コメダのWiFiのSSIDを検知したときに、自動的に「コメダ」というネットワーク環境に切り替える設定のサンプルです。

  • Macのメニューバーに表示された「ControlPlane」の飛行機のアイコンをクリックして、表示されるメニューから「Preferences…」をクリックします。

    Macのメニューバーに表示された「ControlPlane」

  • 以下のように設定画面が表示されたら、「General」のタブで重要なところだけ解説します。

    • ①Enable automatic switching:自動切り替えを有効にします。チェックを入れて下さい。
    • ②Start ControlPlane at login:Mac起動時にアプリを自動起動します。チェックを入れて下さい。
    • ③Show … in statsu bar:メニューバーに表示するに内容ですが、わかりやすく「Context(名称)」か「Both(アイコンと名称)」がおすすめです。
    • ④Use a default context:デフォルトのcontext(名称)を設定します。

    「ControlPlane」の設定

  • タブの「Contexts」の解説です。

    アプリ「ControlPlane」を初回起動時に自動的に「ネットワーク環境」の名称を読み込んでいるはずですが、過不足があれば左下の「+」「-」ボタンで追加・削除します。

    「ControlPlane」の設定

  • タブの「Contexts」の解説です。

    WiFiのSSIDを検知して自動切り替えするには、以下の「Nearby WiFi Network」にチェックが入っていればOKです。

    「ControlPlane」の設定

  • タブの「Rules」の解説です。

    以下の画面では既にルールが設定されていますが、ルールの追加・削除・編集をするには、左下のアイコンをクリックします。

    「ControlPlane」の設定

     

    以下の図は、①でWiFiのSSIDの「Komeda_Wi-Fi」が近くにあった場合は、②のContextを「コメダ」に変更する、という意味になります。

    ちなみに、①のSSIDは現在接続しているSSIDしか表示されません。

    また、③のConfidenceはよくわかりませんが、とりあえず右いっぱいまでにしておきます。

    さらに、④のNegateは条件にあってない場合はルールに合致するという意味になります。

    たとえば、もしもここにチェックを入れると、SSID「Komeda_Wi-Fi」が近くにない場合は、Contextを「自宅」などに設定することが出来ます。

    「ControlPlane」の設定

  • タブの「Actions」の解説です。

    アクションの追加・削除・編集をするには、左下のアイコンをクリックします。

    ここでは、Context「コメダ」に紐づけて、新しくアクション「」を追加してみます。

    ①まず「+」ボタンをクリックして、表示されるメニューから②の「NetworkActions」を選び、③で「Network Location」を選びます。

    「ControlPlane」の設定

    アクションの設定画面が表示されたら、①で「ネットワーク環境」の場所を指定して、それに紐付けるContextを②で指定します。

    ③は、おそらく到着・出発時の設定だと思いますが、よくわらかないので「Both」にしておきます。

    以上が設定できたら、「OK」で保存します。

    「ControlPlane」の設定

     

    以下は、設定完了後のアクションです。「ControlPlane」の設定

     

    同じように、「自宅」のWiFiのSSIDを検知したときに、自動的に「自宅」というネットワーク環境に切り替える設定も作りました。

    「ControlPlane」の設定

かわうそ君
かわうそ君

ここまでの設定で、

  • コメダのWiFiのSSIDをつかんだ・・・「コメダ」
  • 自宅のWiFiのSSIDをつかんだ・・・「自宅」

と、ネットワーク環境の自動切り替えができるはずです。
なにか気になることがあったら、ページ下のコメントをお願いします。

 

このページの記事は、ここまでです。

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